こちらのラーメン店って、一体いつから営業されていらっしゃるのかしら?
わたくしが、まだ学生だった頃にも、この場所に存在していたような気がするの。
急な仕事のお使いで出かけた雨の大塚・・・
本来ならば人気のらーめん店を探してランチといきたいところだったのだが、
受け取った書類をもって出来るだけ早く会社に帰る必要があったの。
そこで駅前にある、多分20年ほど前に訪れた、こちらのお店へ。
今は多くの支店を抱えるようになった、ホープ軒は1938年に吉祥寺でその歴史をスタートしたそう。
東京豚骨醤油ラーメンの先駆けと言われる、この一杯。
今頂くと、随分とあっさりした印象だけど、昔初めてこのらーめんを食べた人たちは
随分と驚きを感じたんだろうなぁ・・・
多分豚骨ラーメンなんて食べたことのない人ばかりだったろうし、
当時の食べ物は全体的に薄味だったと推測されるわけで・・・
その濃厚さにびっくらこいたんじゃないかしら?
わたくしがオーダーしたのは中華そば(650円)
白濁したスープの中には細縮麺。
具材は豚肉、もやし、葱。
濃厚な味わいが好みのわたくしにとっては少し物足りなさも感じたのだけれど、
進化していく激しい競合の中で、長年愛されているお店でノスタルジーに浸るのも悪くはないかも・・・
細麺もカップ麺のような食感で、カップ麺のヌードルのお手本になった麺なんだろうなぁ・・・
と感慨深い歴史を感じたり・・・
きっとほとんど変化していないラーメンは昔の郷愁を得るタイムマシーンにもなるかも。
生姜焼きのようなルックスの豚肉は煮豚でもなくシンプルなもので
かえって、この飾りのなさが今食べると新鮮に感じたりもしたのです。
濃い味付けが好みのわたくしは、卓上にあった大量の唐辛子を振りかけてスープのインパクトをプラスしましたけれど。
そろそろラーメンを食べ終わる頃、
”よかったら使って下さい”
スタッフの方が差し出したのはビニール傘。
わたくしは傘を折りたたんで足元に置いていたので
”大丈夫です、持ってますから。”
そう答えたのだですが、急に降り出した雨に備えて、お客様に渡す傘を数本用意されているみたい。
こんな心使いも、昔ながらの人情なのかもしれません。
ホープ軒本舗 大塚店 (ラーメン / 大塚駅前駅、大塚駅、巣鴨新田駅)
昼総合点★★☆☆☆ 2.8
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