
小説の舞台になる直島がある香川県は2004年007を香川に呼ぶ秘密情報部を発足させて、映画化とロケ誘致を目指す署名活動を行ったそう。
香川県には007記念館なるものもあるらしい。
行ってみたいぞ・・・
まだこの映画化は実現されていないけれど、ぜひとも鑑賞してみたいもの。
オリジナルのイアン・フレミングによる007シリーズの小説は随分前に全部を読んだんだけど、
その後他の作家がシリーズを更新している新007についてはほとんど未読のままだった。
今回映画のノベライゼーションなんかも担当したレイモンド・ベンスンの筆による作品を何冊か楽しんだよ。
どれもオリジナルのボンド像を壊さないように留意されながらも、より視覚的(映画的に)描かれたスピーディーな展開。
そして今回ご紹介するこのお話はボンドが久しぶりに来日して事件を解決に導くというもの。
2003年に発表されたこの本、以前日本を舞台にした007は2度死ぬ は1964年の発表だったわけで
実に久しぶりの来日。
ってジェイムズ・ボンドはいったいいくつなの?
東京発ロンドン便の機内で若い女性が高熱を発して急死。
日本で製薬会社を営む彼女の家族もまた同じような症状で急死。
これが細菌テロ計画の序章だったわけね。
サミットの警護の任務もあり日本へ渡る007.
ここで懐かしいタイガー田中が登場!
やはりタイガーが出てくると映画で彼を演じた丹波哲郎を頭に思い描きながら読み進めてしまう。
そうなると当然ボンドもショーン・コネリーとなるわけで。
俺の中のベストなボンド役者はピアース・ブロスナンではあるが、
ピアースと丹波哲郎が一緒にいる姿はそうしても想像できん。
日本のあらゆる観光名所を巡りながらストーリーは展開していくわけで・・・
築地市場、代々木公園、新宿アルタ、鎌倉の大仏、札幌、登別、直島
などなど・・・
随分と日本について調べた上で書かれております。
今回の手ごわい悪役である吉田は三島由紀夫を神と仰ぐ狂信的な人物だったりするし・・・
とにかく頭の中で情景を鮮明に見ながら楽しむことが出来る冒険活劇でございます。
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