ほぼ終電に近かったんだけど、ほんのり赤ら顔のおじさんに思いっきりもたれかかって眠っている若い女性がいた。
彼は気恥ずかしいのか眠ったふりをしたりしながらも体を動かさないように注意している・・・
せっかく若い女性がもたれかかってきてくれてるんだもんね。
ただ、その喜びは表情に決して表さず、むしろたまに彼女の方を見て迷惑そうな顔を演出。
このよりかかっているのが男だったら思いっきり肩で押して反撃するもんね、普通・・・(俺もSOだけど)
そんな時に彼の手にしていた傘が目の前に転がった。
おじさんがつい手を放してしまったんだよね。
数秒の戸惑い・・・
やっちゃった・・・
ここで体を動かすと彼女の目が覚めて離れちゃうじゃん・・・
しまった!という表情を露骨に見せた後にゆっくりと傘を拾いましたが、
彼女は目を覚まし、体制をまっすぐに整えたんだ。
あーあと残念そうなおじさん。
傘を落とした不注意を後悔しているようだ。
こういう光景ってよく見かけるけど・・・
もたれかかられている男の表情観察しているとなかなか面白い。
男は動揺を表に出さないようにするから余計ね・・・
ラベル:そのままの君でいて