2022年04月17日

カジノ・ロワイヤル

カジノ・ロワイヤル(2006)

カジノ・ロワイヤル.jpg

アマゾンプライムでは007シリーズ過去の全ての作品を公開しています。
→ アマゾンプライム

それぞれの作品は何度も鑑賞しているのだけれど・・・
この機会に1作目から、順番にWATCHを初めてみました。
今回お紹介するのは第21作目。


(原題)Casino Royale
原作 イアン・フレミング
制作  バーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソン
監督 マーティン・キャンベル
脚本  ニール・パーヴィス、ロバート・ウェイド、ポール・ハギス
音楽 デヴィッド・アーノルド
出演 
ダニエル・クレイグ
エヴァ・グリーン
マッツ・ミケルセン
ジャンカルロ・ジャンニーニ
カテリーナ・ムリーノ
シモン・アブカリアン
イザック・ド・バンコレ
イェスパー・クリステンセン
イワナ・ミルセヴィッチ
トビアス・メンジーズ
クラウディオ・サンタマリア
セバスチャン・フォーカン
ジェフリー・ライト
ジュディ・デンチ


ダニエル・クレイグがボンドを演じた初の作品。

金髪のボンドは受け入れがたい・・・
映画公開前は、そんな声が多く上がっていたよう。
わたくし自身も前任のピアース・ブロスナンのボンドが大好きだったので・・・
金髪ボンド?
懐疑的な目で見ておりました。

公開になって映画館に鑑賞に訪問。
フレミング原作の007シリーズは、こちらが処女作。
※映画化権利の影響で、シリーズとしては今まで映画化出来ず・・・
デビッド・ニーブン主演の同名のコメディーが先に公開されました。

今までのシリーズの続きいの話ではなく、ボンドが00課に配属されてすぐの時代を描いた転換期とも言える作品。
殺しのライセンスを取得して、初めてKILLの体験を行ったボンドをオープニングでは白黒で描いています。

なんか名作映画のリバイバルを見ているみたい・・・

そのシーンの後に、お決まりの発砲シークエンスが映し出されるタイミングはシリーズ初の試み。

このシリーズで何度か作曲を描けているデビッド・アーノルドの書いた主題歌が流れるのですが・・・
従来なら女性のセクシーシャドーが主流だったのに、今回は新ボンドのグレイグとトランプカードをメインにした演出。
今までとは、かなり異なっています。

英国諜報部MI6の‘00’の地位に昇格したジェームズ・ボンドが、最初のミッションとして国際テロ組織のネットワークを絶つ任務を課される。
テロ組織の資金源であるル・シッフルと接触し、モンテネグロのカジノでル・シッフルと高額の掛け金のポーカー対決を開始する。



原作に基づいたストーリー展開はシリーズとしては久しぶり。
カジノでの賭けのやりとりが見どころだったりもします・・・
なので、ドラマとしてあ、とても魅力的だし、わたくしはあるレベル、この作品が好きなのですが・・・
アクションでエキサイトしたいFANには、そこは少し物足りなく感じたかも。

この作品からは、よりリアリティーにこだわるという声明がだされ、ボンドもヒーローではあるけれど・・・
1人の苦悩を抱える人間として描かれている。

愛する女性が出来て、仕事を辞めることも考慮する・・・
そんな感情を揺さぶる展開に力がおかれているので、過去のシリーズと比べるとアクションシーンの出番は控えめ。

拷問さえて苦悩の表情を見せるのも,死の恐怖を感じる表情も、すごくリアル!
でもね、グレッグ・ボンドのこれ以降の作品もそうなのですが・・・
爆発や危機が発生している現場で、労働者たちが、そのことを一切気にしないで通常に働いている。
主題歌後に展開された建設現場のアクションは見応えたっぷり(スピーディーすぎるので心に残らない部分はある)
なのですが・・・爆発や、崩壊が起こっても、労働者は何もリアクションせずに普通に働いているの。
この傾向はそののちも継続。
なんか、その些細なことを改善するだけで、リアリティーは圧倒的に強まる気がするのだけれど・・・
誰も気が付かなかったのかな?

アクションがスピーディーなのはリアルなのですが・・・
記憶に残らないという欠点もあったりするわけで・・・

後、シリーズの魅力って、過去と作品とつながっていたりすると思うの。
ボンドが任務経験を重ねて上司Mが変わったのに・・・
今回もジョディ・ランチがMを演じている。

ランチのMは最適任だとは思うものの・・・
今までの歴史を無視しすぎだとも思ったり・・・

ドラマの最後に、描かれた傷心のボンド。
このきっかけは、今後のボンドシリーズにつながるのですが・・・

グレッグボンドはシリーズの波を変えたといっていいでしょう!
その変化の好みは分かれるところだろうけれど・・・
興行成績は、相当によかったみたいですからね!

従来の007シリーズとは、かなり方向転換され、それは最新作まで受け継がれております。
以前から熱狂的に鑑賞してきたファンには、意見はわけれるところだと思いますが・・・
007と思わなければ、めちゃエキサイティングな作品でした”

作品中にでは、オリジナルのボンドテーマ音楽が使われていなかったのですが・・・
エンドロールで公開。
新たなボンドの物語が続くことをアナウンスしているのは、よく考えられています!



カジノ・ロワイヤル (吹替版) - ダニエル・クレイグ, エヴァ・グリーン, マッツ・ミケルセン, ジュディ・デンチ, マーティン・キャンベル
カジノ・ロワイヤル (吹替版) - ダニエル・クレイグ, エヴァ・グリーン, マッツ・ミケルセン, ジュディ・デンチ, マーティン・キャンベル 007/カジノ・ロワイヤル (創元推理文庫) - イアン・フレミング, 白石 朗
007/カジノ・ロワイヤル (創元推理文庫) - イアン・フレミング, 白石 朗



2,010年6月10日

「キールロワイヤルですね?」 東幹久のCM覚えている人いるかな?
あの飲み物すごく好きなんだけど、ショートカクテルじゃないといいのにって思う。

時間をかけないで飲むのに適してるドリンクがショートになるんだけど、俺すぐに飲むから ああいう強めのカクテル、ロングで出してくれる店があればいいのに・・・

わたくしマティーニが大好きなんだけど、このドリンクといえばJames Bond

スミノフのウォッカ買ったらおまけに007トランプがついてきよ。
ウォッカマティーニもうまいんだよね。
スタッフドゥ・オリーブはあんまり好きじゃないけど・・・

007の待望の新作”Casino Royale"を見た。

俺007大好きなんだ!新作を見るとき、EWFの新譜をはじめて聴くときみたいにアドレナリンがあがるもん。

今回はシリーズ21作目!
今回もやはりマティーニを飲んでるけど、オリジナルの配合。

ゴードンジン3 スミノフウォッカ1 キナ・リレノのベルモットを1/2.
Bondはこれに愛する女性の名前をつけて飲みほすんだ。
真似したみた・・・ゴードンがなかったから代わりにギルビー、キナ・レノの代わりにチンザノ・・・
スピッツを2種配合ってのは考えもしなかったけど、かなり美味かったよ!!!

イアン・フレミングの007としてのシリーズ第1作目のこのタイトルは過去に一度映画化されている。
1967年オールスターキャストでのパロディー映画。
Casino Royal(1967)


こっちはRoyalで今回の新作はRoyaleでeがついてるんだね。
それに新作はボンドが007になってばかりの話なのに対して旧作は007引退後の話・・・


今回のBOND役は俺の大好きなピアース・ブロスナンからダニエル・クレイグに変更。
今まで俺は知らなかった役者さんだけどNEWS記事とかで彼のLOOKS見て、これってBONDイメージ??? って疑問に思ってた。
金髪ってのもなんか違うしね。

だけど映画見はじめてすぐに彼の007としての魅力にはまっちまった。とっても野性的かつ人間味あふれる予想GUY。

今回はBONDが00の殺しのライセンスを取得したばかりの時期の物語なんだけど、
じゃあMがジュディー・デンチなのはおかしくないか?

ずっとMを演じてきたバーナード・リー亡き後、”For Your Eyes Only"では出張中になっていたが、その後ジュディー・デンチが就任。”今度のMは女だって?”って台詞も過去の作品にあったもんな・・・

背景も過去なの?って思ったら時代は現代。
過去に戻っちゃったら今後のシリーズ続けにくいから?

ボンドがタイムマシーンに乗るってのも興冷めだしね・・・
(MOONRAKERではSPYが宇宙で大活躍してたけど・・・)
今までの作品はいったんリセットして新たな新シリーズが始まるって感じみたいね?
過去の作品でBONDの結婚暦などマニアじゃないとわからない話題が出てくるのは奥深くて好きだったんだけどな。

前のMIVの日記にも書いたけど、やはりボンドも人間らしくなってる。
最初いきなりモノクロ画面からはじまる・・・渋い・・・
今まで全てのボンドシリーズを見てきたけど明らかに違う。
ボンドのキャラクターが24のジャックにちょっとかぶるけど、短気でまだ完成してない感じが面白い。

デビッド・アーノルドの背景音楽がなかったらこれ007?って思っちゃうかも・・・
前半のアクションシーンは信じられないくらい体を使った大危険アクション!目がまんまるになる・・・

だけど派手な爆発があったのに、その後も舞台の工事現場に普通にみんな作業をしてるってのは変だよね?

だけど今回は今までの作品と違って明らかにドラマが主体になっていてアクションシーンはさほど多くはない。

やっぱりボンドも人間になったのね。



すごくリアリティーを重視した映像。乱闘の後にボンドのシャツが鮮血で赤く染まるなんてことはかつてなかったし、
殺しになれて少しずつ非情になっていく感じもよく表現されている。
ラストシーンでお決まりの"Bond…James Bond"と名乗った後に初めてかの有名な007のテーマが流れるんだ。
このラストがボンドの007の始まりってことなんだろうね。
人間らしいボンドもいいね!次回作が今からどんな展開になるか楽しみ・・・
かなりお勧め!!!

PS ただし、従来の007のように何回見ても楽しめる映画ではないかも。
俺はDVD買って何回か見てるんだけど、いつも途中で寝ちゃうもん。
(今までの作品は何回みても楽しめたんだけどね・・・)

買ってみる?借りてみる?それとも見ない?






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