2007年12月09日

客観的な適正価格

麺徳.JPG
わが家のインターネットがつなげない時期があった。
コレガの無線ルーターを使用してから1週間後にまた繋がらなくなったのだ。
どこをどうやっても繋がらない・・・・・・
サポートに電話してもずっと話中・・・
購入したヤマダ電機にコレガから電話をもらえるよう依頼したのだが、いっこうに電話もかかってこない。

会社のネットでちょっと調べてみたら結構コレガって評判悪いのね。
商品価格はめちゃ安いんだけど・・使用できなくちゃ話にならなん。

それで諦めてヤマダ電機に返品。差額を支払って今度はNECのルーターを購入。

やっぱり設定は難しかったんだけど日曜もやってるサポートに電話して1時間半もかけて開通いたしました。
ちゃんとサポートがしっかりしてるメーカーっていいね。感謝感謝。


前の記事でも紹介したけど、ネットで気になっていたラーメン店に行った時の話。

上野駅から徒歩約8分程度の”麺徳

二郎系の店で小ラーメンの価格が550円!
2時頃に入店したのだが、カウンターはいっぱい。
野菜大盛りにしますか?と聞かれ、もちろん”お願いします”と回答。
で登場したのが、上の写真!これで小ラーメン・・・・・・

野菜だけを食べ進みやっと、麺に辿り着く。
麺は二郎系にしては細めの平打ちタイプ。
感触はちょっと柔らかすぎかな・・・
スープも甘いながらも濃度が薄すぎな印象。
豚肉はでかいのが3,4枚は入っていた。
味としては絶賛するほどでは全然ないのだけど、この値段で気持ち悪くなるくらい腹いっぱいになれるってのは
得した感満載だね!
この店が職場の近くにあったら、きっと通うだろうな・・・

ここで重要なのは値段設定!
きっとぽっぽ屋と同じ700円だったらきっと客数は全然違っていると思う。
この金額でこの質(量)。
それが今までの自分の経験で蓄積されたデータの比較で味の評価をするのだ。

マックのハンバーガーは80円でこの金額ならすごい美味しい!って俺は思うけど、これがもし400円だったらまずい!ってきっと頭にきちゃうんだろうな。
チーズバーガーが100円なのにチーズダブルバーガーは250円・・・100円のを2個買って重ねた方がいい気はするけどね。
前にお台場行った時に食べた徳島ラーメンがめちゃ不味かっんだけ、
結構値段高かったんだよね!少量で900円位・・・

あれがもしびっくりらーめんと同じ金額だったら、美味しい!って思ってたかもしれない。

もちろん、どんなに安くてもその値段でも必要とされなかったらもう手の打ちようがないんだけどね・・・

”客観的に言うとさ・・・”
この前部の飲み会の後の3次会の居酒屋で同僚と仕事話バトルしてた時に彼はそう言ったんだけど・・・
客観的って何?
”他にもそう言ってる人いっぱいいるしさ。”

俺、客観ってないんじゃないかと思うんだよね。
的がつくことによって曖昧になるからそれはそれでありなんだろうけど。
というのは、どんなに周りにデータがあって、いろんな人の意見があったとしても、
最終的に結論を出したり、意見をまとめる時に自分固有の考え方が影響すると思うんだ。

つまり、10人が言ってたから客観なのではなくて10人の主観。
数多くのデータを分析しても最後にはどこかで人の主観って入るじゃない?

相手がどんなことを考えているか、また感じているか・・・その正確な部分については決して理解出来ない。
目の前にいる人や、TVの芸能人が実際の生活を送っていて、もし俺が彼だったらって考えると、すごく不思議な気がするもん。
自分とは生活も考えも思考も何もかも違う人たちの全てが主観を持っている。

1つの物事に対して抱くイメージは各人様々。
しかし、そんなこと考えていたら非常に話しにくいし、同情も抱きにくい。

シンプルなものに関しては、自分のイメージと相手のものは同じと見なす。
例えば俺が見る黒いモノ。

俺はずっと昔からこれが黒と思って生活してるけど、他の人の瞳を通すと、実は俺が思い込んでる赤なのかもしれない。

それをずっとその名称で指定することで、相手との違いが例えあったとしても、不都合は生じないのだ。

俺が聞いている音楽!音階にしても微妙に違う風に聞こえてるかもしれないし、楽器の音色だって人それぞれ体に
完備しているスピーカーが違うわけだから全く同じように聞こえていることはないだろう。
自分以外の情報の全てを正しく把握するのは不可能だから客観的って難しいと思うんだよね。

同じように絶対!ってのも誰がそんなこと言い切れるの?って思っちゃうんだ。
絶対的評価なんてありえないんじゃないかな
何かを考える時に必ず頭の中で他の似た事象と比較しちゃうし。
生きてきて比較する対象があるからこそ、より失敗のない選択肢を選べる可能性も高くなるわけだしね。
今年度の会社の業績は去年と比較して伸び率だすし・・・(去年とは状況が違うのに)
昼食に何を食べようかと考える時も、頭の中でいくつかの候補を消去していって決定ボタンを押す。

企業が商品の値段を決める際にも市場でその競合商品がいくらで売られていて、いくらなら消費者は買うのかって調査が必要になるわけじゃん?

それがいろいろなマーケットのデータを参照して検討した上での大多数の主観ってことになるよね。
そして企業が生き残るためには競合と徹底的に比較した上での差別化が必要。
値段の納得には他と比較した際のそれなりの質と個性が必要・・・

それがないと、他社より安い!(安いだけ)を売りにするしかない。

結果、自分の会社の利益率を落として自分たちの業界の足を引っ張ることになるんだ。
posted by Kaolu M at 19:22| Comment(0) | TrackBack(1) | Kaoluのあるある文化講座? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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