高齢者の運転による悲惨な交通事故が増えています。
最近は、あまり報道ではみかけなくなったけれど・・・
少し前には、高齢者は運転免許は返納すべきだし、家族もそれを勧めるべき。
そんな風潮が大きくなっていたし、都会の隅っこで暮らしていたわたくしもSO賛成していました。
昨年6月に離婚して、実家の金沢に移転、さらに、今年から訪問販売の会社に就職したわたくし。
自らの意思とは異なり、毎日のように会社保有の軽自動車を運転しているの。
金沢市内に住むわたくしでも、車がない不便は十分に感じている。
病院を訪れる際にグーグルマップで、所要時間を検索すると、車で移動した際には16分で到着出来るのに、
公共交通機関を使用するとなると、70分程度。
さらにバスの本数は1時間に2本程度しかないから、13時の診察予約時間に間に合わせるためには、さらに数十分の前倒しが必要となるの。
市内なら、まだしも、最近石川県の加賀市だったり、富山県の市外を仕事で訪れる。
大きな家が多くて、ほとんどの家庭が家の前に、数台分が停車出来る広いガレージスペース。
そこだけ見ると、すごく裕福な家庭だけど・・・
これらの地域は、バスもなかったり、移動手段は車しかないのね。
なので、1人に1台車が必要。
一番近くのコンビニに行くにも車で10分以上・・・
しかも、仕事のアプローチで訪問させて頂いたお宅の中には高齢者だけで、生活されている方も多いのです。
中には80代一人暮らしなんて方も、珍しくはありません。
そんな方が必須の車の免許を手放したら、生活なんて成り立たないのです。
わたくし自身、都心と、田舎との差が、こんなにもあることは今まで実感していませんでした。
よぼよぼのじいちゃん、ばあちゃんも北陸では運転しています。

でも、それは生きるために必要なこと。
さらに、石川、富山の市外住居地には、ほとんど、明かりもない。
県の予算が都会のように多くはないことが予測されますが・・・
この状態で事故が起こらない方がおかしいし、エリア単位ではなく、日本国として、もっと平等で安心な生活を目指せないものなんだろうか?
そんな風に感じます。
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