薄暗いスクランブルの交差点。
歩道車用の信号が青を示したので、わたくしは横断歩道を渡り始めました。
1/3ほど歩き進めた際に、左側から近ついてくるワンボックスカーがあったの。
急ブレーキで停止するかと思い切や、ブレーキをかけることもなくわたくしに衝突。
激しく体を車体に打ち付けてから、道路に投げ出されました。
車と衝突なんて体験は初めてだし、本当に驚きました。
頭は強く打ったものの、硬いアスファルトの地面ではなかったのが、よっかったのか、意識ははっきりしています。
ただ、脚や腰、背中など全身に激しい痛みがあって、地面にうずくまった。
しばらくして、少し離れたところに停車したワンボックスカーから2人が近ついてきた。
40代の男性と、その息子と思われる高校生くらいの男性。
”すみません”
話しかけてくる男性に思わず
”信号見てなかったんですか?”
そう文句を言いました。
”すみません。救急車を呼んだ方がいいですか?”
そういわれたのですが、まだ仕事が残っていたのでいったん拒否。
連絡先だけ交換して彼は帰ろうとしたのですが・・・
コートの中にあったバッテリーはないし、充電用のケーブルも大破。
着用していたスーツもボロボロだし、何より、この痛みが治まるかどうかも不明。
しばらく、地面に座り込んでいたのですが、彼らの乗っている車によろよろと近よった。
多分彼らも、うずくまっている被害者を残して立ち去ることを躊躇していたのだと思う。
事故があった記録を残した方がいい。
わたくしはそう考えたので、彼の車で交番に移動しました。
お互いに事情聴取を受ける。
運転者は、その前にいた2代の左折者に気を取られて、横断歩道に歩行者がいることを見落としたようです。
”いったん精密検査を受けた方がいい。明日急変することがあったら、お互いこまるでしょ?”
巡査にそういわれて、会社に電話して許可を受けた上で、その夜の予定はなかったことにして到着した救急車にのって病院に向かいました。
体中がいたいけれど、これが、もっとスピードが出されていたら、命がやばかったんだろうなと考える。
救急車走行中に救急隊員の方から、いろいろな体のチェックを受けながら、金沢医科大学病院に到着しました。
強打した際には、首を動かすのは絶対だめなんだそうで、首を固定されて担架にのせられたまま病院内を移動。
なので、ずっと数時間天井しか見ていないのよね。
レントゲン、CTスキャンを撮影した後に触診。
3時間くらいで診察が終わりました。
肋骨が1本折れているのと、背中の痛み個所から背骨も1本カットされちゃったみたい。
医師には、入院を勧められたけれど、携帯のバッテリーがきれそうで、充電する方法がなく、誰とも連絡がとれない状況だったので断りました。
病院を後にしたのが21時40分くらい。
わずかなバッテリー容量でグーグル検索するも、家に帰るための次のバスは翌朝6時。
バッテリーがあれば、徒歩2時間ほどかけて歩いても帰れるのですが・・・
マップをみれないなら方向音痴なわたくしには不可なわけで・・・
道路にも、タクシーは全く通らない。
タクシー会社に電話するも、1時間以上到着までにかかりますとのこと。
帰れない・・・
15分程歩いて病院に引き返しました。
守衛さんを見つけて助けを求めたの。
職員の方なら、どこのタクシー会社が近いかは把握されているし。
事情を話して、電話してもらいました。
10分位で到着します。
タクシー代は3500円かかったけれど、20分かからずに家にたどり着いたスピーディーさにびっくり。
本日朝は、痛みがかなり激しかったので、今日は会社をお休みしたけれど・・・
午後の今の時間、全身の痛みは、かなり薄らぎました。
朝は立ち上がるのも大変だったのに、今は、かなり楽になりましたわ。
7つのケースでわかる! 交通事故事件 ミスゼロの実務 - 稲葉直樹, 石濱貴文, 古郡賢大, 井上陽介, 塩田将司
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