2021年12月01日

本気匠105

本気匠105(新宿御苑前)

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会社がある新宿御苑前駅の前で出勤の際に告知用のティッシュを受け取った。

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匠104からレベルアップ!
GRAND OPEN
このチラシをお持ちのお客様限定
100円にてご提供!


近くのラーメン店がリニューアルするのね!
100円割引で食べられるのね?
そう最初は受け取ったのですが・・・
小さな紙きれを再度見直してビックリ!
100円にてご提供?
つまりらーめんが100円で頂けるということですわよね?

期間はグランドOPEN初日の11月29日から12月3日まで。

昨日たまたまアポがなく、昼間この店の前に行ってみたら・・・
20人以上が列をなしていてギブアップ。
ちなみに店先にも、100円キャンペーンは大きく謡っているので、前述のチラシを持ち合わせていなくても、来客全員が対象。

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それはそうよね。
チラシ持っている人だけなんていったら、きっと暴動が起きる。

昼休みの50分間で店内に入って食べ終わるのは不可能と判断しました。

そして本日。
水曜日はノー残業デーとして頂いているので・・・
18時45分に会社を出て、こちらのお店へ。
営業時間は20時までと記載されていたから、今日じゃなきゃ無理だったんです。

既に27人の大行列。

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少なく見積もっても1時間は寒い風にさらされながら待つことになります。
だったら、普通のお値段になってから・・・
とも考えたのですが・・・

久しぶりに目撃した大胆なキャンペーン。
是非ともブログにアップしたいという意向もあったのです。
列の最終尾に並びます。

ちなみに、こちらのお店は11月前半までは匠104という屋号で営業していて、それなりの人気店だったようね。
新たに製麺機を導入して、味をリニューアル。
数日前にオープンという流れになった六本木の人気中華料理店、隼(とし)の吉田隼之シェフ監修のお店なんだそう。
並んでいる間に情報をチェックしました。

104と書いてとしと呼ばせていたそうだけれど・・・
105はなんて読むのかしら?

それにしても列は短くならない。

15分程待った頃にスタッフの方が並んでいる人数をカウント。
わたくしから3人後ろの方が最後のお客様と判断されました。
麺終了しました的な看板を置くスタッフ。
その後も多くの方が訪れて、その案内を見て残念そうに引き返していく。

それにしても列は短くならない。
ラーメンって、食べるのに多くの時間を要することはないので・・・
提供時間がスピーディーではなんでしょうね。

1時間経過した頃に、やっと5人目というところまで店頭に近付いてきた。

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そこから、さらに20分。
20時15分に入店を許されました。

他の方もそうだったように正面でお店の写真をパチリ。
観光スポットのようです。

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その前に女性スタッフが

”細麺が売り切れで、太麺しかないんですけれど、よろしいでしょうか?”

ここまで、待って、その選択が気に入らずに帰る人はいないよね?
それに、わたくしは断然太麺派。
逆じゃなくて、よかった。
ただ、SNSに投稿されている写真を見ると細麺を食べている方の方が大そうにはお見受けします。

席は、白いカウンターに赤い椅子のみ。
8〜9席位かなぁ?
飛沫対策シートなどは存在しないけれど、隣の客とのスペースがかなり離れているので、安心して食事が出来そうです。

多分コロナ前だったら、今の3倍椅子はおけそうだったもの。

メニューは2種類。
濃鶏湯麺 と 坦々鶏湯麺。

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わたくしは前者をオーダー。
どちらもキャンペーン期間中は1コインなのですが・・・
その後いくらで販売されるのかを知らせていないところが、また上手なところ。

わたくしが食べたの、いくらの商品だったのかしら?
なんか気になっちゃいますよね?

さて、予測通り、席に座ってからも待つ時間は結構ありました。
いっぺんに調理するわけではなく、ほんの数人分を丁寧に調理していっている印象。
これは手間がかかりそうです。

待っている間に卓上の情報をチェック。

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味が濃くたんぱく質量が多い小麦粉をベースに、香りのブランド小麦をブレンド。

スープ
鶏とアヒル限定で仕上げる鶏白湯は約8時間火にかけ1/3まで煮詰め、そこにフォアグラを添加。

卓上には、醤油、ラー油、黒胡椒、フライドオニオンがスタンバイ。

着席してから、約15分後、待ちに待った商品に出会えました。

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平めのお皿に乗せられてサーブされる丼は高級中華料理店みたい・・・

ブラウンのスープの中には太めの平麺。
その上には大きめカットの鶏チャーシューが2枚、半熟味玉ハーフ、もやし、ほうれん草、メンマ(?)

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では、まずはスープをレンゲで口に運んでみます。
濃厚な鶏の旨味を存分に感じるものなのですが・・・
それだけではなく、とっても個性的なのよ。

ほんのり酸味と苦みがあって、くせが強いのです。
こんなスープに出会ったのは初めて。
多分最後に配合しているフォアグラの効果でしょう!

嫌いな方も、中にはいらっしゃるとは思うのだけれど・・・
わたくしは虜に・・・
美味い、うますぎる!

そして、麺は噛み応えがありながらももちもちしていて・・・
しっかりと濃厚スープを絡ませてくれるの。

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ちなみに次に齧ったチャーシュー。
これも独特なんですよね。

待っている間調理されているスタッフを眺めていたのですが・・・
なんで、生の鶏肉、今スライスしているの?
これから火を通すの?
そんな疑問が・・・

多くの方は低温調理と表現されているので、そうなのかもですが・・・
わたくしは新鮮な生の鶏肉を表面だけスープの温度で温めたものではないかと推測しちゃうの。
食感はコリコリ。
表面以外は完全にレアな状態で、ラーメン鶏としも初の出会い。
※ ただ、わたくしは生っぽい鶏肉は好みではないので・・・
そこが唯一最高評価にしなかった理由です。

ただ新鮮な鶏肉を使用しないと出来ない手法なので、素材にも相当こだわっているのがわかる・・・

味玉子も、特別な仕様で漬けられているようで、半熟黄身の旨さと、スパイシーで香ばしいテイスト。
こちらも、リピートしたくなる逸品。

フライドオニオンやラー油をプラスすることで、微妙に味変も楽しめるので・・・
とにかく、また味わいたい!

実は、わたくし100円で提供して、その後例えば、900円になった時に・・・
リピートを獲得出来るのは、相当に味が受け入れられなければできないこと!
そんな風に考えております。

今は亡きマーケティング界のグル、ダン・ケネディーが下記の書籍で語っているように・・・
新聞やチラシに費用をかけるより、飲食店ならタダでお客に味を知らせた方がいい!

ダン・ケネディが教える小さな会社のためのマーケティング入門 
→ http://kaolianmarket.com/k/dpjj8gc0
※定価3800円のマーケティングバイブルが期間限定で無料!

でも、そのためには、お金を払ってでも(もっと払ってでも)訪れたい!
そんな魅力が必要。

こちらの店舗は、しっかりと、その実力を理解した上でのキャンペーンなんだなぁと納得しました。

通常営業になっても、時々は訪れたお店。
そんな認識を本日刻み込みましたわ。

店を出た後も、ブログ記事文章を考えていると、唾液が止まらなくなり・・・
明日にでも食べたい衝動にかられました。


本気 匠105ラーメン / 新宿御苑前駅新宿三丁目駅四谷三丁目駅

夜総合点★★★☆☆ 3.8





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