たまたま座ることが出来た帰りの電車。
目の前の男女が、わたくしには羨ましく見えたの。
白髪の男性は50代後半くらいなのかなぁ?
向かって右側の女性は黒髪でマスク着用のため、はっきりとは年齢を特定できなかったのですが・・・
明らかに男性よりも年下。
彼女は、男性に体を近付けながら、話しかけている。
仲のいい親子!
そんな風に私の眼には映った。
でも、男性は、返事をすることもなく、目も合わせない。
娘と、そんなに仲良く出来るのは、うちではないことなので・・・
こう思った。
なんで、娘が話してくれているのに、無視しているの!?
でも、数分後、わたくしの見解が間違っていたことに気付く。
女性は男性の半そでの肘あたりをしっかりとつかんで更に体を密着させたの。
夫婦だったんですね!
齢が離れた奥様・・・
羨ましい限りです。
でも、それにしても、返事位してあげないと可哀そうじゃん!
しばらく、気になって、こっそりと2人の様子を観察していました。
その間、男性は一度も女性の顔を見ることはなかったし、
会話をすることも皆無。
それどころか、男性は、ドア近くのシートエンドに彼女を避けるように移動。
彼女は、後ろから、彼の肘近くを握る。
この2人、初対面なんだ!
やっと不自然な状況を理解しました。
多分男性は相当戸惑っていたはず。
理由はわからないけれど・・・
その女性に気に入られたのか、人違いされたのか?
とにかく、一方的に接触されてしまっていたわけね。
自分より、かなり若い女性が、そんな風に接近してくれるのは、
能天気に想像すると嬉しい気がするけれど・・・
やっぱり、当事者になったら、ちょっと怖いんだろうなぁ・・・
ほんとうにあった怖い話「年上の彼女」 - 水越朝弓, 菊池正和
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2020年12月03日
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