蒲田にも麺屋武蔵の支店があることを存じ上げませんでした。
仕事で訪れた蒲田で、見つけた、こちらのお店。
発見当日はランチを食べた直後だったので・・・
次回蒲田に訪れる際には必ず・・・
そう決めていたのです。
今までにはない麺屋武蔵テイストみたいだし。
その時がやってきました。
下記がホームページに記載されているお店の紹介文。
「背脂の新しい形を求めて」既存にある背脂ラーメンの概念を根底から見直し、ブラッシュアップさせました。
麺屋武蔵オリジナルの背脂らー麺を是非ともご賞味下さい。
尚、日によって背脂の産地が変わります。豚さんが変わる事によって背脂の味も変化して参ります。
何度も足を運んんでいただく事によって、背脂の違いも楽しむ事が出来ます。
背脂に目をつけた麺屋武蔵って結構意外だったのです。
ただ、食べログ評価は他のお店程は高くなく・・・
大きな期待は抱かないまま入店。
ちなみに店の外には、こんな案内板が・・・
本日の背脂
山峰豚
臭みがなくキレイな味わい。
この豚が、どんな種類の豚さんなのかは全く私にはわかりませんが・・・
今日の背脂を提示しているお店は初めてです。
午後3時過ぎだったこともあって、先客は1名のみ。
大人気店の支店としては、ちょっと寂しいですよね。
カウンターは1人づつにアクリル板が、ちゃんと設置されています。
油滴らー麺 醤油 (800円)の食券を購入。
麺硬めで依頼致。
カウンター席と厨房を仕切る低い壁には、コロナ感染対策のお願い。
赤バックに白文字は、卓上調味料お求めのお客様はスタッフまでお声掛けください。
調味料何が用意されているのか気になる・・・
さて、厨房では、麺が茹で上がり、わたくしのオーダーの最終段階が進んでいるよう。
スープに麺を入れて、トッピングを配置。
その後に、大きなプッシャーで大量の背脂を丼の上に回しかけてサーブド。
一見すると、よくある背脂 チャッチャ系のルックスではある。
”卓上調味料頂けますか?”
”何がよろしいですか?”
”何があるんですか?”
いや、その質問のためには、説明かいとけよ!とやっぱり思いましたが・・・(笑)
用意されているのは3種類。
七味ラー油、ニンニク油、ペッパー。
”全部下さい!”
そう依頼したらペッパー以外は、既に小皿にプリペアされているようで、すぐにサーブされました。
ブラックペッパーはミルで・・・
では、まずはレンゲでスープを・・・
背脂の甘さが醤油スープに溶け込んでいるのですが・・・
全然しつこくないの。
上質な背脂は、本当にその個性だけでスープを変化させるのかもしれない。
初めて、そんなことを思いました。
こんなにも背脂がオンされているのに、上品で優しいお味なんです。
記載を忘れていた。
トッピングは豚チャーシュー、メンマ、葱、そして大量の背脂。
メンマはシャキシャキで、豚チャーシューは箸で掴むのが困難なほろほろ具合。
でも、しっかりお肉の旨味を残しているの。
さらに、手もみ風の麺。
押しつぶされた部分があって、麺の表面積が違うことから、食感に変化が生まれて・・・
めっちゃイケメンなのよ。
背脂系で、このスタイリッシュさ。
ちょいと感動すら覚える体験。
オリジナルのテイスティングが終わった後に・・・
ブラックペッパーを大量に追加。
わたくし黒胡椒が本当に本当に好きなんです。
そして、まずはニンニク油。
背脂系にはベストマッチングなインパクトが追加されます。
しばし、食べ進んで、七味ラー油をイン。
この調味料を加えることで、がらりとスパイシーな印象に変化。
この変身後のお味も大好き!
食べログでの評価が、他のお店より低めだったのは・・・
今までの麺屋武蔵路線とあまりにも異なっていたからじゃないかと、わたくしは推測します。
背脂おしのラーメンって、ジャンクな感じが一般的にはするけれど・・・
実は重要なエッセンスである背脂に、めっちゃ敬意を払ったのが・・・
このお店のコンセプトなわけで・・・
わたくしは、相当に気に入ったし・・・
他の背脂で、どんな風に味が変化するのか?
体験してみたくなりました。
背脂が好きじゃない方にも、ぜひ試してもらいたい逸品です!
麺屋武蔵 武滴 (ラーメン / 蒲田駅、蓮沼駅、京急蒲田駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.4
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