そんなにめちゃ混みなわけではないけれど・・・
3人掛けのシルバーシートに60代後半と思われる女性が2人、20代に見受けられる男性が1人座っていたのね。
開いたドアから乗り込んできたのは・・・
背中に野菜をインした風呂敷を背負った80代くらいの女性。
深くお辞儀しっぱなしのような80度の傾斜で車内に訪れたの。
彼女はシルバーシートの方向へと進む。
先に座っていた60代の女性が
”代わりましょうか?”
2人がそう言って席を立った。
仲良しのばあちゃま2人の話し合いで1人が元の位置に戻る。
その後、譲ってもらった、ばあ様と、譲ったばあ様たちとの世間話が始まり・・・

わたくしが気になったのは、その隣に座ってた黒いマスクの若い男性。
眠っているわけでもなく、隣のLADIESの話は聞こえてきただろう・・・
もちろん彼のことを悪く言うような、そんな変な人たちではなかった。
でも、わたくしは彼の意心地の悪さをとっても想像したの。
なぜ、俺は先に席譲らなかったんだろう?
隣の老女に席譲られたら、もう今さら俺が席譲るのも遅いよな・・・
今さら眠ったふりしても遅い?
周囲の人たちは、きっとなんで、となりの老女に席を譲らせて、若者は、そのまま座っているんだろう?
そんな風に俺は見られているんだろうな・・・
葛藤と後悔が、きっと頭の中を駆け巡っていたはずなの。
こんな状況で、この心地の悪さを感じない人なんて、めったにいないよね?
確かに席を譲るというのは、少しばかり勇気のいる行動。
だって、見た目にかかわらず、自分は若いと思っている人に
座って下さい!
そういって、”失礼な!”と怒られた友達を知っているから。
わたくし自身も席を譲った際に・・・
”いや、いいです。”そう拒否されたことがあって・・・
譲らない方がよかった?
そう感じたことも・・・
でもね・・・席譲ってほしい人って見てるとめちゃくちゃ簡単にわかるから。
でも、譲って当然!
そんあマナーのない老人が多いのも確か。
※そんな害には譲りません。
ちなみに、席譲ってほしいシール。
そして席譲ったスタンプラリー。
こんなツールがあれば、もっと楽しく電車内コミュニケーションが取れる。
そんな推測をするのは、わたくしだけなのかしら?
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