半沢直樹は今日が最終回。
終了してしまったら、相当にロスを感じそう・・・
半沢直樹の原作者、池井戸潤氏の他の作品。
AMAZONプライムで見つけました。
しかも、監督は半沢直樹の演出を行っている福澤克雄氏!!!
正直、内容をまるで予習しないまま見たので、怒涛の展開に驚きましたわ!
NHKの土曜ドラマで2013年に全4回で放映されていたそうですが。
そこはノーチェックだったわけで・・・
本当に見応え十分な濃厚MOVIE!
中堅電機メーカーで起こった不祥事に巻き込まれていく社員たちを描く群像劇。
やる気のないベテラン社員をコアに、人事といるサラリーマンにとっては、抗えない左遷が繰り返されるわけなのですが・・・
最初は、なぜこれらの判断が行われたのか?
原作を読んでいないわたくしのような視聴者には謎だらけ。
その理由がわかっていくと、今まで見つめていた人々が違う風に見えてくるわけで・・・
ミステリーとも言える戦いのドラマ。
半沢直樹ほどの熱量はないけれど・・・
過去に不正に目をそらした、主人公が同じ過ちを繰り返さない。
強い後悔をバックボーンに大組織と戦う主人公。
こんな人がいれば、多くの企業で行われている不正は激減するのかも。
その過去に商品を納品した先が・・・
今、半沢直樹の舞台となっている帝国航空だったんですね!
わたくしも、10年以上前に正社員として働いていた読売PRという会社でも・・・
目をつぶらなくてはいけないことがありました。
この映画のように利益を得るために、不正を行ったわけではなく、大きな物流を遂行するために、追加の準備をしなかったために実施出来なかったタスク。
以前電通でも、そんなことがございましたが・・・
受注した仕事が行えなかったのに、それを隠して通常通りに請求したということ。
さすがに今の時代は、こんなミス隠しは随分と減っているとは思いますが・・・
今でも存在していると思うし・・・
会社が、正義!
上長から、この案件は社外秘で!
そう言われると、何も真実が言えなくなるのが日本人の特徴なの。
この映画でも、主人公が語っています。
日本の企業の常識は、一般の常識とは異なっている。
他の国の人なら、そんな会社は辞めるのだろうけれど・・・
DNAに侍スピリットを持ち合わせているのか?
会社を必死に守ろうとする。
この意見には、わたくしも深く共感しました。
自分の利益を守るために人を危険にさらす人。
形を変えているかもしれませんが・・・
今でも星の数ほど存在します。
でも、この主人公のように、見て見ないふりをしない!
そんな人が増えることを望みます。
それにしても、この映画の出演者
めっちゃゴージャスなんですね!
さらに、池井戸潤ドラマファン(もちろん原作も大好きです)にとっては、おなじみのメンバーが勢ぞろい。
日曜劇場の池井戸潤ドラマに出演した名優たちが多数参加しているの。
北王子欣也さんなんかは、中野頭取?
とちょい勘違いしてしまったほど。
本当に重厚なストーリーで、日本のサラリーマンのリスクを気付かせてくれる反面教科書でもある。
ぜひ、鑑賞していただきたいわぁ・・・
アマゾンプライムで検索してみてね!
監督 福澤克雄
脚本 丑尾健太郎
李正美
原作 池井戸潤『七つの会議』
出演者 野村萬斎
香川照之
及川光博
片岡愛之助
音尾琢真
藤森慎吾
朝倉あき
岡田浩暉
木下ほうか
土屋太鳳
小泉孝太郎
溝端淳平
春風亭昇太
立川談春
勝村政信
世良公則
鹿賀丈史
橋爪功
北大路欣也
七つの会議 - 野村萬斎, 香川照之, 及川光博, 片岡愛之助, 北大路欣也, 音尾琢真, 藤森慎吾, 朝倉あき, 岡田浩暉, 木下ほうか, 吉田羊, 土屋太鳳, 小泉孝太郎, 溝端淳平, 春風亭昇太, 立川談春, 勝村政信, 世良公則, 鹿賀丈史, 橋爪功, 福澤克雄, 李正美, 丑尾健太郎, 伊與田英徳, 藤井和史, 露崎裕之, 川嶋龍太郎
半沢直樹 -ディレクターズカット版- DVD-BOX - 堺 雅人, 上戸 彩, 及川光博, 北大路欣也, 香川照之
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