2020年04月17日

誰かが見ている

東京都を訪れたことのある皆さん。
こんな注意文見かけたことがありますよね?

IMG_9213.JPG

誰かが見ている

ゴミのポイ捨てを減らすために作成されたもの。

上記の画像は喫煙所に設置されたものだけれど・・・
写真じゃなくてイラスト版でも同じ警告文章を使用しているものもあります。

こちらは一般的なごみ捨て対策用。

ごみを捨てるのは止めましょう!
あなたの行為見られていますよ。


こんな説明が掲げられていました。

ゴミは必ず持ち帰る。それには理由があります。

地域の皆様のご理解で設置した、このスペースを存続させるためです。
お互いにマナーを守り、この大切な喫煙スペースを美しく守っていきましょう。


このコピーに違和感を感じるのは私だけなんでしょうか?

随分前に体験したことだけれど・・・
こんなエピソードを思い出したの。

狭い車道脇の通路前に、お母さんと幼稚園児の息子さんが歩いていたの。

子供は道をくねくね歩いていて、私は追い抜けない状態。
それに気が付いたお母さんが息子に注意した。

”ちゃんと、まっすぐ歩かないと、怖いおじさんに怒られるよ!”

わたし、怖いおじさん・・・・・・?

その怒り方は違うだろう!
と思ったのだけれど・・・

このポスターの表現にも同じようなニュアンスを感じるのね。

誰かが見ている!
だから、止めなさい。

なんか随分とレベルの低い相手に向かっての注意。

本来はなぜ、そうしちゃいけないのか?
お母様は説明して、正すべきだと思うの。

じゃないと、怖いおじさんがいないとマナーを守らなくてもいい。
そんな習慣が身についてしまいますからね。

誰かが見ている!

じゃなくて、あなたの家にゴミを捨てられたら?
考えたら、わかりますよね?

こっちのアプローチの方が私は正しいと思うのです。


ただ、コロナウイルスが蔓延して自粛要請される中でも出かける人がいる。

やはり多くの人々にとっては罰則がないと・・・
ルールは守れないのかもしれません。

このポスターのように、そして例として挙げたお母さんのように・・・

怒られるからしない。

そんな育てられ方をしたから・・・
困った人たちが一定数存在するんじゃないかとも思うの。

この非常時・・・
社会を守るためには罰則は必要だと思います。







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posted by Kaolu M at 17:38| Comment(0) | 街でみかけた光景と聞いた話。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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