2020年02月26日

twilight / 佐藤舞希子

心を解放してくれる・・・
そんな時間を久しぶりに体験しました。

昨日訪れたのが、三軒茶屋Grapefruit Moon

三茶の駅から10分程歩いたところにある地下のライブハウス。

以前訪れたのは2015年5月。
今は解散してしまってPLAYは聴けなくなった、カメレオンbabyのライブに訪れた際。
わたくしが一番好きなインストルメンタルバンドね。

→ カメレオンbaby@GRAPE FRUIT MOON

今回はチェリストで作曲家でもある佐藤舞希子様のソロライブ。

カメレオンbabyのリーダーだった方です。
解散してからも、彼女の作品や演奏のファンなので、できるだけフォローするようにしているの。

19時30分からの開演。

IMG_9948.JPG

20分ほど前に到着して、店舗入り口前に設置された灰皿の前でスモークしようと佇んでいたら、舞希子様が到着しました。
相変わらずスレンダーでキレイ。

どちらかというと小柄だけど、演奏が始まるとビッグに見えるんだよね。
意外と主役もぎりぎりにくるものなのかなぁ?
新年のお挨拶。

吸い終わって地下へ。
ハイネケンを1缶購入してショーFEEを支払って席に着きます。

前から3列目。
一番ステージに近い席には、いつもお見掛けするC夫妻。


なので、このブログで、この後アップしている写真も、C夫婦シルエットの間から撮影したもの。(笑)
それにしても、いつもご夫婦で一緒なLOVE X2は羨ましいわぁ・・・
ほぼ家庭内別居のわたくしとは大違い。

どんどんお客様が入場して、ほぼ満席状態。
そろそろ開演時刻かな?

照明が少しDIM.
ステージに男性が2人現れた。

何?この人たち危ない人?

舞希子ちゃま大丈夫?

そんな不安を最初はもったのだけれど・・・
演奏の合間にコントが挿入されるというユニークなプログラムだったようなの。

舞希子ちゃまのライブ会場に6時間も前に到着したファンとPAさんのやりとり。
演じるのはコントユニット、勝手口。

入場時にプログラムを手渡されていて、CASTとして、こんな風に記載があった。
佐藤舞希子(vc)
杉浦秀明(pf)
勝手口
(木村樹・鈴木茂之)

勝手口って何?
その時は受付のスタッフのこと?
あるいは、非常時に誘導してくれる警備員さん?
どちらかと予測していたのですが、まったく違っていました。

笑いから演奏が始まる。
楽しくていいね。

舞希子様のチェロが神々しい響きを奏で、空間の色彩を一気に変化させます。
今回初めて演奏をLISTENするけど、ピアノの杉浦氏もポップで素敵。
ちなみに1曲目の!Moon Shadow”
好きなんだよなぁ・・・

IMG_9950.JPG IMG_9953.JPG

1 Moon Shadow
2 Night Highway
3 Winter Story

わたくしにとっては聴きなれた、BUT毎回新鮮な大好きなtuneが続く。
彼女の作る、そして奏でる楽曲は、様々な表情をもっていて・・・
歌詞がない分、その瞬間聴いた人が欲しい感情をいつも引き出してくれる気がするのよね。

ここで、またコントタイム。
送られてきたデモテープを審査員が2人で聴くという内容。

使用されている楽曲は彼女のファーストアルバム1曲目に収録されている”月華”


”いいですね、この曲。”
感心しながら聞き進めていくと背後に声が・・・

霊現象?
といった内容。

ただ。わたしは、その声も素敵と思ったけど・・・(笑)

ちなみに勇気をだして最後まで聞いてみると、途中から曲調が変わりボーカルもインされた展開で・・・
2人は踊ってしまうという・・・

この声って舞希子ちゃまなのかなぁ?
だとしたら、めちゃレアなトラック。

だって、彼女の歌声は聴いたことないんだもん。
さらに、途中から変化するメロディーも結構かっこいいのよ。

昔ブレイク・エドワーズが監督した”10”って映画があった。
その中で、主人公の作曲家が送られてきたデモテープの曲に大爆笑するという場面があったのですが・・・

テン (字幕版) - ダドリー・ムーア, ジュリー・アンドリュース, ボー・デレク, ブレイク・エドワーズ, ブレイク・エドワーズ, ブレイク・エドワーズ, トニー・アダムズ
テン (字幕版) - ダドリー・ムーア, ジュリー・アンドリュース, ボー・デレク, ブレイク・エドワーズ, ブレイク・エドワーズ, ブレイク・エドワーズ, トニー・アダムズ


その駄曲を作ったのもヘンリー・マンシーニ。
いや、全然素晴らしい曲で笑えないんだけど・・・
なんか、そんなシーンを思い出しました。

ちなみに、このレアトラック。
会場に来たゲストへの特別プレゼントとして配布!
前述のプログラムに2つのQRコードが印刷されていて、
このトラックと、もう1曲を期間限定でダウンロードすることが出来ちゃう!
なんとも、ありがたいおもてなしです。

ただ、その後、ダウンロードしようとアプリを起動したのですが・・・
全然読み込めない。
わたくしだけなのでしょうか?
あとで、舞希子ちゃまにクレームしなくちゃ。

4 Lonely Magician
5 prelude

こちらの曲のみピアノの杉浦さんの作品。
海外の自然の不思議を描く広大なドキュメント映画を想像してしまうようなユニークで興味深い楽曲でした。

IMG_9957.JPG

ここで1部が終了。
休憩タイムです。

トイレは1つしかないので、待ち時間は長くなりますよね。
わたくしの後に並んだオジサマが”やばい、やばい”
とそわそわしながら、じたばたしてました。
なんとか間に合ったみたいだけど。

このタイミングでわたくしの知り合いの石ちゃんが遅れて到着。
たまたま開いていた、わたくしの右隣に座ります。

第2部も始まりは、コントから。
舞希子様も、そこに加わるのが新鮮でしたぞ。

IMG_9959.JPG IMG_9960.JPG

1 白鳥伝説

名曲をベースにしつつも、チャレンジングな素敵な楽曲。

2 飛ぶ羊

舞希子様が入賞した自作のポエムのイメージを曲にしたものです。
彼女の詩。
やはり、見え方が一般の多くの人とは違うんだろうなぁ・・・
そんな風に感じさせる視点。

IMG_9966.JPG

3 Rond

Conte 合格発表

4 ドラマチックコード
こちらも、だれもが耳にしたことのある名曲を新しい風と感情を吹き込んだもの。

5 郷愁
6 宴

わたくしの大好きな2曲がラスト。
舞希子様はセカンドアルバムを準備中で、今年中にはリリースを目指しているそう。

ずっとずっと待っていたんだ。
レコーディングは、まだで、ピアノを今回の杉浦さんに依頼することがその場で決まったみたい。
ちなみに、わたくし個人としてはファーストアルバム同様大里健吾さんにも参加してほしいものです。
※もちろん可能なら大河内涼子様も・・・

大きな拍手はなりやまずに、そのままアンコールに。
こちらも、わたくしがLOVEする”ロシアンダンス”

スパイ映画のテーマ曲みたいにクールでかっこいい。
確かに、この曲を2人の演奏者でLISTENするのは初めて。

随分と印象が変わるものだけど、どのピースも素敵。

時計を見ると、けっこうな時間が経過していたのですが・・・
気分的には、まだ30分程な感覚。

心が浮遊している時って、感覚が通常とは変化しているんでしょうね。
素晴らしい時間をくれたキャストたちに見送られて夢の城を跡にしました。

IMG_9968.JPG IMG_9970.JPG




Kaoluのあるある大日記!サイトマップをCHECK
posted by Kaolu M at 23:43| Comment(0) | LIVEに行ってきましたよ。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: