味薄い・・・
1口目は、そんな印象でした。
最近濃い味噌ラーメンばかりを好んで食べていたので・・
舌がそんな刺激に慣れてしまっていたんでしょうね。
でも、2杯、3杯でスープを重ねる毎に・・・
あっさりしているけれど奥深い豊かさにはまってしまったの。
こちらのお店も以前、訪れたのは、10年以上前。
わたくしが隣駅の目白にある会社に勤めていた頃だから、もう20年近くなるかも。
札幌の名店純連の高田馬場店という位置付けだったけれど、店名が変化。
店主が独立して、店名が変更されたようです。
※他の食べロガ−さんがそう記載していました。
平日の午後2時頃。
まず驚いたのは、あまり先客がいなかったこと。
前回(昔)訪れた際には30分以上並んで、やっとありついた思い出が。
味噌ラーメン(800円)を麺硬めでオーダー。
ぼんやりメニューを見ていると、3分程でサーブされた。
薄い琥珀色のスープの上には、ブロックの豚チャーシューが数個、葱、細いメンマ。
中には挽肉、玉ねぎ、もやしが揺らいでいます。
まずはレンゲでスープを1口。
その時に感じたのが冒頭の感想。
麺を持ち上げてみると、北海道らしい細めのプチ縮れ麺。
歯ごたえがあって、美味しいです。
そこでスープを口に運ぶ行為を繰り返しているうちに・・・
どんどんその旨みを発見していったわけ。
数杯目には、全然薄味なんて感じなかった。
動物系、魚介系の旨みに野菜の甘みがとけこんでいるんです。
さらに数枚存在する豚チャーシューは、歯触りが違うピースが配置されており・・・
とってもサービス精神旺盛だわぁ!と感動。
さて、この麺をすするタイミングで、目の前のメニューの左下に、こんな案内を発見。
平日のお昼限定〜ランチチャーハン〜
11時から14時までの時間帯はらーめんを注文のお客様に限り100円でランチチャーハンをご注文頂けます。
100円でチャーシュー?
急いで店員さんに声をかけました。
”100円のチャーハン、まだ間に合いますか?”
この時13時59分だったの。
スタッフに100円を手渡す。
ラーメンスープをすすりながらメシをWAIT.
1分程の短時間で提供してくれる早業。
小さめの茶碗に収納されたチャーハンの具材は、豚チャーシュー、葱、玉子。
シンプルだけど、もしもちして美味!
もち米も配合されているんじゃないかな?
さて、チャーハンをつまみながらラーメンを・・・
なんとも贅沢な時間。
ラーメンの最初の1口は、ライト過ぎだとお思ったのに・・・
めちゃくちゃはまってしまっている自分がいた。
後半、卓上の豆板醤と一味唐辛子を投入。
辛さより甘さの方が強めの豆板醤は、味噌スープにもぴったりの相性。
味の変化も楽しかったですわよ。
また食べたいなぁ・・・
さっぽろ羅偉伝 (ラーメン / 高田馬場駅、下落合駅、西早稲田駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.6
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