30分並んで、店を出た際に行列がなくなっていると・・・
なんか損した気分になりません?
でも、並ぶ価値のあるお味でした。
仕事で訪れた荒川区。
そう言えば以前気になっていたつけ麺店が遠くはないはず。
そう思いついてグーグルマップに店名を入力してみたところ・・・徒歩12分。
早歩きで向かいました
TVでも何度か取り上げられているケーキショップの裏口で営業されているこじんまりつけ麺店です。
※表から見た光景ね・・・
11時50分頃に到着。
提灯がなければ、完全に通り過ぎてしまうようなしょぼい外観です。
1名の方が席を空くのを外で待っている状態。
店の前と、道路を挟んだ学校側にベンチが設置されていて・・・
そこに番号が記されているの。
ただ、ここで発見した貼り紙。
1万円札、5000円札でのお支払いはお断りしています。
ガーン・・・
その時は、ちょうど1万円札と225円しか持ち合わせがなかったの。
近くのコンビニまで足を伸ばして10分後に戻ってくると、待ち人は4人に増えていた。
でも、たった4人。
大人気店の行列としては短い方ですよね!
そう思うのは間違い。
入店してから分かったのですが、席は4つのみ。
簡易なカウンターの前に座れるのはオンリー4なのです。
30分程待って、入店した際に知りました。
扉をスライドさせると、いきなり席なのね。
こちらはケーキ屋さんがメインなので、200円でデザートを注文することも出来るのですが、
わたくしは王道のつけ麺 鶏がらクラシック(700円)をオーダー。
前払いで支払います。
他のお店であれば、麺硬めで!と御願いするところだけれど・・・
そこもお断りしているとのこと。
さて、座ってから待つこと10分以上。
準備にも相当時間がかかるようなので、待ち時間が長いのは覚悟しておくべきでしたね。
さて、まずはスープがサーブされる。
濃度の低いスープの上には、ハードボイルドのゆで玉子ハーフ、、葱、メンマ、海苔。
最初は気付かなかったのですが・・・
海苔を持ち上げると、比較的面積の広い豚チャーシュー。
なんか昔ながらの光景ですが・・・
それもそのはず。
こちらのつけ麺は、大勝軒が大好きだったご主人が、自らの舌で、その美味しさを再現したものだそうで・・・
故山岸氏にも、その味は認められたものだとか。
つけ汁が出されてから麺が登場するまでには5分以上かかりました。
イエローがかった太い麺。
さて、お味の方はいかがでしょう?
実は、わたくし大勝軒と名前のつくお店で美味しい!と思ったことはあまりないの。
本店と誠と閉店した新橋大勝軒が好みだったくらい。
多くののれん分けのお店は、とにかく汁が甘くて、酸っぱくて、麺はふにゃふにゃで、豚肉はかすかす。
決して、旨いと言えたものではないと感じていたのですが・・・
こちらのつけ麺は美味しかった!
ほんのり甘くて、少しの酸味をもったスープは、しっかりと鶏ガラの旨みが抽出されているの。
麺は柔らかめではあるのですが・・・
歯触りは残しており、喉ごしがいいインパクトのある麺。
多分、多くのいけていない系列店は、本店の個性を強調しすぎた結果まずい一杯を完成させてしまているんでしょうね。
しかも、驚いたのは、チャーシューに、しっかりお肉の旨みが残っていたこと。
かなり、美味しかったです。
甘酸っぱいスープが、こんなに美味しくなりえるなんて初めての体験かも。
麺もしっかり約320g。
お腹も満足。
こちらのお店に訪れて、大勝軒って美味んだ!
と久しぶりに思い起こすことが出来ました。
※正直、本店のお味よりも好きです!
少しでも待ち人がいると、入店までかなり時間がかかるけれど・・・
頑張って待ってみて下さいね。
この極狭スペースで食べる体験も珍しい思い出になりますから・・・
裏サブロン (つけ麺 / 三河島駅、日暮里駅、鶯谷駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.4
美味しいらーめんメニューへ
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