カクテル”電気ブラン”発祥の地として、あまりにも有名な浅草の神谷バー。
駅近くの、このお店の前を通りかかったことは何度もるけれど、まだ一度も訪れたことがなかったの。
最近とっても仲良しの石ちゃんとヒロの3人のグループで、今度行ってみようか・・・
そんな話題になって訪れた日曜日。
まるで昭和の映画館のような外観のビルディング前で待ち合わせ。
1階が神谷バー。その上が違う名前で同じグループの割烹だったり、レストランだったり致します。
初めて足を踏み入れた店内。
現在の”BAR”という響きで想像するような空間ではなく、昭和初期の(多分)大衆酒場。
午後8時にインしたのがですが、かなりの席占有率、
長年営業してて交通広告を頻繁に掲出している老舗店、さすがに大人気!
席に案内してもらいたくて、スタッフに声をかけるけれど、忙しいのか、まるで気が付いてくれないの。
なんとか質問が届いて帰ってきたアンサーはこう。
”空いている席を、ご自分で探して座って下さい。”
そんな庶民的なシステムだったのね。
店の奥の方に進むと、利用可能なテーブルがいくつかありました。
メニューを見て注文しようと、店員さんを呼ぶのですが、こちらでもなかなか気が付いてくれない。
やっと質問出来たアンサーは下記。
”当店は食券制になっているので、食券を先にお買い求め下さい。”
サービスエリアのレストランのようなシステムで、昔は、きっとどのお店もそうだったんでしょう。
受付に向かうと、しっかりと、そのことは記載されておりました。
その度に食券を買うカフェテリアスタイルは割り勘しにくいシステム。
やっぱり、このお店では頼むべき、電気ブラン、
そしてお料理1回目はこんな商品をオーダー。
馬刺し(920円)、ピザ(780円)、ナポリタン(630円)。
お値段は少々お高めです。
店名が刻印されている電気ブランは甘いけれど、アルコール度数は高め。
現在は30度。
昔は45度のハードな飲み物として売り出していて、ブランはブランデーの略なんだそうです。
それにしても、飲み物が無くなった度に食券購入のために並ぶのは、少し落ち着かなかったりは致します。
入店した方が、まずそこに並ぶから、結構待つこともあるのよね。
お料理は、美味しいものもあれば、そうでもないものも。
追加でオーダーしたお料理は下記の通り。
蟹コロッケ(760円)、鰆の竜田揚げ(560円)おしんこ、カツサンド。
ナポリタンは昔ながらのものかと期待したらトマトソースを利用した普通に美味しいパスタ。
しかしピザはいかにも冷凍チンで、今2つ・・・
料理によって、かなりレベルに差があるのです!
めっちゃ美味しいというお料理はなかったので、コスパはかなり悪そう。
だけど、レトロなこのムードを体験させてくれる食のテーマパークと考えれば納得出来ます。
確かに懐かしいシステムとタイムスリップしたようなムードは、脳裏に強烈に残りますからね。
そして、一緒に訪れた人もことも。
ちなみに馬刺しと、カツサンドはかなり旨かった・・・
10時半くらい?
当店はもうすぐ営業時間を終了します。
そんなアナウンスが流れるのも、普段は体験出来ないレトロフィーリング。
一度は訪れて、このムードを味わうのは悪くないかも。
でも、その際は、値段は高いので、先に少しくらいは食べてから訪れた方がいいかもね・・・
神谷バー (洋食 / 浅草駅(東武・都営・メトロ)、浅草駅(つくばEXP)、田原町駅)
夜総合点★★☆☆☆ 2.6
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