とっても居心地のいい空間が銀座の天空に向かう途中で広がっていました。
以前大好きなシンガー久野友莉ちゃんのライブでお知り合いになったのが、こちらのお店で画家として活躍しているヒロちゃん。
カフェバーなのに画家?
話を聞いただけだとイメージがわきにくい情報ですが、銀座の老舗の画材やさん”月光荘”が、ビルの屋上の倉庫を改造して、様々なアートを融合した飲食を楽しめるお店を営業しているの。
実は、数週間前に一度ふらりと訪れて、そのムードがとってもお気に入りになったわけで・・・
今回は同じ久野ライブでヒロちゃんとともにフレンドになった石ちゃんと待ち合わせて出かけたのです。
銀座のど真ん中の雑居ビルの5階。
エレベータはなく、ひたすら階段に上っていくの。
目的地が近付いてくると”あと何段!”なんて励ましのお言葉も記載されております。
入口を入ったのスペースは1回目の訪問の際には気が付かなかったのだけれど・・・
天井がない、まさに月のハナレといった印象。
そちらのクールに彩られたガーデンにもソファ席が配置されている。
奥に進んでドアを開けると、そこは暖かい異国の配色を取り入れたウッディ―なスペース。
フランスをイメージして作られたみたいで、鮮やかだけれど落ち着いたレッドが楽しさをいくらか増減してくれているようです。
このスペースの中では常に日替わりのアコースティックライブがBGMとして、控えめに演奏されている。
通常のライブハウスだと、その演奏に向かうことが目的になるけれど、このお店はそれらの生演奏を耳にしながら会話や食事を楽しめるのが贅沢なのよね。
そして、前述のヒロちゃん。
彼女は、毎日こちらのお店にいるわけではないけれど・・・
アナタスケッチのドローイングアーティスト。
ヒロちゃんに描いてもらいたい人は、お店に問い合わせしてね!
その際に、kaoluの記事見たって言ってくれると嬉しい・・・
何も特典はないけど・・・わたくしの株が上がるから・・・(笑)
単なる似顔絵ではなく、こんなコンセプトが素敵だと思いません?
昨日や明日ではなく、たった今他のどんな場所でもなく、月のはなれに来てくれた他の誰でもないアナタを
本日の絵描きが自由に描きます。
さらに一人で店に訪れた客のために書籍がインテリアとしても違和感がないように飾られていて、読書しながら、その時間を過ごすことも出来る。
それぞれの楽しみ方が出来るうるさすぎない落ち着いた空間なのです。
ヒロちゃんは、その時アナタスケッチ作業を行っていなかったので・・・ビールを注文した後に、わたくしと石ちゃんもスケッチしてもらうことにしました。
まずはビールで2人で乾杯してからね。
本当は最近仲良しになったヒロちゃんも含めてチアーしたかったけど・・・彼女は仕事中だし。
まずはわたくしから・・・
鉛筆で30分程で仕上げてくれる芸術だけれど、依頼料金は、完成した際の感動からすると驚愕の安さでございますよ!
さて指を走らせるヒロちゃんを横目で見ながら注文したのは、こちらのお店の夜の名物料理。
ガンボ、そしてジャンバラヤ。
ガンボは、アメリカ合衆国ルイジアナ州を起源とするスープ料理。
お名前は有名だけれど、わたくし食べたことがなかったの。
勝手にスパイシーなスープを想像していわわたくしですが、野菜たっぷりのスープはとっても優しいお味。
こちらに別注文のフランスパンを浸して頂きます。
そしてジャンバラヤは、わたくしのたっての希望。
こちらは米国南部のクレオール地方の炊き込みご飯で、子供のころからカーペンターズのソングタイトルで言葉は知っていたけれど、それが何かを知ったのは、もちろん大人になってからです。
前回訪れた際にヒロが仕事が落ち着いた後に食べていたのが気になったわけで・・・
通常のジャンバラヤって少し黄色がかったお米の印象なのに、こちらの穀物は黒。
実際に食べていると噛みごたえのあるワイルドライスのようなお味で、上にのっかているチキンよりも、とにかく、このライスにはまってしまったわけです。
ヒロちゃんのあたしスケッチが終了しました!
それが、こちら・・・
すごくない?
もちろん自分の顔をプロに描写してもらうなんて体験初めてだったから、とっても感動したり・・・
さて、画家さんのしばしの休憩の後、今度は石ちゃんの番。
もちろんヒロちゃんも含めて会話しながらのワークタイムです。
ちなみに、もう1品。前菜の盛り合わせをオーダー。
色彩豊かな小分けのお料理が長いお皿に咲いているの。
その中の1品に、わたくしの好きなクスクスがフューチャーされていたのも嬉しかったり。
北アフリカ発祥の小麦粉を粒状にしたお料理。
これ自体は、あまり味がないのだけれど、こちらのクスクスは美味!
と感じたのは、しっかりとソースとの相性を計算しているから。
さて、30分ほどして、もう1人の石ちゃんが生まれました!
石ちゃんは満面の笑みで感動しておりました。
もう一杯アルコールをお替り。
わたくしは電気ブランとビールのセットを注文。
浅草神谷バー発祥の電気ブランをちょびちょびの身ながらチェーサーとしてビールを頂くという趣向。
なんだか、店内の至るところや、お料理、飲み物、そしてライブやアナタスケッチの品のあるアミューズメント!
素敵で遊び心のあるアダルトにとっては最高のスペースだと思いますよ!
ヒロちゃんも含めて3人で記念撮影!
石ちゃんと、長い階段を下りて新橋駅へと向かおうとしたの。
その時石ちゃんが・・・
”あれ、傘どうしたっけ?”
ということで、また5階までの階段をアップ。
無事に傘を救出して、再び5階分の階段を下ったの。
楽しかったわぁ〜
月のはなれ (バー / 新橋駅、銀座駅、内幸町駅)
夜総合点★★★★☆ 4.2
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