2017年02月04日

スライトエッジ

スライトエッジ / ジェフ・オルソン

スライトエッジ
スライトエッジ

溺れる蛙のお話です。

ある日、2匹のカエルさんが沼から近くの農場に出かけた。

そこは酪農場で、彼らはそこに大きな牛乳桶が。
もちろん甘い匂いに引き寄せられて2匹はその中にダイブ。
中には半分くらいクリームが入っていて初めて、味わった2匹は大満足。
しかし、その後に、彼らが迂闊な行動を起こしてしまっていたことを知ったのです。

桶の内側はつるつるしていて上ることは出来ず、生クリームで半分の深さまで満たされているから
底には足は届かず、ジャンプアウトすることも出来ない。

長い間、足場に出来るものがないか考えながらのたうち回った2匹。
しかし、1匹のカエルが、こう言ったの。
”もう無理だよ。俺たちは、もう終わりだ・・・”
”あきらめちゃだめ!とにかく泳ぎ続けよう!”
しかし、1匹のカエルは白い液体の中に沈んでいってしまった。

2匹目のカエルは、そこからもさらに足を動かし続けたんだ。

何時間経過したかわからないけれど、彼の足に触れるものが・・・
なんとその小さな動きを繰り返し続けたことによって、ミルクがバターに変化し、彼は足場を得ることが出来たの。

このストーリーはジェフ・オルソン著のベストセラー”スライト・エッジ”の61ページから62ページに渡って紹介されているエピソード。

どんなに小さな動きで、すぐには何も変わらないように見えても・・・
その小さな積み重ねが後々大きな変化を産むことを具体化したものなのです。

オルソンは、こう薦めています。
毎日の小さな決断、
例えば、人生を変えるような良書を1日10ページだけ読むとか、ハンバーガーは食べないという選択をするとか・・・

これらは、その時には大きな変化を感じさせることはないけれど・・・
その行為を続けることでレバリッジがかかって、どんどん以前には夢のようだと思っていた風景が現実になるのです。

ジェフ・オルソンはアメリカを起に大ヒットさせた美容品ネリウム者の創始者。


彼の成功哲学は、地味な感じがしてしまうかもだけれど・・・
この基本は、しっかりと心に刻むべきですわよ!


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