お値段はかなり低めの設定なのに、お味のクウォリティーはかなり高い!
そんな印象をもったのがこちらのお店です。
仕事関係で10年以上も前からお世話になっているNさんと久しぶりに会食。
Nさんは偶然にもわたくしと同じ石川県の方。
仕事を早く終了させて、彼の経営する会社の所在地である代々木に到着。
Nさんが指定したのが、こちらのお店だったわけです。
店の前で待つこと5分。
数か月ぶりにお会いするNさんの笑顔が目の前に現れました。
店の中に入ると、常連さんらしく、ファミリアな雰囲気で美人店主が迎えてくれます。
リーズナブルメニューとして280円均一の小皿が数種類ラインアップされており、生ビールと、いくつか、その小皿料理をオーダーしたのです。
蒸し暑くなってきた気候・・・そんな仕事終わりに喉を潤すビールは美味しいわぁ・・・
豚肉のニンニクソースがけ、豆腐ピータン、葱玉子焼き、・・・
商品名も調理法もいたってシンプルなのですが、日本の食堂では味わえない大陸の個性が口の中で、
はじめまして!と挨拶してきてくるのです。
ビールのお供としては最高なおつまみの数々。
特に、わたくしは豚肉のニンニクソースがめちゃ気に入ったの。
ニンニクの臭みはあまり感じなかったんだけれど、替りに日本人の舌には馴染みの少ない香味料が隠し味で使われているようで、このフレッシュなバランスがはまるのよね。
”Kaolu君は辛いの平気だっけ?”
Nさんに、そう訊かれて答えました。
”辛いもの食べ比べでは、そうは負けません!”
そこで注文してくれたのが牛肉のスパイシー鍋(商品名は忘れた)
大きめカットの牛肉と葱、揚げた唐辛子、山椒が振りかけられたサーブされてすぐに香ばしいエスニックな香りが鼻孔に広がる1品。
※こちらは280円ではないけれど、十分にリーズナブル。
とろみのついたスープはspiceのとんがった刺激はなく心地よいホットさ。
唐辛子を利用しているメニューは、他店でもちょくちょく見かけるけれど、揚げてあることから食感が楽しくて、口に負担をかけないのです。
山椒も上品なサクサク感と程よい痺れを演出。
これらのハーモニーが、中国の歴史に思いを馳せてしまうほどに奥深いわけで・・・
この料理を目当てに少し遠くからでも代々木に訪れる価値は十分に存在するのでは?
そんな風に思いましたわ。
その後、いろいろな今後のビジネスプランに関して有難いアドバイスを多々頂いて22時頃に解散。
食べログの評価点は決して高くないのが、なんで?
と疑問に感じたりもしたのですが、日本人よりに味を寄せていないことが原因じゃないかと思いました。
このお店、居心地もいいし、また再食したいメニュー、試して見たいお料理も多々あるわけで、そう遠くない未来に再訪したいなぁと感じたのです。
ただテーブル席がメインなので、シャイなわたくしは1人で入店するには相当な勇気が必要そうですが・・・
福臨門 代々木店 (中華料理 / 北参道駅、代々木駅、南新宿駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.6
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