前回八丁堀を訪れた際に、店の前の長い行列が気になっていたお店がこちら。
今回はラッキーにも、まるで並んでいる人がいなかったので入店してみました。
夕方だったからでしょうね・・・
歪なカウンター席には5人くらい。
券売機で一番左の煮干しらーめん(820円)の食券を購入しましたの。
麺硬めでね。
麺の量は3段階が同じ値段とのことでしたので・・・
もちろん一番マックス量の依頼です。
アイフォンをいじりながら待つこと10分・・・
空いている割には提供時間が遅いなぁ・・
ひょっとして麺から打っているの?
なんて考えていたら本当に打っていました。
入り口に近い厨房の一角で麺を叩く音がかすかに響いていた。
そしてカットした後に、それらを鍋の中に投入。
食べる直前に麺を完成させるお店なんて、そうはないから、嬉しくなっちゃいましたわ。
期待度もぐんぐんアップ!
でも、その期待を裏切らずに更に上をいくお味のラーメンだったのです。
さらに5分ほど経過して到着したラーメン。
黒いスープの中には手打ちらしい、細さが微妙に違う麺が。
大きめカットのネギと、糸のように細いメンマに豚チャーシューが2種類。
一見すると・・・うどんみたいで、虎ノ門の麵屋7.5HZみたい。
まずはスープを。
濃い醤油味なのですが、決して嫌みな味ではなく、さわやかなコク。
煮干しの苦みをまるで感じさせない香ばしい味わいは、丁寧なスープつくりが施された結果だと推測いたします。
そして、さすがの生麺。
乾燥麺では体験出来ない柔らかさと弾力のコントラスト。
こんな食感はめったに味わえるものではありません。
チャーシューは脂分の多いとろけるような部位と滑らかな噛みごたえのある部位の2種。
メンマの堅さもわたくし好みで、全てがシンプルなのに見事なハーモニーを奏でていました。
最初お値段が高い・・・
そう思ったのだけれど、食べてみると納得。
820円はお安いのでは?と思い直す程の感激だったのです。
このお店の所在地が八丁堀でよかった。
なぜなら、わたくしは時々この駅で下車することがあるから・・・
麺や 七彩 八丁堀店 (ラーメン / 八丁堀駅、宝町駅、茅場町駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.7
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