上野って町は昼間でも酔っぱらいが多く活動している町なのね。
私の後に席に座ろうとしたよっぴーおじさんが・・・
らーめんを注文した後にイスをひっくり返し”危ないから”という理由で入店を断られていました。
いつかは食べてみないと・・・
そう考えていたのがこちらのお店のらーめん。
アメ横内にある昔ながらのオープンエアのお店です。
以前タカトシの番組で、街の人気らーめんランキングの5位までを
実際に食べてみて当てることができないとロケを終了できないという企画があったよね。
上野部門で堂々の1位を獲得したお店。
意外だったわぁ・・・
上野のらーめん店は、ほぼ訪れているつもりだけれど。こちらはノーチェック。
らーめん専門店でもないし、町の庶民的な小食堂といったイメージなんだもん。
しかも夜店の前を通りかかると。中華をつまみに飲んでいるおじさまたちばかりで、なんだか一人では入りにくい。
でも仕事の用事で上野を訪れた際に空いていたので入ってみました。
壁にメニューが張ってあるわけでもなく見渡すと近くのテーブル上にメニュー。
らーめん(500円)を麺堅めでオーダーです。
到着を待っている間に冒頭の酔っぱらいと店員さんのやりとりを見かけたわけ。
さてラーメンが登場しました。
中太の麺の上には面積は狭いけれど分厚いチャーシューが2枚、メンマ、さやえんどう、ネギ。
では、まずスープを。
少し醤油が強めのあっさり味。
普通だけれど、丁寧なスープといった印象でごくごく進んじゃいそうです。
麺も普通だけれどしゃきしゃき。
そして特筆すべきはチャーシュー。
噛むと肉汁があふれだしてくるほどジューシーで、しっかりとお肉の味を残しているのです。
このお値段で、この店構えで(失礼)・・・
こんなおいしいチャーシューに出会えるなんて思ってもいませんでした。
後半卓上にある自家製と思われるラー油をミックス。
味がスパイシーに変化して、楽しめましたぞ。
500円でこんなラーメンが食べられるなんて・・・
何十年も営業を続けているお店って昔ながらでも、やっぱり一般的な昔ながらとは違うんでしょうね。
時々訪れたい。そう思わせてくれる暖かいラーメンでございました。
珍々軒 (中華麺(その他) / 京成上野駅、上野御徒町駅、御徒町駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.3
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