まるで赤ちゃんが初めて体を縦に固定することが出来た時のように・・・
涙腺が緩むのを感じたのは、わたしだけなのかしら?

”これから立ちます!”
そう宣言して、席を立ったエリンゴ。
しっかりした(?)足取りでステージを踏みしめることが出来たんです!
本日見に行ったライブの会場は、いつもの代官山NOMAD。
これだけ頻繁に訪れていると、さすがに受付のミュージシャンスタッフの方も、わたしのKAOを覚えてくれているんじゃないかしら?
久しぶりのEringo名義のライブ参加で、しかも今回取りを務めるという重大なイベント。
彼女のことが大好きな、わたくしは参加しないわけにはいきません。
さて、わたくしが到着したのは、午後8時頃。
当日の出演者は5組で2人目のアーティストの終盤。
会場は20人程度の入りといったところでしょうか?
そんな中に帽子を被って白いマスクで顔を1/3しか見せていないガイを発見。
ナオキャンやん。
本日エリンゴLIVEのサポートをいつものように務める奥苑直也が座っていました。
手で挨拶をして、近くにSEATED。
顔を隠しているのは、ナオキャンだとばれると、会場が大騒ぎになってしまうから?
インタールードの合間に少しお話をしたら、顔を隠していたわけではなく、ずっとコールドをひいていたそうな。
3人目のアーティストは山田ユカさん。
現在までに500回ほどの路上ライブを行い、自主制作CD1,500枚以上を売り上げてきたというアファーマティブな美人シンガー。
ギターの弾き語りで届ける力強い歌声は迫力がありましたわ。
オケバックで披露された最後のミドルテンポの曲がわたくし好きかも。
彼女のステージ後に、外に煙草を吸いに行って戻ったら見覚えのあるイケメンの姿を発見!
自身はJAKE LANDというユニットで活動し、他アーティストへの楽曲提供も多い 山永裕也さん。
ちなみにJAKE LANDもエリンゴが常にサポートを行っているバンド。
さらにナオキャンの元相方(漫才?)でもあるお方。
PLAYするわけではなく見守るためにいらっしゃったみたいだけど、相変わらず優しかったわぁ・・・
イケメンなのに・・・
4組目のステージはWhole Nine Yards
ピアノ&ボーカル女子とギター男子2人によるユニット。
現役の大学生だそうで・・・フレッシュ。
彼女たちの披露する音楽は個性的で、コミカルなspiceを散りばめたもの。
実力のある歌唱と個性は矢野顕子さん的なムードよ。
こんな2人のライブ中も、実は来場者が訪れてきていて気が付いたら、かなりの満員状態。
そして時折、ゲストを案内するエリンゴの姿が・・・
映画館に遅れて到着した客を案内するスタッフみたい・・・
さて・・・エリンゴのライブ時間になりました。
ステージピアノの前に座ったエリンゴが(たどたどしく)自己紹介。
あれ?ナオキャンは?
”じゃあ、歌います。”
と1人でライブを開始してしまった。
ナオキャン忘れてない?
今回は、1曲目を一人で弾き語りで聞かせるという演出。
エリンゴが1人でステージにいるのを、わたくしは初めて見ましたわ。
@ 未来
わたくし、彼女が作った、この曲好きなのよね。
そして、この曲が終わってからサポートメンバーが登場。
今回はギター%ボーカルのナオキャンだけはなく、華奢な美女が一緒。
エリンゴのFACEBOOKページで時折お見かけする歌子(字あってる?)さんでした。
なんと、この後は歌子さんがピアノをPLAYしてエリンゴは歌に専念するんだって。
新しい・・・
こんなエリちゃん初めて目撃しました。
ここで冒頭にご紹介した感動のシーンがわたしたちの目に写しだされることになるの。
”これから立ちます!”
これまでのLIVEではキーボードを使用せずにステージ中央に位置するときでさえ、用意されたスツールに腰をおろしていたというのに。
このブログでも立って歌えばいいのに・・・と散々指摘していたもん。
緊張の瞬間。
"立ちます。”
まるでバンジージャンプを飛ぶ直前みたい。
思い切って椅子から腰を浮かす!
立てた!
巻き起こる拍手。
A Broken Vow
1999年にLara Fabianがリリースして、その後多くのアーティストにパフォームされている壮大な楽曲。
立って歌唱していることもあってか、エリンゴの迫力がより立体的になって響いてくるの。
さらに、素人のわたくしが言うのもあれなんですが・・・
聴くたびに彼女のボーカルは、より磨かれていっているように感じるの。
ずっと鬼コーチ(?)の特訓を受けているんだものね。

ALIVE - 久野友莉
このような歌い上げる聖なる輝きをもった楽曲も、エリンゴには合っているみたい。
C&Cミュージックファクトリーのアルバムにゲストでボーカル参加したマーサ様を思い出しましたわ。
B CANDY HONEY BABY
3曲目は、まさかのナオキャンの代表曲。
この曲をデュエットで披露するなんて新鮮。
歌詞の内容から考えると男女で一緒に歌うような曲ではなのだけれど、その意外性が余計に楽しかったかも。
C 銀の星
エリンゴが作った曲の中で一番大切にしているという曲。
いつきいても輝いているわよ!
さて次の曲が最後の曲。
ここで、エリンゴが、しばらくトークを繰り広げたのだけれど、その日本語のたどたどしいことといったら・・・
エリンゴって日本人だっけ?
と一瞬彼女と話した会話の全てを超高速で巻き戻してチェックしてしまったわ。
結果、確かに純粋な日本製だったことを確信。
”この会場の中に、恩人がいます!”
わたし?
違うか・・・
それは、先ほどロビーでお話した山永さん。
彼はエリンゴに呼ばれてステージに移動。
最初は見ているだけのはずが、エリンゴに無理強いされたみたい。
D キズナ
いつもはナオキャンとエリンゴの2人の声で奏でられるSTOTY。
今回は、普段でも素敵な2つの声に山永さんの魅力的な周波数が重なり、さらには歌子さんの天使のようなコーラスまで加わったわけで・・・
ゴージャスだわぁ・・・
音のキズナたちは、キラキラ輝きながらわたくしの耳から脳幹へと・・・
ふんわり飛びぬけていったのです。
大きな拍手の中、今回のイベントが終了。
そしてエリンゴはその多くの観客の拍手に値するパフォーマンスを見せることが出来たの。
素敵だったわ、エリンゴ。
さて、こんな最終まで、ここまでお客さんがいるのは珍しい事象。
つまり、ほぼ、ここにいる人たちはエリンゴ目当てだったってこと。
普段彼女が参加するライブでは、必ずしも満員御礼が常というわけではないけれど、 本気になって集客すると、こんなにも人をよべるのね!
取りって、大きな責任とともにリスクも背負うもの。
最後にPLAYする人たちがお客を集めていないと、最後の最後でガラガラヘビ。
※実際そのような光景は他のアーティストでも、よく見かける。
つまり取りを務めるアーティストは実力の他にも集客力が絶対に不可欠だということね。
そのPOWERをエリンゴは持ち合わせているよう。
音楽だけではなく、他のビジネスも取り入れれば、もっと早く目的地に近付けるのでは?
と今日本気で思ったの。
エリンゴがビジネスパートナーになってくれるといいのに・・・

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