● シビレ味噌らーめん
2015年10月9日
評価 B
痺れる美味しさでございましたわ。
前回なんつっ亭御徒町店を訪れた際はこの店オリジナルのがっつり煮干しラーメンをチョイスしたのですが、もう1品のオリジナルメニューも早く食べてみたかったの。
券売機には人気ナンバー1の案内が貼られていたし。
気候も肌寒くなってきたから味噌ラーメンがそろそろ食べたくなってきていたわけで・・・
そう、ANOTHER オリジナルOF御徒町は味噌らーめん。
しかも、ただの味噌らーめんではなくシビレ系なの。
味噌豚骨ラーメンに花山椒を加えた他のチェーンにもなさそうなユニークなメニュー。
食券(850円)を購入して、いつものように麺硬めでオーダー。
シビレ度が4種類。
辛さが選べるお店は数多くあるけれど、この場合はシビレなわけで・・・
わたくしはハードから1ステップ遠慮した中級をチョイス。
4分程でスパイシーな香りをまとった丼が到着しました。
山椒のふわっとした香りが鼻孔を刺激するの。
確かに中級だけあって、かなりの量の花山椒が麺の上を彩っている。
縮れた麺上には、なんつっ亭特有の細もやし、葱、挽肉、チャーシューではない豚肉。
そして、このお店の最大の魅力、マー油が表面の半分を黒く濁らせているのさ。
肉が2種類投入されているのはワイルドだぜ!
レンゲでスープを口へ。
従来の味噌らーめんのイメージとは違って味噌味は控えめ。
山椒の味わいが引き立たつように、濃度も低めです。
でも、しっかりとした豚骨スープの味わいの後に華やかなシビレ感が口の中に広がるの。
これだけの山椒の量。
シビレにのたうってしまうのでは、と少し心配したけれど、爽やかで上品なシビレ感。
今まで花山椒はあんまり・・・
という方でも、ひょっとしたら、これはイケルかも。
さらに、このアクセントだらけのスープに黒マー油も見事に味を変化させてくれる。
麺も太さが均一ではなく、歯ごたえを楽しい。
これで、お肉さえ美味しかったらゆうことないのに・・・
前回頂いたガッツリ煮干しラーメンのチャーシューも肉の旨みが抜けていたけれど、今回のお肉もそう。
でもなかなかお目にかかれない華やかでユニークなラーメンは私好みでお勧めよ!
● ガッツリ煮干しラーメン
2015年8月25日
評価B
人気のラーメン店はどんどん支店を増やしていくわけで・・・
いろいろな街であのらーめんが味わえるのは有難いけれど、
わたくしの場合は逆にそのお店に訪れる回数が減ってしまったりするの。
店舗数が少ないと希少価値を感じるけれど、後回しにしちゃうのが理由。
このなんつっ亭もかなり店舗数が増えてきたけれど、御徒町店は特別。
本店にある人気商品のいくつかが提供されていない代わりに
この店舗でしか味わえないオリジナルのラーメンがラインアップしているの。
シビレ味噌ラーメンとがっつり煮干しらーめん。
今回上野のカイロプラティックスで施術を受けた後、
迷うことなく、ラーメン横丁のなんつっ亭に向かいました。
人気ラーメン店が結集したラーメン好きにはたまらない緯度経度なのだけれど、
相変わらず中本は外にすごい行列。
こちらの人気チェーンは、どのお店でも基本メニューは同じなのに、それぞれの店舗で行列を作りだしている光景は圧巻でございますわよね。
さて話をなんつっ亭に戻す。
今回は以前から試してみたかったガッツリ煮干しラーメン(800円)
麺硬めでオーダーです。
煮干しらーめんって聞くと、和風のあっさりしたラーメンを想像しがちなのですが、
3分程で登場したラーメンはイメージを裏切るガッツリさ。
がっつり煮干しがたっぷり入った和風ラーメンかと推測していたのですが、
見た目は二郎っぽくもあります。
きなカットのキャベツ、細いもやし、チャーシューではない豚肉が数枚。
そして豚の背脂がたっぷり!
見た目ではまるで煮干しは感じられません。
レンゲでスープを口に運ぶ。
煮干しの強いクセはなく、豚骨(?)スープとミックスされていて
動物脂の甘さを感じるのにあっさり。
煮干しと豚骨のがっつり取組といったミキシングで、この配合%のスープは初体験かも。
一見生姜焼きのような豚肉は、噛みごたえがあって、肉の味も抜けきっているので決して美味しいとは言えませんが、
たっぷりの野菜と背脂と一緒に楽しむクリーミーな煮干しスープはユニークで癖になりそうなお味でした。
麺は通常のラーメンよりも太めのラフな縮れ麺。
わたくしは通常の細麺よりも、こちらの方が好みだわぁ・・・
スープのテイストと見た目のワイルドさのミスマッチが魅力的なオリジナルラーメン。
なんつっ亭ファンの方は、御徒町に出かけなくちゃね。
なんつッ亭 御徒町店 (ラーメン / 御徒町駅、仲御徒町駅、上野広小路駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
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