2015年05月26日

ようこそわが家へ

ようこそわが家へ / 池井戸潤

ようこそわが家へ.JPG

池井戸潤原作のドラマが毎週月曜日に放映されているなんて、まるで知りませんでした。

いや相葉君や沢尻さんが出演しているドラマが月9なのは、なんとなくわかっていたのだけれど、
それが半沢直樹生みの親である池井戸潤によるストーリーだったとは・・・

知っていたら1回目から正座してみていたのに・・・
気が付いたのは昨日。

テレビで、このドラマのCMが流れてきて
”ケンタ”と叫ぶ寺尾聡の声の後に、
ようこそわが家へ”のタイトル。

健太?これって、さっきまで読んでいたこの本?

今日から予約録画を始めましたが、もう終わりの方よね・・・ふらふら

半沢直樹で読書好きではない人々にも広くその名前を知らしめた池井戸潤
今回読んだ、この小説の主人公も銀行から出向で中小企業で働いている経理部長。

設定は似ているし、主人公は半沢直樹のように、頭が切れて誰から見ても魅力的!
というわけではないのだけれど
読み進めていくうちに共感とともに強くエールを送りたくなる人物。

駅のホームで割り込みを注意したことから始まった不気味な嫌がらせと
彼の会社内で見つけた不正。

公私の2つの事件が並行して、彼を苦しめていくの。
今まで読んできた池井戸氏の小説は企業内におけるバトルを描いたものが多かったけれど、
こちらの作品は日常のサスペンスを加えた、盛りだくさんな設定。

決して強い精神力をもっているわけでもない主人公が
それらの敵に立ち向かっていく姿を、今回もドキドキしながら文章を追いかけていきました。

わたくし、通勤の帰りの電車でしか、ほぼ読書しないのですが、
帰りの時間が楽しみになったり・・・

プライベートで彼と彼の家族が遭遇した
理不尽な恐怖は、ひょっとしたら、わたくしやあなたの元にも
いつ降りかかるかわからない側面をもっているわけで・・・
怖いわよね〜・・・

@ 現代ゲーム私論
A 名無しさん
B 善良なる小市民、悪意のある一般人
C 真夏の攻防
D 名無しさんの正体
E 名もなきひとりの人間として


ようこそ、わが家へ (小学館文庫)ようこそ、わが家へ (小学館文庫)
池井戸 潤

かばん屋の相続 (文春文庫) 空飛ぶタイヤ(上) (講談社文庫) 空飛ぶタイヤ(下) (講談社文庫) シャイロックの子供たち (文春文庫) 民王 (文春文庫)

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