以前渋谷で、この店舗名を見かけて気になっていたの。
その大勝軒の新ブランドが、わたくしの行動範囲内の上野にも出来ている!
そう知って食べに行ってみたわ。
食べログの地図を頼りに、いつもように迷いこと10分。
歓楽街のメインストリート沿いにあったのね。
呼び込みのお兄さんが”おにいさん、どこか探している店あるの?”
とスタンダードな問いかけをしてきたので
単に勧誘を断るために
”ラーメン屋探しているだけです。”
と応えたら、
”大勝軒なら真っ直ぐ行って左曲がったところだよ。”
と教えてくれました。
ありがとうございます!
店内に入ると、カウンター席のみの狭いフロア。
週末の歓楽ストリートはすごい人で混沌とした状態だったのに、店内は老夫婦が1組だけ。
ちょっと肩すかしを食らった印象。
大勝軒という屋号を冠したお店は、どこも盛況だと思っていたから。
店にたどり着くまでにしつこい呼び込みに声をかけられまくることになる立地が悪いのかしら?
券売機でメニューをチェックすると、通常のかけそば、中華そば、ワンタンメン、
そして、今回わたくしが注文した勝浦式タンタンメン。
やはり、このお店でしか食べられないメニューを!ということで
勝浦式(980円)の食券を購入致しました。
麺は大盛りも同料金なので、やはり、いつものように大盛り、麺硬めで依頼。
(並300g/大500g)
勝浦にある大勝軒系列のご当地タンタンメンなんだそうよ。
わたくしにしては、ほぼ1000円のお値段は結構な財産なのですけれどね。
4分程で丼から溢れそうな程のスープが入った商品が登場しました。
赤いスープは見るからに辛そう。
赤いスープはラー油と唐辛子かなぁ?
中太麺の上には、ほぐした豚のチャーシュー、大き目カットの玉ねぎ、葱、白ごま。
ごろごろした玉ねぎのルックスが印象的でございます。
では、まずはスープを。
わたくし辛いもの大好きパッスンなので、スパイシーな刺激は歓迎するところ。
これが、一般のオーディナリーな健康な舌の持ち主であれば、
かなりホットに感じるんじゃないかなぁ?
辛さだけではなく、しっかりと魚介と動物系のエキスが溶け込んでいて、
かなりいけるわぁ。
中太の麺も、一般に想像する大勝軒のものとは随分違ってスタンダードな麺だったし。
手でちぎったようなピースの大きさがバラバラのお肉は
麺に付着して口の中に入ってくるから、こちらの方が味のコラボレーションをより感じやすいかも。
さらに、卓上にある魚粉を振りかけると、よりスープのコクがまして個性的なお味に変化するの。
一番特徴的だったのは、やはり、たまねぎ。
シャキシャキ感をわずかに残しながらも、ホクホクした柔らかな歯触りは
ジャパンなカレーを噛んでいるような錯覚を覚えました。
大盛りを頼んだので、後半、かなりお腹がいっぱいになってきたのだれど、
具の中に別の食感があるともっといいのに・・・
とは思ったり・・・
柔らかい食感の中にメンマのような違う硬さがあると引き立つと思うのよね。
食べログでの点数評価は決して高くはないけれど、
お値段が高い!
このお店の看板商品を食べようと思うとデフォルトで約1000円。
量を減らしてでも、もう少しリーズナブルにすれば客足はもっと増えると思うんだけどなぁ・・・
わたくしは好きなお味です。
大勝軒next 上野店 (ラーメン / 上野御徒町駅、上野広小路駅、京成上野駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.2
美味しいらーめんメニューへ
【関連する記事】