
去年大和姫が参加した”夢art"を観劇したのがLASTなわけで・・・
その際は数年ぶりのシアター体験で、
目の前で今起こっているスリル感に感激!
今後はちょくちょく芝居を見に行かなきゃだわ・・・
そう決意したはずなのに、
本日の演劇鑑賞は実に半年以上ぶり。
今回足を運んだのは劇団しにありすとの
POWER TO THE しにや〜
というお芝居。
実はお芝居のタイトルを知ったのも開催場所である武蔵小山のホール=スクエア荏原ひらつかホール
に到着してから。
今回はFACEBOOKフレンドのkaoruさんが所属している
平均年齢がそんなには若くない劇団の公演だったの。
※kaoruさんはわたくうしより、ずっと齢下。
kaoruさんとは今までお会いしたことはなかったのだけれど、
お互いにEWFの大ファンということで、時々メッセージをやりとりさせていただいていたのです。
→ EARTH、WIND&FIREが好き!
正直、自分の知らない劇団のお芝居というのは本来全く興味がなく、
kaoruさん見たさの予約。
だってお美しいしんだもの。

いつものことだけれど、寝坊して現地に到着しとは開演後10分ほど経過した頃。
品川区の公営施設は、
区民が利用できる練習用のスタジオがあったり、トレーニング用のスペースがあったりと充実の施設。
そのメインのスペースが大規模な演劇やコンサートを行うことができるホールなの。
さすがは品川区!
埼玉県の公営施設とはレベルが違いますわ。
スタッフの方に案内していただいて会場へ。
ちょうど舞台が暗転したところで、真っ暗。
わたくし、どちら側がステージなのかもわかならくて・・・じっとしていました。
場面が切り替わってステージの明かりがうっすらと点ると、
ステージ方向だと予想していた方向は観客席の一番後ろだったということに気が付く。
かなりの広いホールで客席数も362。
なのだけれど、ほとんどの席が埋まっている。
わたくし、この劇団のことを誤解しておりました。
年齢層がかなり高め!との情報しかわたくしの脳は認知していなかったので
演劇のプロ集団というよりは、オフィス生活を引退された方々を中心にしたサークル的な劇団!
そう勝手に思い込んでいたのです。
ところが、この客席の占有率。
そして舞台で繰り広げられている台詞の言い回し。
すみません。わたしが間違ってました。
開演中に空席を探してうろうろ・・・
というわけにもいかないので、
メガネを取り出す、
つもりがリュックの中を抽選箱から当たりを願うようにかき混ぜてみても見つからず
いったんドアを開けて外へ。
メガネを顔にセットしたところで、
先ほどのスタッフの方が次の訪問者をお案内してやってきました。
この人さっき中に入ったはずなのに・・・
なにしているんだろう?
そんな不審な目で見られたことは言うまでもありませんね。

さて再度中に入って後ろの方に空席を発見。
いや、空席は他にも、あったのだけれど、
目指す場所が列の中央だと何人もの視界を遮ることになるから隅っこが望ましい。
ラインの隅には若い女性が座ってらっしゃったけれど、迷惑をおかけするのはお一人だけですんだわ。
めまぐるしくシーンが展開する物語。
震災で被災した人々を少しでも応援しようと、年配の方々がLIVEを計画、
そのPERFORMに向けて頑張る姿を描いたユーモラスなストーリー。
とにかく出演者がとっても多いの。
そして、それがすごく迫力とリアリティーを作りだしている。
通行人として、多くの人が背景で行き交う往来をみていたら、
まるで舞台上に街が出現したようにも見えましたもの。
多くの芝居は主役が2、3人。
他のキャストは脇を固める程度の設定であることが一般的なのに、この物語には主人公がいない。
言うかえれば登場する25人以上の全ての人々が主人公。
この設定での表現ってめちゃくちゃ難しいはずなのに、
個性的な役者さんのスキルとスムースな脚本によって観客が戸惑わないように
整理して見せてくれていたのは見事です。
わたくしの知り合いのkaoruさんは病院院長夫人のちょっと意地悪な女。
台詞はそう多くはないけれど、
しっかり、イヤな印象の女に変身しておりました。
休憩を挟んで第2部の始まり。
先ほどから芝居を見ていてみんなに歌を教える先生だけがなぜ若者なんだろう?
と少し疑問を感じていたのだけれど・・・
休憩中にチラシをみていたら理由が判明!
本物のシンガーソングライターだったのね。
ゲスト 初芝崇史さん。
複数アルバムもリリースされていて演劇の舞台経験もある、
お若いけれど、(多分)劇団員のメンバーよりは先輩?の実力派。
彼が客演という形で重要なキーを回してくれます。
本番のライブに向けて練習を重ねるメンバーたち。
正直観覧を始めた頃は、ただのじじばば(すみません)
と見えていたのが、どんどんかっこよく見えてきちゃったわけ。
多くのキャストが(多分)わたくしより先輩だと推測されるのですが、
※kaoruさんは、わたくしよりも、ずっと年下です。
みなさん動きが軽くって、見かけから推測するスピードとは全然違うわけで・・・
シニアなのに体型もみなさんしっかり維持されていたり(お一人を除いては)
あっと言う間の開演時間でした。
もっと見たかったなぁ・・・
わたくし今回実は、かなり衝撃を受けたわけで・・・
この芝居の中にこんなセリフがあったの。
それは初芝先生が足が悪い歌うことが大好きな女性にスナックで感情をぶつけるシーン。
”歌が好きだったらやればいいじゃないですか?”
わたくしも含めて、多くの人が夢をあきらめて、
自分が本当にやりたかった項目を封印して年老いていく。
もう歳なんだから・・・
そう言い訳して・・・
だけど今日目のあたりにした劇団の人たちは自分に正直にやりたいことを
実践していたのが印象的だったの。
STORYも、そのことに触れていてわかりやすかったのだけれど、
年齢を重ねても、みんなちゃんと生きているんだ!
余生を生きているわけじゃないんだ!
そんなメッセージもしっかりと受け止めることが出来た。
わたくし、まだ早いけれど余生だったのかも。
いや、30代から既に余生にチェックインしている方も会社では多く見かけるわけで・・・
とにかくSTORYとキャストの熱演が、激しくわたくしに勇気を与えてくれた。
衝撃的なお芝居だったのです。
音楽が好きだったら、やればいいじゃないですか!
久しぶりに新曲つくってみようかしら?
おかげさまで、わたくし作だけれど、わたくしのVocalではない
”いかせてあげる”は予想外に購入して頂いているし、
![いかせてあげる (feat. Yukari) [Explicit] -](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51K3gwpkmmL._SL160_.jpg)
いかせてあげる (feat. Yukari) [Explicit] -
※他のMUSICは、あまり売れていない・・・


Make U Feel All Right -

Get U Down -
べつに誰も買ってくれなくても自分を表現するのは、素敵なことですものね!
本当に楽しみながらも、いろいろと考えさせられ、大きな勇気への決意をもらった舞台。
kaoruさん、ありがとう!
ちなみに今日が公演最終日。
武蔵小山近くの演劇好きの方、
近くなくても興味をもってくれたアナタ!
実際に体験してみることをお勧めします!
カーテンコールが終わって、素敵なキャストの方々に見送られて会場を後にしました。
今までメッセージではやりとりしていたけれど、
Kaoruさん、お綺麗でしたわ!
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