2015年03月01日

お客は見ているわよ。

わたくしの方が随分先に店に入ったのに
どうして隣の客の方の注文の品が先に出てくるの?

TETSU上野店あつもりチャーシュー.JPG

数日前に訪れた超有名つけ麺専門店の支店で
わたくしの頭の中にははてなマークがうかんだのよ。

わたくしが着席した時には左隣は別の客で
残り1/3ほどの量をかきこんでいるところだったの。

食べ終わったその客が席を立つと女性スタッフが皿を片付けて消毒液でふきふき。
なんて、清潔なサービスを心がけているお店なんだろうと感心していたわけで・・・

ですから、わたくしよりつけ麺を先に食べ始めたお客さんは
わたくしより10分も後にスタンバイしたはず。

わたくしはあつもりを注文。
そのお客さんは通常のつけ麺。
あつもりの方が時間かからなさそうだけれど・・・

なんでだろう?
少し過去に記憶を戻してみる。
3分前。

その紳士が、店員さんにこう尋ねたの。

”食券渡すとき、あつもりか冷たいのにするか聞かれなかったけれど、
ちゃんとあつもりになっている?”

食券を見た男性スタッフはこう答える。

”お客様が購入されたのはあつもりではなく普通のつけ麺の食券です。”

”そっか・・食券違うんだ。今から変えられる?あつもりがいいんだけど・・・”

”ただいま確認いたします。”
とスタッフ。

”いいや、そのままで。”
とお客さん。

”よろしいですか?”

それから30秒後。

”やっぱりあつもりに変えてくれる?”
先ほどの紳士はやはり頭の中があつもりムードになっていたようだ。

”少々お待ちください。”

厨房に向かうヤングスタッフ。
再び、わたくしの左隣の客の後ろに来て、こういったの。

”では、これから作り直しますので・・”

”じゃあ、いいや、そのままで・・・ごめんね”
と謝るお客。

”そうですか?”
と一旦その場を離れたスタッフは、すぐにつけ麺セットをもって先ほどの客にサーブしたの。

”たった今出来たところだったんですよ。”
なんていう早業!

ってなんで、わたくしの方はまだなのに、彼のつけ麺はすぐにでてくるの!?
ひょっとして忘れられている?
ちょいと不安になってから40秒後に、わたくしのあつもりも目の前にやってきました。

うん?待てよ。
この時間差の秘密がわかったような気がする・・・

前述のお客が店員に質問をするさらに6分前のことだ。
わたくしの右の奥の方に位置するお客様につけ麺が提出されたのだけれど・・・

”僕が頼んだのはあつもりだよ。”

”すみません。”
店員は間違って用意したつけ麺を下げて、そして数分後にあつもりが登場。

あの一旦下げられたつけ麺なんじゃないの?
そんな疑惑がわたくしの中で確信に変わっていったの。
だって、みんな結構注文してから10分以上は待っているのにわたくしのライトカスタマーだけは、
3分もかかっていないもの。

誰かが箸を伸ばそうとしたものではないから衛生面では問題ないんだろうけれど、
きっと麺が劣化しているだろうと予測したの。
気付かれないように右にいらっしゃる男性の表情を確認したら・・・
決しておいしい!というお顔ではなかったわぁ・・・

商品をだされたお客様にはわからない歴史だけれど、
他の客が見ているってことをスタッフは気がつかないのかしら?
と思ったの。
というか、それ以前にお客様に対して感謝の気持ちがあればそんな風にはしないわよね。

以前かつやでも同じようなことがあって、その時の被害者はわたくし。
テイクアウト用に注文したら、すぐに商品が出てきて、
家に帰って食べようとしたら、ご飯に箸が入らない位に固まっていたの。
多分、こちらも間違て作成して時間が随分と経過したものだったんでしょうね。

さらに、今回のお店ではもう1つ不満が・・・
わたくしが食べ始める前までは、食べ終わって席を立ったお客さんに
次回ご利用下さい!
と割引券のようなものを渡していたのだけれど・・・

わたくしを含めて前後の客にはなかった。
これはなにか合言葉が必要だったのか?

特別な事情があり、わたしたちは受け取る権利がなかったのかもしれないけれど、
今までのお客さんが受け取っていると期待しちゃうわよね。
どんなお客さんにお渡しするのか、壁面にでも告知するべきだと思うわぁ・・・


お客様はちゃんと見ているんです。


そのお客さん直に無礼がなくても、そんな光景をみたお客様は離れていくと思うのよね。

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