年間の許された期間しか狩猟を許されない希少価値のあるお肉を
チェーンのハンバーガーショップが素材として利用することを決めた決断は、かなりの驚きです。
秋葉原のベッカーズの前に大きく掲げられた期間限定スぺシャリテは鹿肉バーガー。
わたくし羊のお肉は食べたことはありますが、鹿さんのお肉はかつてないかも・・・
これは食べておかないと・・・
690円という売価はチェーンのバーガーにしては少しお高いけれど
普段口にすることの出来ないジビエと考えると、めっちゃリーズナブル。
ということで、テイクアウト用にオーダー致しました。
お肉を焼くのに10分ほど時間が必要ということで、席に座ってSMOKEしながら。
だけど、ちょうど、タバコが吸いたかったところなので有り難いかも。
秋葉原駅周辺には喫煙所がないのでございます。
9分程で商品を受け取り、購入してから、約3時間後に包みをオープン。
紙パッケージに包まれたバーガーの脇にはバーガーを食べやすくするための紙パックが付属。
初めて見かけるけれど、サービスを充実させたのかしら?
さて、ふっくらしたバンズの中にはバーガーパティと信州アワビ茸。
バンズが麹入りのものに変わってから、ほとんど食べることがなくなったこちらのバーガー。
以前はチェーンのバーガーショップで一番お気に入りだったのに・・・
ふっくらとしたバンズの中に硬めの歯触りのパティ。
最初は牛肉のハンバーガーとそれほど変わらないなぁ・・・
という印象を受けたのですけれど、すぐに感想は変わった。
牛や豚と違って肉汁が少ないので、若干パサパサした食感の後に、
かすかだけれど、野生動物特有の香りが追いかけてくるの。
たぶん牛や豚にも独特の香りはあるのだろうけれど、食べなれているからなんだろうね。
気にならないのは・・・
もごもごと食べ進むも、最後の一口は我慢できずに・・・
鹿さん、本当にごめんなさい。
貴族の味わう料理としても有名なジビエは、わたくしには向かないみたい。
やはり貴族には、とてもなれそうにないわたくしだったのです。
美味しいハンバーガーメニューへ。