”海豚”って書いて”いるか”って読むんだね。
わたくし全然知りませんでした。
漢字得意な方じゃなかったし・・・
その知識を新たに吸収したのが柏から徒歩10分程のところにある、このラーメン店。
今までもバスでお客様のところに行った後に柏駅行きのバスの窓から
このお店の存在は知っていたのだけれど、ついに訪れてみたの。
そのお店の券売機の一番左上にあったメニューが海豚ラーメン(850円)
券売機の左上は、お店が一押しのメニューがいる定位置だもんね。
昼の12時30分頃。
駅から結構離れているし、相当に暑い日差しの午後なのに、カウンターは、ほぼ満席。
柏では相当に人気店のようだ。
いつのように麺硬めで依頼。
”もともと麺硬めなんで・・・”
”それでも通常より硬めに出来ます?”
と尋ねるも
”やってません。”
と素っ気ないお返事。
壁にある商品の案内文章と厨房に交互に目をやりながら商品の到着を待つ。
こちらのお店は1人分の鉄鍋にスープや具材を注いで麺を加えるという
ちょっと珍しい調理方法のお店。
麵のつなぎには、通常のかん水ではなく布海苔を使用、小麦の香りを楽しめるように工夫しているんだって。
具材は地元柏産にこだわり、その時期にいただける野菜を加えるため、季節によって異なるのだそうよ。
このお店はライスが無料サービス。
店の奥の炊飯器で自分で盛るというシステム。
もちろん、わたくしも少量のご飯を目の前に準備。
しばらくすると、蓋がされた鉄鍋が登場。
蓋を開けると、ぐつぐつと熱くなった液体から湯気が立ちのぼった。
細めの麺の上には、豚肉のチャーシュー、青菜、じゅんさい?見るからにとろとろの半熟玉子、そしてアサリ。
海豚って海鮮の具材が入っているということだったのね!
レンゲでスープをすくって口に運ぶと、あさりの味と香りが口いっぱいに広がる。
魚介と豚骨を合わせたスープのようだけれど、魚介のメインのだしになっているのは貝類のエキス。
なかなかに美味しいスープです。
良く見るとあさりだけかと思っていた海鮮具材には海老と烏賊もかなりの量が入れ込んである。
かなりゴージャスな一杯だわ。
今度は麵。
デフォルトで硬め・・・と訊かされていたけれど、どちらかというと柔らか目。
さらに鍋に投入したすぐには硬めだったのかもしれないけれど、
ぐつぐつ沸騰しているスープの中では、どんどん軟化が進んでしまうのかも。
さらに1分も経過するとソーメンのような全く歯ごたえのない麺になっていました。
ソーメンが好きな方にはいいけれど、麺に関してはらーめんを食べている気がしないのです。
スープも具材もかなり好みのグルメだったので、麺が残念。
煮込んでも食感を残す太いごわごわ麵を使えば、めちゃわたくし好みのお勧めらーめんなのですが、
そこはお店なりのこだわりがあるんでしょうね!
また行ってみたいとも思うけれど、あの麵なら、もう行きたくない気も・・・
わたくしの気持ちはどっちなんでショー?
ラーメン猪太 (ラーメン / 柏駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0
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