秋葉原周辺にはらーめん店が乱立しているけれど、
営業時間の終了は結構早いんですね!
仕事帰りに気になっていたらーめん店で食事をしようと
秋葉原の電気街周辺に到着したのが、午後9時30分。
お目当ての数店のお店は、いずれも暖簾を下ろした後でした。
電気店の営業が終了するのと同時に人通りも急に少なくなるから、
賢明な経営判断何だろうと思われる。
それでも、もうらーめんを食べる気になってたわたくしの脳は
普段歩くことのない万世本社の裏側に見知らぬお店があるかも・・・
と思って彷徨い始めていたのです。
あった、らーめんと書かれた垂れ幕が・・・
山形らーめんのお店のようで、山形名物の冷やしらーめんの案内なんかも確認。
こちらのお店の営業時間は午後10時まで。
何とか閉店時間の7分前に入店。
店の外が暗いので、店内が、やたら明るく見えるのだけれど、
客は誰もいませんでした。
普段秋葉原で下車することも多いわたくしですが、
この立地にらーめん店があるなんて知らなかったし、
あまり人気のある通りでもないしね・・・
券売機でメニューを確認すると、一番左上が醤油らーめん。
塩らーめんや白湯らーめんも同料金の750円。
迷った時は一番左上の商品を選ぶのが基本。
醤油ラーメンを麺硬めでオーダー。
店主がメニューのページを広げながら、わたくしに問いかけたの。
”豚軟骨煮込みと、小籠包、どちらにしますか?”
おつまみメニューが紹介されたページ。
2回訊きかえすと、
らーめんの具材として、いずれかを選ぶことが出来るそう。
わたくしは前者をチョイス。
3分程して、薄い琥珀色のスープがサーブされた。
細い麵の上には、シャキシャキの葱とコンビーフのような見栄えの豚軟骨、
タケノコ、海苔。
では、いただきます!
レンゲでスープを空くって、ゆっくりと喉に流し込む。
あっさりした薄味だけれど、上品な甘みのある醤油味が全体をまとめていて
まろやか。
煮干しと魚介で主にスープをとっているそうだけれど、海の香りは控えめで、隠し味程度。
あっさりしすぎ・・・と最初は思ったのだけれど、
何回もスープを舌が味わっているうちに繊細な甘みがだんだんクセになってきたり・・・
硬めにオーダーした細い麺は日本蕎麦のようにしゃきしゃきしていて、力強い食感。
この麺は好きかも・・・
さらに準主役である豚軟骨煮込みは赤みなのに柔らかく
牛肉のコンビーフのような味わい。
とろける赤身のお肉は、普段あまり食べる機会のないユニークなトッピング。
メンマではなくタケノコは甘めに味付けがされていたよ。
インパクトが高いらーめんというわけではないけれど、
他のラーメン店とは微妙に異なる上品なお味は、きっと、また訪れたくなる予感が致します。
秋葉原で21時以降にらーめんが食べたくなった際、
22時前だったら、ぜひ訪れてみて!
麺屋 けくぅ (ラーメン / 岩本町駅、淡路町駅、秋葉原駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.2
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