今回また華さんの参加するライブを聴きに行って改めて思ったの。
ギターやキーボードなどなど、いろいろな楽器が存在していて、
そのツールを扱う人のテクニックによって、音は随分と変化するのはもちろんだけれど、
人の声の方が、わたくしのような素人には違いがはっきりわかるわけ。
例えるなら、ハンバーガーとラーメン。
どちらも、わたくしの大好物.
材料や調理法でハンバーガーの味は随分と違ってくるけれど、基本のテイストは同様なわけで・・・
ところが、らーめんは、コンセプトや配合で店ごとにまるで別の料理のようなバライエティーが出現するじゃない。
ヴォーカルも、その声質や歌い方によって、まるで違う波となって耳に届いてくる。
人の声って、すべてが唯一無二な神秘的な楽器。
お目当てアーティストの参加対バンライブでも、初めて耳にするアーティストの声に
その吸引力によって、思考が停止して、まっすぐにその方向に目と耳が奪われてしまうことがある。
今回体験した、もう一人のアーティスト、鎌田順子さんもそう。
今回のライブ会場は小川町にあるLIVE&BAR SECOND STEP
華さんのFACEBOOK情報で、このライブの開催を知ったの。
去年華さんがバースデーワンマンライブを行った箱で、わたくしも一度訪れたことがございます。
Happy! 華 バースデーライブ 記事
2アーティストによる、ライブで、
鎌田淳子さんが定期的にこの場所で行っているライブシリーズ。
今回が記念すべき13日の金曜日で20回目の開催だそう!
ライブは通常のように、1ドリンクいくら・・・みたいなしシステムではなく、
ごくごく安いライブフィーと飲食した金額、プラス少量のサービス料、
そこにライブ合間にMCの鎌田さんがお好きな金額を入れて下さいボックスをもってまわり、
オーディエンスが金額を入れるという、ちょっと変わった方式。
ライブタイトルから、わたくしは演奏中のアーティストに500円玉を投げて襲撃するシーンを
イメージしておりました。
もちろんタイトルは銭形平治のパロディーで、ユーモアセンス満点だわぁ!
と思いながらも、平成生まれの人にはわからないトピックだろうなぁ・・・とも思ったり。
ウッディーな店内はアダルトな落ち着いた空間。
奥のステージの前にテーブルが設置されていて、対面の奥にカウンター席。
カウンター席は、混んでいるけれど、
テーブル席は、まだほとんど誰も座っていない状態。
皆様控えめな方なんですね・・・
”カウンター席とテーブル席どちらが、よろしいですか?”
スタッフの方に訊かれたので、
そりゃあステージに近いテーブル席!と答えたのだけれど、
これから団体で訪れる人が多数いるかも・・・と一番ステージから離れた席にBe SEATED。
開演前に喫煙したいと、レジで携帯吸殻入れを借りて外へ。
このお店の中は禁煙。
今時のライブハウスのほとんどは店内は禁煙だと、認識しておりますが、
このハウスの流儀は少し変わっていて、
外に喫煙所があるプレースが多いのに反して、レジで携帯吸殻入れを借りて外でスモークするというもの。
わたくしが普段利用している吸殻入れよりも、かなりお洒落なごみ袋を借りて外へ。
”kaoluさん”と呼ばれて、声の方向を向くと、
わたくしの大好きなアーティストの一人である大里健吾さんが・・・
彼はプロフェッショナルなギタリスト兼作曲家で、カメレオンBabyのメンバーであり、
いつも華さんのサポートメンバーとして、彼女のライブを盛り上げているスペシャルな人物なの。
スプレンディドなインストナンバーを披露するカメレオンbabyも、
わたくしの大好きなアーティストの1組。
このはまってしまったサウンドを奏でるバンドと出会えたのは、華さんライブで彼らのことを知ったのが
始まりだったのです。
健吾さんとスモークしながら、会話。
タバコを吸う人には、こんな素敵な会話チャンスがあるのよ。
以前アル・マッケイオールスターズのライブで喫煙所でメンバーとお話しすることが出来た・・・
なんとこともあるし・・・
→Al McKay All Stars at 東京ビルボード2014 記事
だけど、タバコは体には悪い・・・のであしからず・・・
今回のイベントの主役である鎌田順子さんのサポートギタリスト、今川淳さんは、健吾さんの専門学校の先輩だそうで・・・
健吾さんは鎌田さんとも周知の仲。
そこで今回のコラボライブが実現したわけだけれど、このライブの直後、健吾さんは
次のライブ場所である福井県に移動するそう。
そんな忙しいスケジュールでも実現したかった組合わせは健吾さんにはスペシャルなオケージョンだったんでしょうね!
さて、話し込んでしまって、地下にあるスモールホールに下りていくと
鎌田純子さんのライブは開始されていました。
サポートの今川淳さんのギターのみで進行する演奏。
なんか、とっても吸引される声なのよ。
ふんわり包んでくれるような心地よい周波数と発音。
声のヴォリュームをアップしても、そのふんわりした印象は変わりなく、
お顔の表情を拝見すると、こんな高音は結構負担なのだろうに・・・
声はすんなり、心地よいまま。
休みがとれたら

披露されている曲調は、わたくし好みのカテゴリーというわけではないのだけれど、
それでも、耳も目も100%ステージに向けられてしまったわけで・・・
このアーティストもすごい!
曲の合間にはユニークなトークで会場を盛り上げてくれるのだけれど、
そのユーモアセンスが、見ている人を,聞いている人を明るく導いてくれるような不思議な
引力があるのよね。
彼女が、もしわたくしが好きなタイプの曲調をオーディナリーにしてたら、
間違いなく追いかけてしまっていた人材です。
@ パラドックス
A ミッドナイト・ハイウェイ
B 金魚
C トラベリング
ミディアムアップテンポの曲で、途中でオーディエンスを巻き込んで発声するというライブにはぴったりのハッピーソング。
ラララライ、ラララライ、
このフレーズが基本だけれど、メニューを見ながら即興で
鯛が美味しい♬
なんてフレーズをみんなで歌おうとするのは、楽しいぞ。
➄ 小さな世界
今回のライブは2部構成になっていて、
この後華さんライブが行われて、しばしの休憩の後、それぞれの第二部が始まるという流れ。
次は華さんの登場!
と思ったら、いきなり、ここでスペシャルな企画!
専門学校の先輩、後輩である2人のギタリストと、鎌田純子さんによる3人のコラボ。
”やさしさに包まれたなら”
ユーミンの名曲をダブルギターと素敵なヴォーカルでリミックス。
人々に愛される名曲って演奏や、ヴォ―カルが変わってっも、いつも耳に馴染むわけで・・・
だからこそ、名曲なんだろうけれど・・・
優れたテクニックの2つのギターの共演は、とってもエキサイティングだったのです。
健吾さんの演奏は、実は華さんのバックかカメレオンbabyのパフォ―でしか見たことがなかったので、
他のアーティストとのコラボはファンにとっては、とっても嬉しかったわ・・・
3人によるアットホームなトークは見ている人達にもあったか笑顔を運んできてくれる。
さてスペシャルなコラボが終わった後は華さんライブ。
鎌田さんと同じようにギターとヴォーカルの構成。
もちろんギターは大里健吾。
相変わらず華さんの歌は全てのセンテンスに、しっかり感情が込められていて
歌詞の世界を頭の中で追いかけることが出来る。
だからオーディンエス側の感情移入も3Dみたいに立体的なんだ。
時折、健吾さんもバックグラウンドヴォーカルで渋い声を響かせてくれるのだけれど、
この2つの声がミックスされて響いた時の空気がまた耳触りがいいの。
健吾さんのリードボーカル聴いてみたい!
と思うのはわたくしだけではないでしょう、きっと。
@ 明日
※ユーチューブで探してきた動画ですが、今は痩せすぎな華さんで、ルックスはちょっと違います。
A Fly Away
B Time After Time
めずらしくカバー曲の披露。
洋楽でカバーされることが多い曲と言えば、
ひょっとしたら、シンディー・ローパーのこの曲が一番なんじゃないかしら?
わたくしの大好きな大和姫呂未も時々歌っているし・・・
英語の発音も上手く、
しっかり華さん流のTime After Timeになっておりました。
C 光の先へ
いつもこの曲を聴くと元気つけられるんだよね。
D Happy
お決まりの観客を巻き込んでの”ハッピー”の大合唱で第1部ステージは終了かと思いきや。
再びのゴージャスなコラボタイム!
ユーミンの名曲を2組でPLAY。
2つのギターと2つの声が美しく重圧かつ軽やかなハーモニーを届けてくれたのです。
ここで、しばしの休憩。
今回は華さん目当てのオーディエンスがたまたま少なかったこともあり、
わたくしが一人で座っていたテーブルに華さんと、ギターの健吾さんが訪れてくれた。
今までも軽くお話したことはあるのだけれど、こんなにゆっくりトークしたことはなかったわ。
初めてお2人と一緒に写真をとっていただきました。
なんか、わたくしにとっては、すごく特別な時間。
健吾さんは、ちょいと稲垣吾郎似のイケメンなのですが、
この写真に限って言えば、片岡鶴太郎に似ている気がする・・・
ボックスを持って集金に回られていた鎌田さんにも写真を撮らせて頂き、
→気軽に話しかけてくれる鎌田さんも本当にステキ!
さて第2部は華さんからのスタートです。
COLOUR

2部では帽子をテイクオフした健吾さん、
帽子がない方が素敵なお顔が、ちゃっと確認出きるから
こっちの方がいいと思うんですけど・・・
@ 夢の途中
A Losing My Way
B 接吻
こちらもカバー。
オリジナルラブのヒット曲です。
女性がこの曲をカバーするのは初めて耳にしたけれど、
またオリジナルとは違った魅力を感じましたぞ。
C 星に願いを
今回も華ワールドの中に、どっぷりとつかることが出来ました。
最後のステージは鎌田順子。
@ 歯ブラシの歌(?)
A 消せないもの
B きれいごと
C パラドックス
1部でも披露したこの曲が、わたくしは大好き!
爽やかな風が走り抜けるような疾走感のある洋楽テイストの楽曲。
D あまりあるもの
アンコールが、1曲あって、大きな盛り上がりの中ステージは終了。
鎌田さんにしても華さんにしても、
実力のあるアーティストのパフォーマンスを見ていると
無心になれる。
日常の面倒な一切のことを忘れて、その世界にのめりこむことが出来るの。
そういう意味では癒しを得て体調を回復するという効果もあるかもね。
全てのステージが終わって、再び華さんとお話。
健吾さんは、もう福井に向かって旅立っていなかったけれど・・・
華さんにアルコールを1杯付き合ってもらいました。
その際に華さんがMP3でダウンロード販売している3曲を焼いたCDにサインしたもらった。
この3曲のうちの2曲目の”Rain”という曲が、わたくしが華さんファンにんなることを決めた超COOLな楽曲です。
ステキなライブを堪能した上に、アーティストとゆっくりお話まで出来て、
とってもスペシャルな小川町ナイトだったの。
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