こう書いてオロチって発音するのね?
あっさりしたスープだけれど、牛さんの旨みテイストが溶け込んだ
わたくし好みのらーめんでした。
最近仕事で以前勤務していた土地である大宮を訪れる機会が多くなったわたくし。
とりあえず、訪れたことのないラーメン店は制覇しないと・・・
と思っていたところに入手した情報。
以前の豚野郎ラーメンが違うお店になっている。
ということで、訪れてみました。
大宮の商業地区のエンドラインに位置するこのお店。
駅からは徒歩で13分程でしょうか。
わたくしは、この周辺を歩きなれているので、遠くは感じないけれど、
この記事を見て食べてみよう!と思った方には遠く感じるかもしれません。
食べログでも、投稿がなく、お店も、そんなに混雑していないのは
この立地が影響しているのでしょう!
しかも、この入店するためには信号を2つ待たなくてはいけない。
通りの向こう側に立地する、このお店の前には信号がなく、
向かい側にわたってから、さらに左側に移動する必要があるのです。
いまだに豚野郎らーめんの看板が掲げられており、
建物自体の新しい店名の色合いも以前の豚野郎と似通っているので、
同じ経営者が、違う味を目指したのではないかと推測します。
午後2時、先客は1名のみ。
店の名前を刻んだ八頭龍らーめん(750円)を麺硬めでオーダーです。
”大盛りも無料ですが・・・”
女性店員さんの禁断の質問。
ダイエット中だというのに、パブロフの犬状態で
”じゃあ大盛りで”
と答えてしまった意思の弱すぎるわたくし。
さて、このお店、屋台サービスなるものが存在しており、
店内に設置されたカウンターに日替わりの惣菜が並んでおり、
無料で食べることが出来るという素敵なサービス!
さっそく立ち上がってチェック。
以前の豚野郎ラーメンでも、このようなサービスはあったのだけれど、
めっちゃランクアップしている!
以前は卓上にあるサービストッピングの豪華版程度だったのに、
手間のかかりそうなお惣菜が数種類。
きんぴらレンコン、マカロニサラダ、にんにくの醤油漬け、漬物、切り干し大根など、
これらを少しずつ小さな皿2つに盛って、主役の登場を待つの。
手間暇はスタッフが、材料費社長のポケットマネーで・・・
と書いてあったけれど、本当にそんな感じ。
小料理屋で出されるような、しっかりした味わいは、普通サービスで提供しようとは
とても思いつかないもの。
特にニンニクの醤油漬けな、わたくしの大のお気に入りになったのだけれど、
仕事中だったため、1かけらのみにしておきました。
しばらくしてメイン丼がドン!と登場!
太めのストレート麵の上には、きくらげ、メンマ、豚の炙りチャーシュー、焼きのり、関西青ネギ、少量のマー油。
ココで、メニューに紹介されていた、この商品の解説を引用させていただきます。
贅沢な丸鶏スープにA4和牛の旨みと甘みを加え、
アクセントには青ネギ、黒マー油、炙りチャーシューを!
高級な和牛脂を日本酒と水で炊いたものを、
老鶏に香味野菜で仕上げたスープにプラス、
かえしは本枯れ節と昆布をベースに2,3週間以上の寝かせた白醤油とたまり醤油を
あわせたものだそうです。
実際レンゲでスープを口に運んでみると、あっさりしてながらも複雑なお味。
最初の印象はたんぱくすぎ?
だけど、すぐにいろいろな風味や旨みが上品に口の中に広がります。
鶏スープがベースのようだけれど、牛の旨みの方が前面に主張しているようです。
太めのストレート麵は、しゃきしゃきした白蕎麦のような食感とお味。
個性的だわぁ・・・
チャーシューも、しっかりお肉の旨みを閉じ込めていて◎。
はっきりした、わかりやすいお味ではないので、一気に人気に火が付くということはなさそうですが、
じわじわと人気を上げていくようならーめんじゃないかしら?
サービスのお惣菜の楽しさも癖になりそうな、ありがたさで、
わたくしが、何度でも訪問したいお店の1つに加わったのです。
麺屋 八頭龍 (ラーメン / 大宮駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.7
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