● サンマらーめん
2015年7月8日
評価 C
味噌ラーメンの専門店で醤油らーめんを食べるのは邪道なのかも・・・
だけど個性的でなかなか美味しかったですわよ。
数か月前に、こちらのお店に訪れた際にメニューにあった、この商品も気になって
そのうち食べてみようと決意していたのですが、忘れていたわ。
根室直送のサンマ秘伝の手法で封じこめ
特製の醤油かえしを使用して作られたスペシャリテは750円。
いつものように麺硬めでオーダーして持参した書籍でも読みながら待とうと思ったのですが、
2ページも読む進まないうちに、わたくしのラーメンは提供されたの。
それにしても黒いスープ。(正確にはダークブラウンなのかも)
さらに顔を近付けるまでもなく、わたくしの上半身を包み込むサンマの香り。
かなり大量にサンマ節を使用してらっしゃるんじゃないかしら?
透き通るほど細い麺の上に分厚いチャーシュー、太いメンマ、味玉子ハーフ、カイワレ。
まずはスープから・・・
濃厚なサンマ味でらーめんを頂いているというよりも、和食の魚汁をすすっている感じ。
強く主張するさんまは明石家一門なのかも・・・
獣系の脂はほとんど使用していないようでスッキリ。
さらには生姜が(多分)隠し味となっていて、全体の橋渡しをしている?
わたくしは太麺が好きならーめん好きなので
ソーメンのような麺は、ちょっと物足りない気が致しましたが、
ここまでサンマの味一直線で勝負したらーめんは珍しいと思うのです。
食べ終わった後は、らーめんを食した・・・
という後味ではなく、魚を味わったという印象。
魚好きの人にはたまらないスープかも。
● 蟹味噌ラーメン
2014年4月17日
評価 B
ランチは家系らーめんを、と思って新橋駅に向かう途中に、
味噌らーめんというのぼりが、わたくしがらーめん店として認識していない場所でひらめいていたの。
こんなところにラーメン店が出来ていたの?
家系らーめんは今回は中止して気になる味噌らーめん店へ。
地下を下りたところにラーメン店は存在しているのだが、
地上には海鮮居酒屋根室食堂があり、
同店が居酒屋用に仕入れる食材をより活かすためにOPENしたものと思われる。
なんか素材には期待が持てそう。
プラスチックのビール箱の上に大きな板を乗せただけの簡易なテーブルは、
ビルの中なのにアウトドアみたいな印象を受けます。
メニューをみると、右側のVIPエリアに大きく紹介されているのが
(多分)一番のお勧めメニュー蟹味噌ラーメン(900円)
シンプルな味噌らーめんというメニューはないんだね。
最低でも週に2回はランチ代を300円以内に収めることにしているわたくしには
大きな支出ではあるけれど
一番安いさんまラーメンでも750円。
せっかくだから、思い切ってお勧めの味噌らーめんを麺硬めでオーダーです。
2013年の12月にOPENしたお店らしく、午後2時を過ぎた時間なのに
わたくしを含めて客は5名。
まずまずの人気ですね!
さて5分も待たないうちに登場した蟹味噌らーめん!
麺の上には葱とカイワレがたっぷり。
大きな豚のチャーシューとメンマ、ハーフ味玉子、葱がイン。
まずはスープ。
蟹みそらーめんと名付けられたらーめんは数多く存在するけれど
ここまで蟹味噌の味と香りを感じたのは池袋の無敵家以来・・・
味噌の濃度は低く、ちゃんと蟹味噌のテイストが前面に突出するように計算されているんだ。
黄色い細めの中太麺はノーマルな北海道らしい麺。
メンマはしゃきしゃきで美味しかったけれど、
チャーシューの中からは肉汁がすっかり幽体離脱していて味がしませんでした。
ほぼ食べ終わる頃の残りのスープは蟹のうま味が沈んでいて
先ほどまでのスープよりも、もっと濃厚。
さすがに海鮮のお店がつくっただけで、魚介の持ち味はうまく引き出したスープに仕上がっておりましたわ。
味噌ラーメン ねむろ (ラーメン / 新橋駅、汐留駅、内幸町駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.6
美味しいらーめんメニューへ
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