2014年04月05日

NAKA-Z @ JZ Brat

タバコと灰皿が降ってきた。
といっても落下地点は、わたくしの連れのAちゃんの鞄の上で、彼は落とした人の狼狽に、しばらく気がつかなかったのだが・・・
場所は渋谷のセルリアンタワー東急ホテル2階のライブハウス,JZ Brat


ライブには、頻繁に訪れる機会の多いわたくし,今回のお目当てアーティストはNAKA-Z

NAKA-Z Show.JPG JZ Brat.JPG

実は、わたくし彼の名前も存在も数週間前まで全く存じ上げなかったの。

友人がspecialに親しくしている方でヴォーカリストがいるっていうのは数年前からきいていたけれど、その彼の名前がNAKA-Zだったんだ。
彼がこの度ファーストシングルCDをリリース!それを記念したワンマンライブが行われるということで、友人Aから、お誘いがあったわけ。

わたくしライブに行くことは多いけれど、本当に自分自身で興味をもった方のライブにしかいかないわけで・・・(普通そうか・・・)
特に知らない男性ヴォーカリストには正直全く興味がなかったり・・・

だけど、大好きなAちゃんの依頼、断るわけにもいくまい・・・と同僚のAと現地で落ち合うことに。

ってAが2回出てきたけど別人。
このまま2人ともAで進めると、わけがわからなくりそうなので、仮にこう名付けよう。
本当の名前をブログに書いちゃうとまずいことがあるかもだもんね。

ライブを誘ってくれた女子アヤちゃんをAA。会場で待ち合わせした同僚の男性アリちゃんをABとする。
わたくしの苦手な数学の公式みたい。
ちなみにAAは以前、わたくしが現在勤務する会社で働いていた方なのだ。

セルリアンタワー東急ホテルは渋谷駅から3分ほどのところで、通常迷うことは想定しにくいのだけれど、新南口に到達してしまったわたくしは、どうやってJR線の向こうに横断することが出来るのかがわからず、うろうろ。
なんとか目的のビッグなホテルに到着するも、会場のあるホテルの2階フロアが、これまた広くて、どこの角にあるのか発見するのに8分かかったわ。
その間耳に届いていた軽快な懐かしいアップテンポな洋楽。
こんなゴージャスなホテルホールのBGMはクラシックと相場が決まっているものと思っていたのだけれど、斬新!

やっと探している読めない店名を発見。
JZ Brat
中に入ると、先ほどまで耳に届いていた音源がCDではなく本日のアーティストパフォーマンスだということを知ったの。
ちょいと(いや、かなり)ビックリ!耳

ホテルのインサイドらしいゴージャスなつくりのライブハウスは満員。
バーカウンターの後ろに2画面のモニターがステージのアーティストの演奏をいくらかズームアップして映し出している。

フロアは段差があって、ステージの対面の壁際が少し高くなっており、スタンディングで鑑賞している客も多数。
結構の収容人数を記録しそうな箱なのに、大人気じゃん!
ちなみに、このライブ会場の中央より少し後ろに、でっかい柱があって、その背後には客席を配置していないのだけれど、
このつくり、なんとかならなかったんでしょうかね?

私はスタッフの方に案内され、壁際の高くなったところの下にある席へと誘導された。
ちゃんと開演前からたどり着いていた相方AB.
わたくしはスタッフに手で合図を送ってカールスバーグのグラスをオーダーしたの。

ステージでバンドをバックにNAKAーZさんが歌っているのは我々の年代には聴きなれた80年〜90代の大ヒット洋楽の数々。
通常日本人が英語曲を歌っていると、どうしても発音の問題なんかで違和感を感じるものなんだけど、
彼には、それがないんだわぁ・・・

日本人が歌っている洋楽(洋楽という言葉自体日本人目線だけどね)って印象を感じさせないの。
さらに彼のハイトーンだけれど力強いパンチのあるヴォーカルが、しっかりと名曲をVIVIDさせている。

初めて目撃するお顔。
ダイヤモンドユカイに似ている?
少し席からステージまで距離があったせいか、いろんな人に似ているような気もしてくるの。
岡部部長にも草薙剛にも佐久間さんにも与沢翼にも見えたり・・・

今挙げた4人って似ている?(2名は会社の人)
共通点は髪型だけですわよね・・・

実はわたくし、このライブを訪れる前に同じ会社の次期総務部長のAさんからNAKA-ZのシングルCDを借りて事前に聴いていた。
また、Aさんが出てきたね!
お名前がAから始まる人って日本には多いのかしら?

仮に、このA部長をACと呼ぼう。
ACさんは美しい女性で、今回もこのライブにIさんとともに参加している。
彼女から借りたNAKA-Zのシングル”桜雪”
最初に耳にした際は、彼の高音のSWEET VOICEにビックリ!

ただ、曲は私が好きなタイプの旋律ではなかったの。
わたくしたちのような年代にはノスタルジーを感じさせる和風のしっとりしたバラード。
だけど、わたくしは洋楽テイストの楽曲がFAVORITEなわけで・・・
この特異な彼の声質を活かすためにはもっとアップテンポの曲の方がいいんじゃない?
って勝手に思っていたのさ。
そしてライブで彼のアップビートなヴォーカルを聴いて、やっぱり思った通りだわと思ったぞ。

注文したビールが届いた。
ホテルだけあって1杯1000円と高額な設定なのだけれど、
泡のバランスなんかが絶妙で、さすがの1000円と感動したのです。

さて、NAKA-Zは耳慣れた有名洋楽の数々を披露。
ホイットニー・ヒューストン、スティービー・ワンダー、わたくしの大好きなEWFも。

なんて実力のあるエンターティナーなんでしょう!
今まで彼のことを全く知らなかった、わたくしでございますが、
実はわたくしが知らなかっただけで、相当に有名なスターなんじゃないかと思わせてくれるような貫禄のパフォーマンスでした。
彼の声の特徴は、やはり高い音域を発声出来るということなんだけれど、
そのハイトーンには、しっかりとパワーを宿しているんだよね。

高すぎる音域でも薄っぺらくならない。
すごい実力者です。

若いとは言えないNAKA-Zが今回初めてCDをリリース!
ってなんて音楽界って厳しい採用倍率なの!
わたくしが最近はまっているインストバンド、カメレオンbabyだって、ちゃんとフルアルバムだしてないし・・・
→ カメレオンbaby @ 三軒茶屋Pf 記事

音楽界の人事担当者、リサーチが不足しすぎていない?
なんてクレームが、わたくしの心の中で巻き起こってしまうの。

言い忘れていたけれど、今回のライブは2部構成。
ネットで確認した際に1部は19時30分より、2部は21時よりと案内されていて・・・
AAに”どっち予約したらいいの?”ってメールで問い合わせしちゃいました。
ただ今回は、通しで1部、2部を参加した観客が楽しめるシステムだそう。

「桜雪/ミルク」
「桜雪/ミルク」
さて洋楽を中心にセレクトした1部の最後の楽曲。
NAKA-Zがリリースしたシングル”桜雪”の披露。

こちらは日本語です。
このデヴュー曲を盛り上げるためにチェロとバイオリンのゲストが2人加わる。

歌詞も○○してくれませんか?
という語感を使用しており、アイドル全盛期の日本のバラ―ドを彷彿とさせる。
メロディーも、どこか懐かしいもので、
多分過去の和風バラードと新しいアレンジを融合させて、懐かしくも新鮮な印象を企画したのでは?
と、わたくしは推測。

実際、会場の多くの観客(30代後半から50代が中心?)は、このメロディーに酔いしれており・・・
ただ、ソウルやファンクが好きで過去の日本MUSICを、それほど好まない私には好きな楽曲というわけではなかった。
このサウンドは若い世代の耳にどう響くのだろうか?
実際わたくしは結構CDを購入したりいたしますが、年代が高くなるほど音楽を購入する率は減るはず。
ヒットを生み出すには、若い世代の支持を得る必要があるもんね。
さてわれわれ中年には懐かしく響くメロディー、若い世代は新鮮と感じてくれるのでしょうか?

ファーストステージが終了して、いったん主役はステージを後に。
書き忘れておりましたが、後ろのバンドの演奏も素晴らしかった。
だって、洋楽の名曲カバーを聴いていたのに、全くストレスを耳に感じなかったというのは、
演奏のレベルが相当に高かったということになるわけで・・・

会場の照明が明るくなって、席が離れていたAAやACと挨拶した後に
ABと話していたら、背後の上から

”あ!あ!すみません、たばこ、たばこ!”

という声が響いてきたのです。
ベランダみたいに格子につかまってスモークしていた方がタバコ&灰皿を狭いバーから落としてしまったわけ。
隣のABちゃんと鞄の上で、火が付いたままのタバコが二酸化炭素を排出している。
ABちゃんは煙草を上の彼に渡すも、その横の灰皿には気がついていなかったようで、
わたくしの指摘でアッシュトレイをUP。
こういうつくりの客席って、いろんなものが落ちてくる危険性があるんだね。

21時からのセカンドステージは邦楽中心。
こちらも観客の年代を意識してか、80年代のヒット邦楽がメイン。
しかも、いろんな曲を披露したい!というNAKA-Zさんの意向でいっぱいの曲のメドレー!
まるでベスト10のラインアップのような懐かしい輝くナンバーの数々。
そして、そのどれもがNAKA-Zサウンドに音声加工されているのが新鮮。

あっという間に最後の曲に・・・
ライブに訪れるまでは、全く興味がないアーティストだったのに、
そのころには、好きなアーティストの一人に心の中でカウントしてしまっていたわたくし。
もう最後の曲なの!?って思っちゃたもん。

ラストは今回リリースした”桜雪”のカップリング”ミルク”
キャッチ―なメロディーだなぁとCDを聴いた際に思ったのだけれど、チャラのカバーだったんですね。
ますます高い発声のNAKA-Zの声は、目を閉じると女性の声のよう。

圧倒的な存在感をしめした、2部構成のライブは大喝采の中終了。
アンコールで出迎えられた彼がアップテンポの洋楽で、改めて観客を魅了し、
さらに、もう1回のアンコールで桜雪をリプライズして締めくくったの。
NAKA-Zさんが、また皆さんにお会いしたい!
と何度かおっしゃっていたけれど、わたくしも、また彼の歌声が聴きたい!
と思った。

AAが、こんなすごい人の親人っていうのが、ちょいとうらやましかったり・・・
AAを見る目が今後変わったりね・・・
いきなり次回あった時に敬語で話したりして・・・


「桜雪/ミルク」
「桜雪/ミルク」

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posted by Kaolu M at 16:16| Comment(4) | TrackBack(0) | LIVEに行ってきましたよ。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先日はLIVEにお越しいただきありがとうございました。

NAKA-Zの関係者でございます。

NETでこの記事に辿り着き、とても詳細で好意的な書き込みありがとうございます。

メンバーのschedule調整があり早くても2ヵ月後以降になりますが、またLIVEを実施いたしますので、その節はどうぞ宜しくお願いいたします。


佐藤 拝

Posted by H.SATO at 2014年04月08日 13:59
佐藤 拝様>コメントありがとうございます!
とっても楽しいステージでした!日程が合えば、また観戦させて頂きます。ブログを投稿する際にユーチューブで動画を探したのですがアップされてないようですね。言葉だけでは魅力は伝えきれないので、動画をアップしていただけると、ブログ見てくれている方にも、もっと伝えやすいなぁなんて思います。
Posted by kaolu at 2014年04月08日 23:52
kaolu様
ありがとうございます。
実は当日お店の方で記録して頂いた
映像があるのですが、2次使用(販売)は不可と
言われており、YOUTUBEにUPしていいか?は
未確認で現在確認中です。
JZ BratさんのOKがでれば動画をupする予定です。

このブログの事は、NAKA-Z本人にも伝えました。
本日のお昼に会い「閲覧した?」と聞いたところ、
本人も閲覧済で非常に喜んでおりました。

尚、NAKA-ZのHPにも当日のset listをupする予定です。
これは、まだ企画の段階ですが、次回のliveでも演奏してほしい
楽曲の参考用、更に「こんな曲も聴いてみたい」
というリクエストを頂くためです。

日程が決まりましたらHPにscheduleを掲載しますので、
今後も応援宜しくお願いいたします。


佐藤
Posted by H.SATO at 2014年04月09日 17:56
佐藤様>ご返答ありがとうございます!
ご本人が閲覧していただいたのはAAから聞いております。今後のご活躍も楽しみにしております。
Posted by kaolu at 2014年04月09日 23:53
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