新橋駅近くの飲み屋街、この通りにつけ麺と書かれたのぼりを見かけたの。
店の前で立ち止まると餃子専門店のようだけど、つけ麺の紹介文にそそられるものがあったわけ。
それに新橋界隈の麵は全て制覇しなくちゃ・・・と勝手に決めていることもあるし・・・
鶏と野菜をじっくり煮込んだスープに辛みを加えたつけダレ。
魚粉か嫌いなオーナーが絶妙にアレンジした和風のつけダレが
ちぢれ麵によくからみます。
店内に入ってみると、こじんまりした居酒屋のような佇まい。
午後3時を過ぎていたこともあり、先客は誰もいない。
メニューは様々な餃子ラインアップがメインだけれど、そこはつけ麺と決めてますから。
並(320g)と大(480g)が同料金で750円なので、
もちろん大の方を麺硬めでオーダーです。
待っている間に卓上のメニューを眺めていると、オリジナリティーあふれる餃子名が並んでいる。
長いも餃子、担々辛餃子、しそ餃子、パクチー餃子などなど・・・
そういえば随分前に津田沼に餃子専門店があって時々訪れたことがあったけ。
10分程待つと目の前にまずは小さな容器が2つ置かれる。
揚げた葱を油とミックスした葱ラー油とにんにく油。
さすが餃子専門店!タレや調味油には気を使っているわね。
さらに1分半で特製つけ麺が登場!
白い中太のややちぢれ麵はスーパーで販売されている安価なものにルックスは似ている。
スープは琥珀色の濃度のないもの。
スープの上には輪切りの葱が少々。
チャーシューは豚?鶏?
と思ってスープの中でレンゲをかき混ぜてみたのだけれど、
チャーシューがない・・・
というか、具が先述の葱オンリーなの。
確かにメニューにはメンマ100円、肉煮200円と案内されていたけれど、
増量という意味だと認識していたよ。
このつけ麺を通常のお店のようなつけ麺にするには1000円以上もかかるわけで、
かなり高額なつけ麺です。
さて、お味の方はいかがでしょう?
麵を1本口の中へ滑り込ませる。
・・・
見た目と同じような安価なスーパーで売られているつけ麺の味。
これは、がっかり・・・
続いてスープ。
和風ト書かれていたけれど1、こちらはエキゾチックなスープで
酸味と少しの辛みが独立したスープとしては悪くない。
ただつけ麺スープとしてはづなんだろう?
特徴のない麵と薄いスープはからまないし、
そもそも、つけ麺にする意義が感じられない。
どちらかというと、らーめん仕立てにして、麺の素っ気なさをごまかした方が
いいような気も・・・
とにかく具がないので、つけ麺の事前にサーブされた葱ラー油(ラー油という感じではないけど)
を大量にイン。
サクサクしたフライド葱はスープの具材としてはベストマッチでした。
このスープがつけ汁jやなくて、違うスープ料理だったら美味しいんだろうに・・・
こちらの味の開発は悪くはないので、
つけ麺は・・・としても、きっと専門分野の餃子はいけるんじゃないかと推測致します。
美味しいらーめんメニューへ
>PS
ちなみに訪れたのは消費税増税前。
4月1日以降に店の前を通りかかったら750円が780円に値上がりしていました。