支払いの際に今まで見たことがないようなトラブルを体験したの。
今回は友人と居酒屋の名前をモザイクにしてレポート。
２３時を過ぎて、そろそろ帰ろうと席を立ったのは新宿の大手チェーンの居酒屋。
その居酒屋はビル全体がそのお店！という巨大店。
会計で伝票を渡す前に気付いたホッケ焼きの文字・・・
”あの、ほっけ頼んでないんですけど・・・”
”日本酒はオーダーされましたか？”
”してないです。”
”魚のフライは？”
”してないです。”
”鶏のからあげは？”
”それは注文しました。”
どうも、他のテーブルのオーダーがわたくしたちの伝票に加算されていたよう。
よく、あることではある。
”お待たせして申し訳ありません。ご注文されていないオーダーを削除しますので。”
意外と、この作業って厄介いたいでレジの鍵をあけたり、なんだかんだで・・・
１０分以上待たされたの。
その間わたくしはおトイレにいって、
まだ時間がかかりそうだったの、事前にロッカーに入れた靴を取り出す。
このロッカー、よく居酒屋にあるタイプで、収納スペースに靴をいれて
四角い木の番号が表示された板を上から挿入してロックするタイプ。
わたくしは自分の靴を取り出して床に着地。
ところが
友人が靴がない！と戸惑っていたの。
彼の靴を収納したのはわたくしの左隣。
はっきりと番号は覚えていないのだけれど、
仮に”なー⑥”としよう。
そこにはすでに”なー⑥”の木札が挿入されていて、中はＥＭＰＴＹなわけ。
確かにこの場所だったよなぁ・・・
しかも友人も持っている木札の記号を確認すると、そこに収まっているものと同じ記号。
何何？同じ記号のロッカーが２つあるの？
われわれの支払い金額の算出に格闘しているスタッフに申し出る。
”すみません、靴がないんですけど・・・”
事情をスタッフの方に説明すると明らかに表情が変わった！
まじかよ！伝票が違う上に、靴までないだって？
なんて客だ？
彼の心の声の想像だけど・・・
そんな表情が一瞬はっきり読み取れたんだよね。
まあ気持ちは判るけど・・・
なんて日だ！
スタッフは木札の記号を確認して２か所をチェック。
わたくしたちが靴を預けたロッカーの後ろ側のロッカーにも
同じ記号のロッカーが存在したのですね！
わたくしたちが信頼して預けたそのロッカーの後ろの高いところに
同じ記号のロッカーが存在したのです。
他の記号は試していないのだけれど、その同じ記号の２つのロッカーはどちらも
相互でロック解除が可能だった。
これってロッカーの意味ないじゃん？
他のロッカーも全面と後面の記号が同じものが並んでいて、きっと
どちらのロッカーにも対応したものなんではと推測します。
わたくしの友人が預けていない方の同じ記号にはキレイとは言えないスニーカーが残されていた。
店長を呼ぶスタッフ。
大手居酒屋チェーンの大型店の店長は意外にも若い方でした。
事情を説明すると、彼も驚いており
同じ記号の木札は大きさこそ違うけれど、どちらでも解除が可能・・・
そんな事実は今はじめて知りました。
と深く頭を下げられたのです。
やはり、わたくしの友人の靴は発見されず・・・
どうするの？
店長は何度も謝った上で、こう説明されました。
”本当に申し訳ありません、同じ番号のロッカーにはスニーカーがあったので、
多分お客様が間違ってはいていかれたんだと思います。
多分ご連絡があると思うので明日夕方以降ご連絡させて頂きますので
今日のところは、わたくしの靴を履いてお帰りになっていただけませんでしょうか？
まだ２回ほどしかはいていないので汚くないと思います。”
偶然にもわたくしの友人と店長の足のサイズは２６．５センチ。
温厚な友人は、それで納得して店長の靴を履く。
ちょいときついみたい。
同じサイズでも幅が違ったりと、人によってフィットするしないがあるもんね。
今回のトラブルでお代は頂いませんということになって、
実際の被害がなかった、わたくしは、まる得だったのですが、
友人にとっては大災難！
多分、いくら酔っていたとしてもスニーカーを履いてきた客が
革靴を気が付かずにはいて帰るってことはないように思うの。
こっちの靴の方が高そうだし、サイズもぴったりだからラッキーみたいなノリなんじゃない？
それにしても、このトラブルの一番の原因はロッカーの施工業者。
同じフロアに同じ鍵で複数開けられるロッカーを設置したのは、
あまりにも間抜けすぎなわけで・・・
この業者さん、この大手チェーンとの今後の取引に支障をきたしそうだよね！
さて、こんな事例はめったにないことだと思いますが、
念のため、居酒屋で飲む際は、あまり高い靴を履いていかな方がいいのかも・・・
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