食べログの銀座らーめんカテゴリーでぶっちぎり1位のらーめんショップ。
以前ランチタイムに走って訪れてみたら、10人の行列。
30分程列に並んだのだが、その間に2,3人しか人が店内に吸収されず、
諦めて会社に戻ったことがある。
昼の1時間じゃ無理だなぁ・・・
というわけで週末の仕事帰りに出直した。
一度訪れたことのある場所なのに、道に迷うこと30分。
方向音痴のわたくしにとって銀座は苦手な街。
どこも同じ通りに思えてしまうのよ。
午後7時30分。
ビル横の細い通路には10人ほどの列。
今回はけつかっちんじゃないから、鞄から持参した文庫本を取り出して、のんびりウェティング。
お店の入居しているビルは、かなり古い建物のようだけれど、
こちらのお店のパートだけが、ピカピカのおニューな見栄えなの。
らーめん店の行列って、男が大半を占めるのが一般常識だけれど、
こちらは何故か女性の方が多く見かけられるわけで。
男がいても、ほとんどがカップル。
なんか一人で孤独に並んでいるのがロンリーに思えてくる珍しいらーめん行列なのよ。
さて列の最後尾に着いてから約30分。
やっと、わたくしに入店が許されました。
後ろを振り返ると、10人以上の列が連なっている。
店内は意外と狭いカウンター席8つのみ。
この狭さで人気店となると、待ち時間はしょうがないわよね。
さらに、わたくしのように一人で訪れている客は、あまりいないわけで、
その条件がますます列を長くする要因にもなっていたの。
注文の品は決まっているのだが、なかなかオーダーをとってくれない。
客8人に対してスタッフは3人も、いらっしゃるけれど、客一人一人の商品を丁寧に扱っている印象だわ。
鶏白湯そば(850円)を麵硬めでオーダー。
再び文庫本を開いて待つこと7分。
らーめん丼の前に小皿に入った薬味がサーブされました。
フライド葱と生姜。
更に1分後、数か月間、待ち望んでいた白濁したスープのらーめんが登場!
細めの麺の上にはミディアムな鶏チャーシューが3枚、タケノコ、ブロッコリー、刻み玉ねぎ、カイワレ大根。
まずはレンゲでスープを口に運びました。
味付けはあっさりなのだけれど、濃厚な鶏のダシが見事に抽出されている。
新橋の人気店、武壱の白湯スープのテイストに似ているかも。
鶏のダシが濃厚なので、あえて、味付けを控えめにしている。
デフォルトはその方がベター。
純粋に鶏を味わいたい人には調味料は邪魔になるだけってこともあるしね。
麵は、わたくしが期待したような硬さではないけれど、
シンプルだけど上品な完成された麺。
鶏チャーシューも柔らかくて官能的でしたわ。
タケノコとブロッコリーに関しては、わたくしは歯ざわりは残した食感が好みなのですが、
柔らかい野菜が好きな人もいるから、好みの問題かもですね。
スープも美味しかったので、いつものように全部飲み干したのだけれど、
周囲の客を見回すと男性でもスープを残しており、
そんなに気に入らなかったのかしら?とも疑ったり。
だって量はとっても少ないんですもの。
次回は鶏白湯ではなく、煮干しらーめんを頂いてみたいわぁ・・・
銀座 篝 (ラーメン / 銀座駅、銀座一丁目駅、有楽町駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.8
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