滞りなく動いている時は、気にならないけれど、
一旦向かう方向を遮断されてしまうと、水の流れを強引に遮ったように、
どんどん水位が上がって、溢れ出し、辺りを飲み込んでしまう。
今夜竹ノ塚で起きた不幸な電車事故で、日比谷線が停止。
数時間運行を見わせたので、わたくしもそこから先には進めなくなった。
もちろん、そんな人々が一気に街に溢れだしたわけで、
今夜の北千住の人口密度と言ったら、相当に高いものだった。
平日の火曜日夜なんて、駅周辺でも、そんなに人がいっぱい・・・
という印象は普段はないのだが、今日は違う。
溢れだした人は、いろんなところに流れ着き、
隙間から中に入り込んでいく。
普段閑散としている飲食店にも長い列ができており、
最初事情を知らなかった店のスタッフはたいそう面食らったのではないかと想像するの。
結局午後7時に電車が止まって、10時頃には家に帰りつくことが出来たけれど、
不幸な原因とその反動の人々の賑わいに皮肉な印象を持ったわたくしだったのです。
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