1970年(昭和45年)、埼玉県岩槻市(当時)の岩槻公園(現・岩槻城址公園)内にある岩槻市立福祉会館(現・さいたま市民会館いわつき)内の『レストラン大手門』で当時コックとしてここに勤めてた高木利三(現在は、さいたま市桜区にある『トーフラーメン幸楊』の店主)が、当時の社長らに賄いとして豆腐を使いラーメンに合った味で作ったのが豆腐ラーメンである。 そしてメニューに加わり豆腐ラーメンが人気になり当時の岩槻市内の様々な店で出される程になった。 インパクトはないが長年老若男女に愛されて、2008年(平成20年)の第2回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦で初出場で優勝しその名が広まった。
ウィキペディアより引用
クーポン雑誌なんかには2008年に埼玉B級グルメで優勝!なんて大きく告知しているけれど、
こちらのお店が受賞!というわけではないんだね。
2008年に埼玉B級グルメで優勝したらーめんを扱うこのお店。
東武野田線沿線では結構有名店だと、いろんな人からきいていたので
仕事帰りに途中下車して訪れてみたよ。
もうすぐ本社勤務になったら、岩槻に寄ることなんてまずないもんね。
午後8時頃、もっと混雑していて待っている人もいたりするのかなと思ったのだけれど、
先客は親子1組のみ。
カウンター席に腰掛けておめあてのとうふらーめん(680円)を
麺硬めでオーダー。
厨房をぼんやり眺めていると麺を茹でながら中華鍋で豆腐に火を通しております。
5分程の作業の後、最終的に鍋の中身をらーめんの上にかけて俺の目の前に登場!
大き目な丼にはたっぷりのスープ。
上には白い豆腐がごろごろとのっかております。
単純にらーめんに豆腐をトッピングしただけのものかと想像していたんだけれど、
豆腐を挽肉を甘い餡に絡めたもの。
そのほかには青菜と葱。
まずはスープを頂いてみます。
基本のスープは鶏ガラと豚骨をベースしたスタンダードな味なんだけれど、
この餡が溶け込むと、これがなかなかにイケルんだわ。
甘いけれど、嫌味な甘さではなく優しい懐かしいような印象。
この餡をご飯にかけてもきっといけるんだろうなぁ・・・
いや、そのままスープとして出されても和風な中華スープとして満足してしまいそうな味。
麺もシンプルな昔ながらのものだけれど、このシンプルさゆえに、これ程相性がぴったりくるのかも。
豆腐も柔らかく,なめらかで、あまり期待しないで食べ始めたんだけど、
また食べたくなる1品でした。
でも細麺と大きめなごろごろ豆腐は一緒にはなかなか口に入ってこないので
麺と豆腐が同時に楽しめないのが、欠点と言えば欠点。
とうふらぁめん蘭蘭 (ラーメン / 岩槻駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
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