特にEarth,Wind & Fireのファンたちにとっては特に。
RAMSEY LEWIS & HIS ELECTRIC BAND with special guest PHILIP BAILEY of Earth, Wind & Fire


夢のような空間だったよ!
EWFモーリス・ホワイトの師匠であるラムゼイ・ルイスのライブ@ブルーノート東京。
そしてなんとスペシャルゲストがEWFのフィリップ・ベイリー
この2人の競演なんて今まで見たこともないし、想像しただけで興奮してきちゃう。

さてEWF関連のライブ観戦としては久しぶりの一人での参加。21時30分からのセカンドを予約して、一人で表参道からの暗い道のりをテクテク。
案内係の方に”出来るだけ前に”とお願いして中年夫婦(?)の座ってらっしゃるテーブルに同席させていただいた。
随分開演時間ぎりぎりに到着したのにラッキーなことに一番ステージ寄りのテーブル。
お隣のカップルの次にステージに近い場所だったの。
ジャック・ダニエルをロックで注文して、持参したポメラでブログ記事の下書きをタイプしながらその瞬間を待つ。

やっぱ一人でライブハウスにくるって、ちょい寂しいねぇ。
大きな箱のコンサート会場だったら、そんなには気にならないのだけれど、
なんかテーブルに一人で相席って居心地が悪かったり。
だけど周りを見渡すと、そんな男性も何名か見受けられて”仲間じゃん!”と勝手に共感したり。
それにしても、やはり年齢層は相当に高めですな。
俺の斜め前にはステージの大きなパーカッションセットがブルーライトに照らされている。
ひょっとしてら、ここが・・・・・・
開演時間を10分ほど過ぎて照明がDIM.
アナウンスのナレーションの後にRamsey Lewisと彼のバンドが登場!
ラムゼイ・ルイスの生のお姿って俺は初めてお見かけするんだけれど、想像していたよりも随分と若々しい。かなりのお歳のはずだけど、背が高くて背筋がぴんとしている。
1935年生まれだから75歳は過ぎているはず・・・
ってそんなの信じられない!

バンドメンバーはぽっちゃり体型の人ばかりなので余計に彼のシェープが際だつの。
ばっちり黒いスーツとタイに身を包んだラムゼイはやり手の校長先生のような雰囲気をもかもしだしていたわ。
ノリのいいご機嫌なチューンでライブ始まった。
@ BRAZILLICA
先ほどのパーカッションセットの前にはメンバーはいない。
ということは、やっぱり・・・?
2曲目は長いスローな曲メドレー。
A DEAR LORD、BLESSINGS
Ramsey Lewisの曲たちってファンキーなものが多いのでこんな叙情詩的なドラマを感じさせるものをじっくり聴かせてくれたのは嬉しかったよ。
B PRECIOUS LORD (GOSPEL MEDLEY)
超ベテランの名ピアニストだから当たり前ではあるのだけれど、彼の発音する音階は同じC音の2符音符であっても曲によって、
いや曲の中でもまるで違う音に聞こえてくるんだ。
しっかりと彼の鍵板から感情が語りかけてくれている。
再び思わずクラップハンズしたくなるファンキーなナンバーが披露された後に、
C .HERE'S TO LIFE
Philip Baileyが登場!

やっぱり彼は俺の斜め前に設置してあるパーカッションセットが立ち位置。
ライブでこんなに彼を近くで目撃したのは久しぶりです。
黒のスーツにタイ、彼のスーツ姿は珍しい気がするけれど、ラムゼイがネクタイ着用なのにフィリップが正装しないわけにはいかないもんね。
それにしても太った?よね。
去年お会いする機会があったときもライブ映像でも
随分とシャープになったイメージがあったのだれど、
リバウンド?しちゃったみたい。
そんなPhilip Baileyの横顔をみて妙な違和感を俺は感じたんだ。
フィリップの横顔って俺の母親の横顔に似ている・・・

ってことは俺の顔も少しはPBに似ているってことになるのかな?
彼がシャウトすると唾液が照明の中で輝いて見えるほどの近さ。
彼の歌声とパーカッションをこんなに間近に感じられたのは本当に幸せな体験。
Philip Baileyが登場してからの楽曲は
意外にもアース・ウィンド&ファイヤー、ヒット曲のオンパレード。
そこにRamsey Lewisのピアノが加わる。
ボーカリストがオリジナルでも、また違った楽曲に生まれ変わっているの。
D SERPENTINE FIRE
E SHINING STAR
F SEPTEMBER
Philip Baileyばっかりが目立っていいの?
と思うむきももあるけれど、ラムゼイのピアノもしっかりと主張している。Philip Baileyは声で
Ramsey Lewisは指でしっかりとデュエットしているんだ。
演奏しながらPhilipを見つめるRamseyの笑顔はまるで子供を見守るように優しい眼差し。
常に笑顔で本当に楽しそうにPLAYING.
歌っている途中でPhilipがRamseyの椅子にお尻をわりこませて一緒に座っちゃて
唄う光景はほほえましかったぞ。
EWFのヒットナンバーが終わるとこんどは俺の知らない曲。
G ONCE I LOVED
この曲しょっちゅう耳にしたいほど素敵なんだけど・・・
都会的なリズムとスローなベースとピアノ。
それにPhilip Baileyのスキャットとパーカッションがクールに響く都会的な名曲なの。
とろけた・・・
そして最後の曲・・・
H THE IN CROWD
お馴染みのRamsey Lewisの大ヒットチューンね!
ってまだ10曲しかやってないじゃん!
最後の曲はPhilipはパーカッションのみで参加!
今まで彼の声ばかり注目していたけれど、
パーカッションの腕並ものすごい!!!
大喝采の中、いったんメンバーは退場!
ショーの時間短すぎない?
と思ってふと腕時計に目をやると、もう23時近く。
ショーが始まってから1時間以上は経過していたわけで、
楽しい時間って本当に短く感じることを再理解いたしました。
時間が遅かったこともあってか、アンコールの拍手に答えてすぐにメンバーたちが引き替えしてきた。
J SUN GODDNESS
そうだ、これは絶対に外せない曲じゃん!
Earth,Wind & Fire が参加してRamsey Lewisが再びスポットのまっただ中に移動した伝説の曲。
さすがにチキンスキンだったよ!
こんな演奏がストレートに聴けるなんて・・・
本当に来てよかった!
最高に幸せでイヤなことすべてを忘れられる濃厚な空間だったのです。
こんな二人でアルバム、リリースして欲しいなぁ〜
(Personal)
Ramsey Lewis (Key)
Philip Bailey (Vo,Per)
Tim Gant (Key)
Henry Johnson (G)
Joshua Ramos (B)
Charles Heath (Ds)




PS こんな最高の演奏を聴きながらのウイスキーロックは今まで味わったことのない上質なアルコールに変化したかのように感じられたのでした。
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ラムゼイさん、ホントに素敵な方でしたねー(^-^)
穏やかで品があって。チョットだけ水谷豊さんに似てるなーと思って観てました(笑)
フィリップも、4公演目で少し疲れてるかなーって感じもしましたが、終始リラックスしていて、和やかな雰囲気でした^^
もうご覧になってるかもしれませんが、フィリップのfacebookページで、この間の写真やバックステージでの動画等などが沢山載ってましたので、チェックしてみてください☆
本当にRamseyさんって若いですよね!
しかも彼のキーボードはすごく生命力にあふれていて・・・水谷豊?うーん似てるかな?
とってもゴージャスなライブで至福のひと時でした。
フェイスブックはチェックしたけれど、挿画には気が付かなかった。
もう一度チェックし直します!