2013年03月26日

麺屋 鵡舎

麺屋 鵡舎(むしゃ)(大宮)

● 濃厚鶏白湯そば

鶏舎白湯らーめん.jpg

久しぶりにこのお店を訪れると、なんか店が狭くなった印象。
以前はもっと席数が多かったイメージなんだけれど、
俺の思い違いかな?
前回は濃厚つけ麺の味に大満足した俺だけれど、
今回はこのお店のもう1つの人気商品、中華そばを頂くことに。
券売機で鶏塩濃厚白湯そば1(750円)の食券を購入。
いつものように麺硬めでのオーダーです。

6分ほどで茹で上がったようで、丁寧に丼の中を彩ってくれております。
さて白濁したスープの中には中太の黄色い麺。

鶏舎の濃厚鶏白湯麺の麺.jpg

鶏のチャーシューが2枚、ネギ、メンマ、貝割れ大根。
そして別皿でフライドオニオンと生姜が提供されたのは、なんかこだわりがあるお店に見えてしまいます。
まずは別皿のトッピングは混ぜないで濃い白のスープを口の中へ。

なんてクリーミーなスープなの。

鶏の旨みをストレートに味わうために塩や他の調味料も控えめ。
それでも鶏の旨みだけで十分コクがあって
深いんだよね!
麺もつるつるとした優しいもの。

丁寧に作られているなぁ!というテイストだったのです。
途中からオニオンと生姜を加えると、味に癖がでて、少しアダルトなお味に変化するのです。
たまには食べたいお味でございますわ。




● 濃厚鶏つけ麺

麺屋 鵡舎.jpg

2013年1月25日
評価 A

フリーのタウン誌で、また大宮に新しいらーめん店が去年OPENしたのは知っていたのだけれど、
こちらのお店も昼の部が終わると営業をいったん夕方まで終了してしまうタイプのお店。
去年調査もせずに一度訪れてみたら休憩中だったんだ。

2013年があけて、ちょうど西口に仕事の用事があったのが終わったのが午後2時台だったので、
歩いてみた。
大宮駅から歩いて10分程。
多分鉄道博物館駅からであれば、そんなに時間はかからないだろうと思う。
つけ麺と大きくかかれた標識。
てっきり、つけ麺がメインのお店だと勝手に思っていたのだけれど、
店頭の逆側には”中華そば”の標識。

らーめん店でもつけ麺専門店でもない麺やさんということだね。

さすがにこの時間なので、客は誰もいない。
券売機でメニューを確認すると
一番人気のNO1が表示される左上は中華そば・・・

ということは基本らーめん店→らーめん店のつけそばは基本美味しくない→まずは基本の中華そばを食べるべし。

そんな俺の経験から身についた教訓が頭の中で警告を発したのだけれど、
前回通りかかった際に、つけ麺の標識しか頭にインプットしていなかった俺の脳内は、
もうつけ麺を食べるプリペア。

だけど本能が欲している味、
濃厚鶏つけ麺(780円)の食券を購入。
ちなみに、このお店も並盛、中盛は同料金なので、中盛を麺硬めでオーダー!

と、ここで気が付いたのが、初めて訪れるお店なのに見たことがある独特の店内・・・ということ。
そう、ここは俺が大宮で一番美味しいと思っていた”しずる”の店内ではないか!?

ということは、しずるは潰れちゃったということね・・・

しずる記事

1回しか訪れたことがなかったけれど、その味には相当にほれ込んでしまって、
つけ麺以外のメニューも試したいと思っていたの。
ただ駅からは遠いので、なかなか訪れることが叶わなかったわけね・・・

ショック・・・
あんな美味しいお店がクローズしてしまうなんて・・・

店内は、きれいに改装された後もなく、まんま”しずる”
あの絶品のつけ麺がもう食べれないなんて悲しい・・・

と感傷に浸っている頃に注文の濃厚鶏つけ麺が登場したの。

麺屋 鵡舎の麺.jpg 麺屋 鵡舎 つけ汁.jpg

中太の麺、スープは濃い琥珀色、中にはおおよろサイコロ状のチャーシューとメンマ。

まずは麺を1本。
最近よく口にする生暖かい麺ではなく、しっかりと冷水で〆られたメンズ。
つるつると喉越しが爽やかなんだけど、しっかり噛みごたえがある。

器の底には多めに水が残されていたけれど、
水分に浸っていたエリアもべたべたすることがない、しっかりした表面。
この麺の特徴を認識しての水の残し方なんだろうと思う。

鶏のつけ汁ってあっさりした味をイメージするのだけれど、
他の鶏つけ麺スープとは違って相当な濃厚さ。
言われなくっちゃ鶏のだしとはわからない程の濃厚さだけど、口に入れて、しばらくすると鶏の
優しい甘みがほんのり広がっていくんだ。


こちらの濃厚スープといい、ちゅるちゅるとウェットに口の中に入っていく、喉越しのいい麺・・・新宿の大人気店”風雲児”を思い出させてくれます。
チャーシューは味わいの違うブロックがミックスされており、これって鶏のレバー?
だって、柔らかくって濃い味わいの独特の舌触りだったのんだもん。

とても気になったので店員さんに尋ねてみた。
”このチャーシューってレバー使ってます?”
”レバーは使っていません。”
鶏肉だけですか?”
”鶏肉と豚バラを使用しております。”

レバーのように思えた表面が香ばしいお肉は豚バラだたのでしょうか?
そう訊いた後には俺がレバー?と思ったブロックは残っていなかtったけれど、
普通の鶏肉の味とは思えなかったんだよね。


でも、麺類にレバーをいれれば、コクも出るし、オリジナリティーもだせるぞ!
ということが俺の勘違いで発見することが出来た。
将来、俺がらーめん店を出店した際の大きなヒントになりそうだわ!
(そんな日が訪れることは、きっとないけれど・・・)

しっかりと麺に絡む濃厚なスープ、それにユニークだけれど、しっかり準備された具材。
かなりのお気に入りのお店にランクインです!

以前、こちらに存在していた”しずる”が無くなったのはとっても残念だけれど、
この新店も、数ある大宮の麺屋さんの中で一気に上をいく味を表現しているわけで・・・

この土地って、なにかつけ麺を美味しくする不思議な魂が見守っていたりするのだろうか?
なんて思ってしまったの。


鵡舎ラーメン / 大宮駅北大宮駅鉄道博物館駅

昼総合点★★★★ 4.0



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