1人の背の高い男性が入室してきた。
俺よりの身長が高く(俺は179センチ)、甘いマスク。
目をその訪問者に移動すると金髪の白人男性。
どこかで見たことがあるようなお顔だわぁ・・・
彼はくしゃくしゃになったアメリカの煙草のパッケージから1本取り出してスモークを始める。
ブーブブブ〜〜〜!!!
突然彼の甘いマスクからは想像できないような大きなおならサウンドが狭い喫煙スペースに
響き渡ったんだ。
大音量のおならは通常知られているように臭さはほとんどなかったのだけれど、
それでもあの放屁の時間は30秒以上あったんじゃないかと思われるほどのロングパフォーマンス。
その後彼は何事もなかったかのように、タバコを吸い、
その後口笛でメロディーを口ずさみ始めた。
そのおならの主がアル・マッケイオールスターズのトロンボーン担当Justin Kirk氏だと思い出したのは彼らがステージにあがってからのこと。
道理で見たことがある気がしたはずだ。
12月29日、俺は元Earth ,Wind & Fireの伝説のギタリストアル・マッケイがリーダーを務めるアル・マッケイオールスターズのライブを鑑賞するためにビルボード東京を訪れたの。
EWF関連だと一緒に出かけることの多いかっこちゃん、てっちゃんとミッドタウンで待ち合わせ。
関西方面から参戦するEWFファン師匠のキッキーのグループと合流。
事前に彼女にお願いして予約をマージして俺たちも彼女たちの団体に加えてもらっていたの。
久しぶりにお会いするキッキー、なおさん、マッキー、ゆうさん。
アル・マッケイオールスターズのメンバーを目撃するのももちろん楽しみなのだけれど、
彼女たちに会えるのも同じくらい素敵なイベントだったり・・・
アル・マッケイの大ファンたちである彼女たちのおかげで、俺たちもステージすぐ前の席に案内されることができたのだ。
キッキー、マッキーさん、いつもありがとう!
そのグループに昨日も参加してなおさんとお話したというミッシーさんが同じテーブルにつき、
開演までいろんな話で盛り上がる。
同じアーティストを好きな人って初対面でも、いくらでも話せちゃうところが魅力だよね。

さて開演予定時間の18時を少し過ぎてメンバーたちがステージに入場した。
アル・マッケイ / Al McKay(Lead Guitar)
ティム・オウェンズ / Tim Owens(Vocals)
クロード・ウッズ / Claude Woods(Vocals)
ディビア・デュケット / DeVere Duckett(Vocals)
マイケル・ハリス / Michael Harris(Trumpet)
ルイス・エリック・ゴンザレス / Luis Eric Gonzalez(Trumpet)
エド・ワイン / Ed Wynne(Saxophone)
ジャスティン・カーク / Justin Kirk(Trombone)
ベン・ダウリング / Ben Dowling(Keyboards)
ディーン・ガント / Dean Gant(Keyboards)
フレディー・フルウェレン / Freddie Flewelen(Bass)
アーロン・ハガティ / Aaron Haggerty(Drums)
デイビッド・リーチ / David Leach(Percussions)
従来のPHENIX HORNSの Michael Harrisが在籍しているのも魅力的だよね!
あっ、さっきのおならガイだ・・・
もう4回めのライブ観戦なのに、なぜ彼のことに気が付かなかったんだろう?
お話しとけばよかった・・・
でも、おならのことには、やはり触れられないよねぇ・・・
さて始まったEarth ,Wind & Fireの名曲の数々。
そう、このバンドはEarth ,Wind & Fireの最高のコピーバンドなのだ。
ボーカルの3人は高音もとってもきれいで、
オリジナルのPhilip Baileyとは声質は違うから聞こえ方は随分と違うんだけれど、
さすがの完成度!
となりのテーブルのキッキーたちは1曲目から立ち上がって盛り上がっている。
もちろん俺もテンションマックスなのだけれど、まだまだ立っているオーディエンスが少ない中で、
客席の一番前にいる俺が立ち上がると邪魔なんじゃないかと座ったまま体をシェークしていたの。
手を伸ばせば届くすぐ目の前にボーカルの Claude Woodsがいて・・・
それにしても彼の汗のかきかたは尋常じゃないわぁ・・・
途中彼が使用しているタオルをスピーカーの上に置く際に落ちてきてしまって、
俺がもとに戻したのだけれど、歌いながらも俺をみて”Thank You"
の目配せ。
なんか嬉しかったぞ。
やはり彼のタオルは床を水拭きしたあとの雑巾のようにウェッティで重かった・・・
アーティストの唾液?もしくは汗が飛んでくる位置。
どっちかはわからないけれど、たまにステージから飛んでくる水分を俺の皮膚は感じていた。
これが、彼らに熱狂的な女性ファンだったら、たまらない快感だっただろうね!
それにしても目の前で、そして耳のすぐそばでアーティストの姿と音を体感出来るのはエキサイティング!
”Can't Let Go"
の時だっけ?
メンバーの一人が
゛タッテクダサイ!”とオーダー。
そうなれば一番前でも立つことのお許しが俺の中ではでたわけで・・・
腰を揺らしながら最高の音楽に自分の体を一体化させる。
音を総合的に聴くのは、もっと離れた客席の方がいい!とよく言われているのを聞くけれど、
この俺がいた場所、
耳を集中させると、
アル・マッケイのカッティングギターだけの音がクローズアップされたり、
ベースの音がラウドアップしたりで相当にアメージングなEXPERIENCEだったの。
アルのギター線を弾く指先もはっきり堪能できたしね。
大興奮のなか終了したライブ。
当然アンコールの拍手が鳴り響くわけだけれど、
ステージ後ろのカーテンはアップ。
前日のライブにも参加したミッシーによると、
アンコールで”Let's Groove"、"Boggie Wonderland"の演奏があったそうで・・・
聴きたかったわぁ・・・
彼らのライブに参加するのは今回で4回目だけれど、
アンコールの演奏
がなかったのって初めてじゃないかしら?
素敵な時間だったよ。
今回は物販もなかったので、
以前のようにアルやメンバーたちと、ほぼ話すことが出来なかったのは、ちょっと寂しいけれどね。
太陽の刻印~新世紀伝説



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それにしても、ジャスティンって失礼なやつだ(笑)
さすがに話しかけられないよね^^;
それにしてもアンコール無かったのは残念。
アルもティムやみんなもきっと疲れがどっと出たのかもね。
セカンドはLet's Grooveをしたよ。
Kaoluさんや皆さんと2012年も笑顔で再会できて、
本当に嬉しかった。
また来年もご一緒してね^
おかげでガンガンサウンドを体感できる席でEWF体験4ができたよ!ありがとう
喫煙所にメンバーに会えるライブハウスなんてあまりないから、もっと英語勉強しなくちゃだわ!
来年もよろしくです!
ちなみに俺はフェイスブックの使い方が全くわかっておらず、マイフレンドのページをどうみたらいいか発見できなかったり・・・