● つけSOBA
2019年12月3日
B
数年ぶりに降り立った西武立川駅。
目的地に向かう途中で見覚えのあるお店を発見!
トレーラーのような黒い長方形の中に設置されたつけ麺店。
随分前に、インしたことがある。
確か、つけ麺スープをパイ生地で封じ込んだ濃厚つけ麺のお店。
用件が終わった後に、立ち寄ってみました。
マイブログをチェックしたら前回が2012年の12月だったので・・・
7年ぶりの訪店です。
menuにはつけ麺の他にも種類豊富なラーメン等が並ぶ。
以前訪問した際は名物のパイつけ麺は、そんなに高価な印象ではなかったので・・・
つけSOBA(850円)と言うのが、前回食べた名物?
勝手にそう思い込んでしまったのですが・・・
登場したつけそばは全然違うものでした。
パイ生地で包まれた特製つけ麺は1080円。
ちゃんと確認しないとだめですね。
ちなみに7年前は、看板メニューは850円。
消費税も上がっているので、以前と同じお値段なんてはずはないわよね。
かなり後悔・・・
でも、オーダーした商品も美味しかったです。
大きな平皿に盛られた蕎麦のような細めの麺と1本だけきしめんよりも太い幅広麺。
すごい煮干しラーメンのいったんもーめんみたい。
薄いけれど面積の広い豚チャーシュー、メンマ、葱、そして海苔の上に魚粉。
スープは濃度のないクラシックスタイル。
まずは麺だけを口の中へ。
つるつるした歯触りの麺は茹で加減も丁度よく、爽やか。
今度はスープにくぐらせてから口にブリング。
酸味が効いた醤油味の和風スープ。
まるで冷やし蕎麦のように、すっきりと頂ける清涼感あふれる商品。
チャーシューも、ちゃんと豚肉のお味を残していて、おいしゅうございました。
こちらの店主、いろいろなメニューを創作出来る超達人!
その多彩さを思い知らされた。
でも、せっかく7年ぶりに出会えた、こちらのお店。
あの看板商品を食べるべきでした。
ちゃんと確認しなかった、わたくしがいけないのですが・・・
そして、他のお店でも、よく感じることなのですが・・・
券売機の近くに商品の写真を提示して欲しい。
そう思うのは、あたしだけ?
UMA TSUKEMEN (ラーメン / 西武立川駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.2
美味しいらーめんメニューへ
● 極UMAつけ麺
2012年12月11日
A
全回西武立川を仕事で訪れた際には近場の安いラーメン店で食事したのだけれど、
後日同じ駅の近くにこのエリアでは大人気のらーめんショップがあると知って後悔したんだ。
食べログでチェックすると、そのユニークなルックスはぜひとも試してみたい一品だったの。
さて数か月ぶりに西武立川を訪問する機会が発生!
もちろんランチはこちらで・・・と思っていたのだけれど、
いろいろな事情で休憩をとることが1日叶わず、
結局俺の昼ごはんは夜の21時過ぎとなってしまったの。
食べログで表示させた地図を頼りにお目当ての店を目指す。
なんか薄暗い寂しいストリートだけれど、こんなところに人気店はあるのでしょうか?
遠くから明るいお店らしい山小屋風の建物が見えてきた!
あそこかなぁ・・・
近付くとらーめんの香りが漂ってきた!
間違いない!
ただお店の照明はあるものの、通りが暗すぎて店名がよくよく凝視しないと確認出来ないんだ。
TSUKEMEN UMA
間違いない!
俺の目指していたお店!
さて店内に入る。
長細いカウンターの並ぶ長方形のフロアーには食べている人が二人のみ。
そのうち一人は店の店主のよう。
券売機で目的のメニューを見つける。
極UMAつけ麺(850円)※ 2012年当時の値段です。
並盛(200g)も中盛(300g)も同料金なので、もちろん中盛の食券を購入して
麺硬めでオーダー。
それにしても食べログでは大人気店のような盛り上がり方なのに、
この店内の寂しさ。
やはり土地柄・・・といったところだろうね。
しかも駅前というわけでもないし・・・
さてネットで興味をもっていたメニューが登場致しましたぞ!
パン生地がドーム状に膨らんで中が全く隠されているつけ汁、
そして太めの皮も残してミックスしたような麺!
パイ生地なんかを器に貼り付けて密封、
旨みと熱を外に出さずに仕上げる手法はフレンチやイタリアンなんかでも多用されるけれど、
つけ麺でのディス・メソッドは初見。
見た目のインパクトはビッグ!
これが見てみたかったのよ、そして食べてみたかったのよ。
まずは麺だけをちゅるちゅる・・・
表面がちょっとざらざらした硬めの食感はお蕎麦のよう。
今度は、いよいよ滑らかなパン生地のトップに箸をいれる。
思い切り吹き上がる蒸気!
パン生地を少し横にどけて、1ピースを口の中へ。
西洋の料理ではこの生地は封印のためのツールとして利用しているので
食べないのが一般的なのかもだけれど、パン大好きな私はそんな残すなんて・・・
それに、このパンがなければ、ただのつけ汁じゃん!
パン自体は、もちろん食べることがメインの目的ではないから味付けもなく、そんなには美味しいわけではないのだけれど、
これをつけ汁につけると結構いけるの。
というか、その前にこんなパン生地で料理が隠されていると、
どうしても先入観で洋風で濃厚なスープを想像するじゃん!
それが、濃度の低い和風のスープ。
俺の勝手なイメージでの違いだけれど、この違和感は相当なもの。
スープは豚骨と魚介と野菜?
よくわからないけれど、でも、しっかりした味付け。
トッピングはメンマ、牛肉のチャーシュー、葱。
チャーシューは脂の部分がとろとろで柔らかいのだけれど、赤身の部分はちょっと硬め。
ところで最近のつけ麺の具のチャーシューってやたらと牛肉の比率が高くなってきたと思うのだけれどWHY?
多くのつけ麺ファンの圧倒的な支持が牛肉党ということなのだろうか?
以前豚肉を利用していたお店でも牛肉に変更しているお店は続々・・・
俺は豚肉の甘い香りと柔らかい食感の方が好きなんだい!
そば風の麺と、和風中華風のスープの相性は俺にはそれほどマッチしているようには思えなかったけれど、
何よりも楽しい!
つけ麺界に西洋の手法を取り入れるなんて、ステキすぎます!
この密封用のパンをスープに入れると麩のようにふわふわになって、
オニオングラタンスープみたいなの。
この斬新なコンビネーションの数々は全てが、バランス的に見事!
とは思わないけれど、初めての経験にわくわくしてしまいました。
食もエンターテインメント!
食事する際の楽しさが増えるのは本当に素晴らしいし、異色!
他のメニューも食べてみたい!
と立川で一番気になるお店になったのです。
BUT、もう一生この駅で降りる機会はないかもしれないけれど・・・
このお店を訪れる目的以外にはね・・・
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