この豚野郎!
にしおかすみこのキャッチ―なセリフがテレビでほとんど聞く機会がなくなったのは寂しい限り。
なんてったて彼女キレイなんだもん!
そのお姿今ももっともっと目にしたいものだわぁ・・・
さてそんなフレーズを真似たラーメン店のメニューは今まで散々見かけてきたけれど、
店名そのものっていうのは珍しいかも。
大宮西口にこんな名前のお店がOPENしたそう。
大宮桜木町のこのエリアは最近次々とらーめん店がOPENしており、
いつの間にかかなりの激戦区。
さて駅から向かって8分程?
交差点の向こう側にこのお店はあった。
4字路の交差点なので、店にたどり着くためには信号を2回クロスしなくてはいけないのが面倒ではある。
以前は違うラーメン店があった場所。
ずっと閉店したお店の看板がそのままにされていた所ね。
入ってみるぞ。
店内は思ったよりも狭く、カウンター席が5席ほどと、テーブルが4,5席。
午後2時頃だったんだけれど、先客は3人ほど。
券売機で一番安い豚骨らーめん(650円)の食券を購入。
一人なのでカウンター席に座ろうと思ったのだけれど、
1席の間隔を隔てて座っている男性の後ろ姿はどちらもビッグ!
とてもその間の席に滑り込めそうにはない。
テーブル席が空いていたので、そちらに・・・
九州風の豚骨ラーメンのお店のようなので、
麺の硬さチョイスの案内を探してみたのだけれど、見当たらないので店員さんに訊いてみた。
”麺の硬さって何段階かあるんですか?”
”粉落とし、バリカタから何段階か調整できます”
なら書いておいて欲しい・・・
今回はバリカタでオーダーです。
通常だと卓上に高菜や紅生姜を置いているお店が多いのだけれど、
こちらは店の奥のテーブルに大きめな容器が置いてあって、そこから小皿にうつしてテーブルに持ち帰るシステム。
上記の2種類のレギュラー品の他に豚野郎葱というのがあった。
細かく刻んだ葱に辛みをまぶしたものみたい。
さて大盛りで無料の付け合せを運んだすぐ後に豚骨ラーメンは運ばれてまいりました。
白濁したスープの中には細い麺,きくらげ、歪な形の豚のチャーシューが2枚。
まずはスープ。
全く臭みがないクリーミーな液体。
これだけすっきりしているのは豚骨の下処理を丁寧に行っていると推測されます。
しかもメニューの案内によると通常の4,5倍の豚骨を使用しているということなので、とことんつかわずに一番だしだけを使用しているのかもしれません。
でも相当にあっさりしているので、ガッツリ濃厚味が好きな俺みたいな不健康ならーめんフリークには物足りないかも。
クセがなく誰が食べても”不味い・・・”ということにはならなさそうなお味ですわ。
麺はしっかり食感を残していていい感じ。
そしてブロックでもスライスでもなくばらばらな見かけのチャーシューが絶品なんです。
本当はチャーシューには脂身が好みのわたくしなのですが、こちらは脂はほとんどなく、
それなのにジューシー!
スペアリブの部分の旨みのあるお肉を材料としているそうで、
さすがに豚野郎!と名乗るだけのことはあります。
後半でらーめんが提供される前に仕入れた豚野郎葱を混ぜ込むと、少しスープに辛みが増して味が変わるのが楽しかったり・・・
相当に良くできた豚骨らーめんだと思うけれど・・・
こうちょっと味を濃くできる仕掛けがあると、嬉しいなぁ・・・
豚骨 豚野郎 大宮店 (ラーメン / 大宮駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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