夢をかなえるゾウ

ヒンドゥー教徒の方々がこの本を読んだら一体どんな感想をもつんだろう?
ガネーシャは太鼓腹の人間の身体に 片方の牙の折れた象の頭と4本の腕をもつ神様で、商業の神・学問の神と信じられているそうなんだけれど・・・
この神様があるさえない会社員が目が覚めたときに目の前にいるところから物語は始まるわけや。
その神様が毎日課題を彼に課題をだして、その課題を実施していくことで人間的に成長していくというお話。
数々の自己啓発書を俺は読んできたけれど、こんなユニークな物語風な語り口は初めて!
にんまり笑いながら、スピーディーに読み進めていけるのに、しっかりと毎日のヒントを得ることが出来るようになっているのやわ。
しかし、この神様は食い意地がはっているし、煙草は吸うし、なぜか関西弁で、
前述のように、これって教徒の方が読んだら怒っちゃうんじゃないの?
と少し心配になったわけ。
でも物語の中にはあまり神様らしくない仏教の創始者釈迦も登場するので、
微妙な気持ちをもってしまうのはヒンドゥー教徒の方々だけではなさそう。
本の最後に付録としてガネーシャ名言集という物語の中からの言葉の再録があるのだけれど、
改めて目を通してみると、とっても深い、そして日常にいかせそうなヒントがいっぱいつまっているんや。
自己啓発書は読む気にならない・・・
という方でもこの物語だったら、楽しんで学べるんじゃない?
俺もたまにはトイレ掃除しようかしら?
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