大宮駅前の喫煙所でいつものように煙草を吸おうとポケットからラークを取りだした際に気が付いたんだ。
ライターがない・・・
どうもオフィスに置いてきてしまったらしい。
シャイな俺だけど、近くの煙草に火をつけたばかりの人に声をかけた。
”すいません、火かしてもらえますか?”
”もちろん、どうぞ”
”すいません”
無事、俺の小さな欲望は達成することが出来たんだけど、
いつものように俺は思っちゃったんだよ!
飲んでいる際だったり、ちょっと周りに気を遣いながら喫煙する際、
”たばこ吸ってもいいですか?”
”どうぞ、気にしないで・・・”
”すいません。”
煙草を吸うのにすいませんってね。
本来はすみません。が正しい日本語なんだろうけれど、
俺も含めて多くの人がMの子音を省略して”すいません”と発音することが多い。
子音のMと日本語の母音のIは続けて発音しにくい言葉なのかも。
全然今まで気がつかないで俺は発音していた。
その前日に電話でお客様と話していた際にも、また新発見!
お客様はこちらの提出した資料の営業所のテリトリー地図の確認のために連絡をしてくれたんだけれど・・・
越谷市にせんげん台という地名があり、
新千間台という営業所名があるわけだ。
”すみません、新鮮現代ってどこですか?”
そう入力するのが一番このトピックを伝えるのにわかってもらいやすいだろう。
しんせんげんだい”

あとでお客様の尋ねかったのは前述の新千間台ということがわかったんだけれど、
それは俺は”失礼ですが”それはどこの県ですか?””施設の名前ですか?”
の質問の後に”恐れ入りますが漢字での表記を教えて頂けますか?”
と質問した後。
”新しいの新、数字の千、間・・・”
千間台ね!
だけど言い方によって、これだけ理解が出来にくいってことを改めて俺は知ったの。
”しんせんげんだい”
イントネーションに大きな差はないけれど、
せんげんだいの”せ”にアクセントがない平坦な発音。
普段言葉を漢字でイメージすることに慣れている俺たち日本人の多くは
新とつくと、そこで言葉を修飾する語句だと無意識に反応して、わずかながらポーズをおいて発音していたんだわ。
新の後に気がつかないけれど判断出来ない程の間が普通はあったんだ。
その些細な間がないと、言葉が非常に伝わりにくいよということ。
日本語の発音は、実は普段目から入る情報に多分に影響されて脳で理解されている。
そんなことが数日前に初めて俺の頭に知識としてやってきた。
日本語って難しいね!
日本語を流暢に話している外国人の方々ってすごい!
とあらためて尊敬のまなざしなのでございます!

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