2012年07月11日

あご煮干 まるとん

まるとん(大宮)

まるとん.jpg

東という漢字を〇でかこんでまるとんと呼ぶようだ。
東口のお客様のもとへ向かう際にふと目についた”つけめん”というのぼり。
この道をちょっと進んだところに蕾の2号店があるけれど、
それにしては表示が店から離れすぎている。

客先へ向かう途中だったけれど、ちょっと右に曲がって確認作業。
なんと、そこには煮干しつけめんをうたったつけ麺屋さんがあるではないか・・・
煮干しつけ麺と言えば、この位置から20秒でたどり着ける前述の蕾第二章がある位置。
思いっきり挑発的な新規出店だよね!


→ 蕾 煮干分家記事

その名前を頭に印象つけたまま、打ち合わせを終え、
この日はランチにカレーをと思っていたのだけれど、やはりこのお店に向かってしまった。
俺の勤務地は大宮。
大宮にある麺屋さんは1軒でも見過ごすことは出来ないのだ。
※定期的に店がいれかわるラー戦場は除く。

店の前には黒板に書かれたこんな案内が・・・
本日の煮干し。

● あご(長崎産)
● 片口いわし(長崎産)
● 干エビ (ベトナム産)
麺 北海道産全粉

その日の仕入れで味が変わる案内はまさに10メートル?先の蕾2号店と同じじゃん!
すごい挑戦的!そして期待大!
店頭のメニューを確認すると、煮干し(炭火焼きアゴ)と大きく書かれた左に
濃厚魚介つけめん 
濃厚豚骨つけめん
の案内。
ということは、どちらも焼きアゴベースなんだろうか?
よくわからないけれど、券売機の一番目立つところにあった濃厚魚介つけめん(800円)を選択。
こちらのお店も麺の量200グラムと400グラムが同料金なので迷わず400をチョイス。
いつものように麺かためでのオーダーです。

カウンター席がメインのそんなに広くない店内だけれど、新しいお店のわりには俺の他に2人も客がいた!
※平日の午後2時30分、数日前大人気店の102は客が0だった・・・

ゆであがりに10分と書いてあったので、鞄から村上春樹の1Q84を取り出して読み進む。
天吾が2つの月を見つけたあたりで、
まずはつけ汁が出てきた。

まるとん汁.jpg

遅れること50秒、、今度はつけ麺にしては中太の茶色い模様のある麺が登場!
書籍を鞄の中に戻す。

まるとん麺.jpg


まずは麺を・・・
???
とっても柔らかい麺で味はそんなになく、ほんのり生暖かい・・・
って・・・ちゃんと冷水で十分しめてないんじゃない?
実際湯切りもあまり正確には行われていなかったようで、後半麺をもった器に大量に残された水分にちょっと驚いたり・・・

この麺見かけから推測すると、ちゃんと調理すれば結構なイケメンになりそうなんですけれど・・・
まあ麺はきっと誰もが・・・と思うところでしょう。

さてスープ・・・
確かに厳選?された煮干しを使用しているだけあって濃度があまりないスープなのにしっかりした味と香りがそこにはあるんだ。
焼きアゴの風味なんだろうね!
魚臭い・・・っていう生臭い味ではなくすっきりした、だけどコクがある仕上がり。
確かにスープには手をかけているわぁ・・・

トッピングは大きめにカットした鶏肉チャーシュー、メンマ、葱
具材は普通。
スープはとっても美味しいんだけれど、濃度がないので通常のつけ麺のように麺にはからんでこないわけで、
これってつけ麺じゃなくってらーめんの方がいいんじゃない?と思ったり。
蕾第二章に大胆に戦いを挑んだわけだけれど、今のところ味では負けている印象。
客数はわからないけどね・・・
せっかくこんな美味しいスープを抽出しているわけで、もっとこのスープを活かす方法を考えて欲しいものです。
って悪口みたいになっちゃたけれど・・・スープを最初一口味わった際は結構俺は喜んだんだよ!
と一応フォロー・・・です。



煮干つけめん まるとんつけ麺 / 大宮駅

昼総合点★★☆☆☆ 2.0



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