● 石焼つけめん
2012年6月26日
評価 Ｂ
数ヶ月ぶりに訪れた長後。もちろんめったに訪れることのない場所だからランチは前回食して感動した絶品らーめん店の能登山へ。
スープには動物系の素材をいっさい使用しないというこだわりのお店。
経験のある濃らーめんをオーダーすればぜっったいに外れはないのだけれど、
メニュー豊富なこちらのお店。
今回はメニューの一番左上のＶＩＰ席に表示がある石焼つけめん（７９０円）を選択することに。
もちろん麺は硬めでのオーダー。
注文の品をまっっている間に壁に案内があったサービス品がどうしても目から離れなくなったんよ。
絶品チャーシュー 通常２７０円→
１３０円。
今だけって限定の値段はやはり俺の心をくすぐるわけで・・・
しかもこちらのお店ウインナーやべーコン
なんかも販売しており、お肉屋が関わってるのか相当にお肉にもこだわりがありそうなの。
追加でオーダーして計９２０円の贅沢ランチ。
７分ほどしてまずチャシューが登場。
でかめの豚のチャーシューがⅠ個かと予想していたんだけど、銀のお皿に小さめのお肉のかたまりがいっぱい。
しかも脂分の多い牛肉でＹＯＳＯＵＧＡＩ！ＢＢＱで食べるスペアリブの骨なし版といった印象でビールが飲みたくなるわぁ・・・
ちょっとたれは俺には甘すぎる気もいたしますが。ジューシーな牛の脂の食感は幸福感いっぱい！
さて次に登場した麺のつけ汁。汁は石の器の中で地獄谷のように煮立っている。
その石の器を火傷しないように陶器に入れてくれているのが気配り上手。
麺はらーめんと同じ物を使用しているようで、前回食べた麺の味。
つけ麺にしては細い印象になるけれど、
歯ごたえのある表面がめちゃくちゃ俺の好みなの。
スープの中にはでっかい豚の角煮風チャーシュとねぎ。
あと豚肉を細かく刻んですりながされたものが入っております。
普段食べなれているつけ麺のすーぷとはまるで違い、ちょっと高級な日本料理のスープみたい。
野菜から抽出された優しいエキスが全体を上品にまとめているのです。
大根そぼろの汁にもちょっと味が煮ているかも。
前述のシャキシャキ麺とも相性ぴったりで、
らーめんを初めて食べた時ほどの驚きはなかったけれど、美味しかったです。
やっぱ長後に住んでいる方がうらやましいわぁ・・・
ら～めん のとやま （ラーメン / 長後駅）
昼総合点★★★★☆ 4.5
美味しいらーめんメニューへ
● 濃い口らーめん
2012年4月12日
評価 Ａ
らーめんは爆発だぁ！
じゃない芸術だぁ！
フランス料理やイタリア料理は食べる芸術品と形容される機会も多いけれど、
ラーメンを芸術的だなんて今までは思ったことがなかった。
ところがこちらのそんなに高くはないらーめんにすっかり心を奪われてしまったのよ。
４０年と数年生きてきて初めて下り立った小田急線の駅は長後駅。
仕事で訪れることがわかっていたので携帯電話をネットにつなげてらーめん店を検索してみたんだ。
あまり件数はなかったけど、ぶっちぎりの人気だったのが、この能登山。
山小屋風のインパクトのあるお店はすぐに見つかったよ。
とんこつ、鶏ガラ、動物脂は一切使用しておりません。
正義のアッサリ＆正義のコッテリ。
こんなコピーが大きく表示されているの。
店内もやはり山小屋風で入って左奥のカウンター席に案内されました。
メニューをみるとバラエティー豊か。
つけ麺、らーめん、坦々麺、
ベーコンにウインナー、ダシ注射玉子・・・
何？だし注射玉子？
そんなワード初耳なんですけど・・・
そう言えば壁にはでっかいダシ注射玉子のポスターが・・・
濃口 １３０円
薄口 １１０円
辛口 １４０円
半熟の茹玉子に注射器でダシを注入したというオリジナルなメニュー。
せっかくなのでこちらもオーダー。
ちなみにメインのらーめんは濃い口らーめんを選択。
こちらは通常は単品７００円とのことだけど、
ランチは日替わりらーめんとライスがついて６９０円。
たまたま俺が一番興味をもった濃い口らーめんがランチだったので迷わず、こちらを。
いつものように麺硬めでのオーダー。
”通常でも硬めですけれど、それよりも硬くしますか？”
“お願いします。”
麺は硬ければ硬い程好みなわけで・・・
ちなみにご飯はデフォルトは半ライスなんだけど、
並盛りでも大盛りでも同料金ということで、がっつり並盛りをお願いしたよ。
6分程経過した後に運ばれてきたらーめんとご飯。
“ダシ注射玉子は初めてですか？”
と尋ねられる。
”はい。”
”じゃあ、まずそのままわらずに一口食べてみて下さい。”
黒っぽいスープと麺の上には大き目のチャーシュー、前述のダシ注入玉子、葱、海苔、挽肉のつくね？
まず言われるままに玉子を人かじり・・・
何？これ！
プルンプルン玉子の中がプリンのように揺れております。
新食感で柔らかくってめちゃ美味だわぁ・・・
さてらーめん本体に着手。
スープは濃い醤油と魚のダシによって、相当にコッテリとも言えるんだけど、
動物系を使っていないだけあって全然しつこくないの。
動物系なしで、このコクは初めての体験です。
中太の麺はコシのあるざるそばみたいな食感で、こちらも初のお味。
さて先ほどつくねかと思った挽肉は固まりではなくムース状で、動かすとふんわりスープの中に
泳ぎ出てスープの味わいをより複雑にしてくれるのです。
麺もスープの具も初めてだらけの個性溢れるらーめん・・・
まさに驚きを与えてくれる最高に楽しくて美味しいらーめんだったよ。
こんならーめん店が近くにある長後の住民がうらやましかったり・・・
もう2度と俺は訪れないかもしれないしね・・・
いや、このお店を訪れることを目的にきっとまた来るかも・・・
ら～めん のとやま （ラーメン / 長後駅）
昼総合点★★★★☆ 4.5
美味しいらーめんメニューへ
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