えっ?380円?
他のらーめん店に向かうはずだった俺の足が目で認識したその値段で停止した。
日比谷線秋葉原駅すぐのところにある駅近なのに目立たないこのお店。
駅前の禁煙と書いてあるのに思い切り喫煙スペースになっている公園の一角に面したところにあり、
俺はその存在に初めて気付いたんだ。
以前からあったお店なのか、久しぶりに秋葉原を訪れる俺のためにOPENしてくれたのか?
夜10時過ぎ。
店舗は2階までが客席となっているようだけど、この時間は1階のみのご案内ということで、
少々待たされる。
2階は見ていないからわからないけれど、
1階はカウンターのみ7席ほど?
券売機ではもちろんらーめん(380円)を選択。
この時間帯って複数で訪れていたりする人が多いので食事が終わっても、なかなか席を立とうとしなかったりする人も・・・
10分程待ってようやく席に着けた。
”麺の茹で方はどうされます?”
と尋ねられたので、
“硬めで”と言いそうになったけれど、
壁に貼ってある案内を発見!
硬さは4種類で選択可能のようだ。
もちろん一番ハードなバリカタでオーダー。
値段が安いこともあってか、常に満席状態。
麺の茹で時間が少ないからか3分程で少し小さめの器のらーめんが登場したよ!
九州ラーメンのお店だったことが、ここにきて判明。
白濁したスープの中には細麺、キクラゲ、葱、薄いチャーシューが5枚。
まずはレンゲでスープを。
とんこつだけれど臭みは全くなくあっさりした関東風のとんこつ味。
細い麺は歯ごたえがよく(俺はもっと硬めの方が好みだけど)
シャキシャキしたキクラゲとの相性もばっちし!
濃厚好きな俺には味が薄すぎなスープも卓上のらーめんすーぷとニンニクをプラスしたら、いい感じになってきたよ。
シンプルでごく普通の関東風九州らーめんではあるけれど、
この値段で、これが味わえるのはお得感満載!
だって380円と言えばあの日高屋の中華そばよりも10円も安いんだもん。
決して突出した味のらーめんではないけれど、5.600円の値段の関東九州らーめんと比較しても決して引けをとらないお味で
俺はとっても気にいったよ。
チャーシューなんか、薄くてハムのような食感なのに、しっかり肉の味がしたもんね!
ただ量は相当に少ない(のは冷めないための九州らーめんの特徴)ので替え玉を頼まないと、
食後すぐに”お腹空いた〜”って俺のスタマは叫んでいたのだけれどね。
380円!この値段で考えれば一流のらーめんだと俺は思ったのだ!
秋葉原 福の軒 (ラーメン / 秋葉原駅、岩本町駅、末広町駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
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